夏のボーナス、冬のボーナスはいつ支給? 賢い使い道!貯金・新NISA・ローン返済の優先順位
会社や組織によって差はあるでしょうが、夏のボーナスは6月~7月、冬のボーナスは12月支給という会社が多いようです。公務員は支給日が決まっており、夏のボーナスは6月30日、冬のボーナスは12月10日となっています。
ちなみに、2026年夏の国家公務員ボーナス(一般行政職)の平均支給額は74万6,100円(前年比+5.6%)が見込まれており、前年に続き増加傾向にあります。民間企業でも東証プライム上場大企業を中心に前年比増の傾向が続いており、2025年冬ボーナスの平均は約87.4万円(前年比+4.4%)と堅調に推移しています。
ボーナスの使い道というと高額商品の購入やレジャーももちろんですが、今回はその中でも将来のための貯蓄・貯金に絞って、その上手な使い道(運用方法)について紹介していきたいと思います。
特に、これまではあまり貯金や貯蓄について考えてきていないという方は、せっかくまとまったお金が入ってくるボーナスシーズンだからこそ、少しまとまったお金を貯金や投資に使ってみるというのもいいかもしれません。
夏のボーナス、冬のボーナスはいつ支給されるのか?
2026年の夏冬のボーナスはいつ支給されるのかをまとめました。
| 夏のボーナス | 公務員:2026年6月30日 民間:2026年7月10日ごろ |
|---|---|
| 冬のボーナス | 公務員:2026年12月10日 民間:2026年12月上旬~中旬 |
テレビなどで夏のボーナス、冬のボーナスといったように報道されることがありますが、実はこのボーナスの支給時期というのは法律等で規定されているわけではありません。支給するしないを含めて会社が独自に決めてよいことになっています。
大企業は別として中小企業の場合、そもそも夏のボーナス自体がない、あるいはあっても寸志程度という会社も多いようです。
ボーナスがいつもらえるのか心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか?今回の記事はそんなボーナスを上手に「貯める」「増やす」ための使い道を考えていきましょう。
ボーナスの使い道の優先順位をつけよう
まずは、貯金や貯蓄、あるいはレジャーや高額商品の購入といったようにもらったボーナスについて使い道の優先順位をつけていきましょう。
今回は貯金や投資といった運用に関する使い道を紹介しますが、全額を投資に回す必要はないわけです。できるだけ投資や貯蓄に振り分けることを考えながらも、優先順位を考えましょう。
ただ、そうした中でも第1に優先したいのは「借金返済・繰り上げ返済」です。
特にカードローン(消費者金融を含む)やクレジットカードの分割払いやリボ払いなどの残高がある人はマストです。
ローンや借金がある人は返済を最優先!
定期預金による運用などは金利が低いケースも少なくありません。
そうした中でも、クレジットカードやカードローン、消費者金融などでお金を借りている場合には10~18%ほどの高い利息が発生するように設定されています。
預金金利が0.1%でローン金利が15%とすれば金利差は150倍です。もしも、現時点でカードローンの利用残高やクレジットカードの分割払い、リボ払いをしているというのであれば、もらったボーナスで一気に繰り上げ返済をしてしまうのが上策です。
上記記事でも書いていますが、こうした高金利の借金の繰り上げ返済は、その金利分の資産運用をするのと同じだけの経済効果を生みます。
現在、10%、15%といった利回りで運用するのは相応のリスクを取らないと難しいのが現実です。そう考えると、このような借金・ローンの繰り上げ返済は非常に効率的な投資と同じことです。
仮に20万円のローンがあり、これを14.5%で1年がかりで返済する場合、おおよそ16,000円ほどの利息を払う計算になります。これをボーナスで1度で完済してしまえば、1年後には16,000円手元に残る計算になります。
ボーナスの使い道の優先順位としては第1位にするべきです。なお、複数のローンがある場合は金利が高いものから支払うようにしましょう。
住宅ローンについては、ローン減税期間中は繰り上げ返済不要?
同じ借金でも、住宅ローンについては状況が変わります。
2022年以降の住宅ローン減税制度では、控除率が0.7%、控除期間は最長13年(一般住宅は10年)となっています。
この制度下では、借入金利が0.7%未満の場合のみ「繰り上げ返済よりも控除を受け続けた方が得」という状況になります。
近年は変動金利の住宅ローン金利が上昇傾向にあります。もし借入金利が0.7%を超えている方は、繰り上げ返済を行うメリットが出てきています。控除期間とご自身の借入金利を照らし合わせ、適切な判断をしましょう。ただし、カードローンや消費者金融などと比較すると金利水準自体は低いため、優先度は少し下がります。
レジャーや高額商品は貯金する金額を決めてから
借金の繰り上げ返済をしても残りがあるとして、そのお金を自分のためのお金と貯金にはどうやって振り分けをしましょうか?
おすすめの方法は、先に貯金する金額を決めてしまう「先取り貯蓄」です。
たとえば、ボーナスが50万円でローン等の返済後に30万円残るとしましょう。この時、先に「20万円は貯金する」と決めてしまい、残りのお金を自分の好きに使うとよいでしょう。
使って残った金額を貯金に回すのは心理的にも難しいものです。
冬のボーナスが支給されたら「ふるさと納税」を考えよう
ふるさと納税は、居住している自治体以外の自治体に寄付をすることで税制上の優遇が受けられる制度です。一定の金額までは寄付をした分だけ税金(所得税・住民税)が安くなる仕組みになっており、実質的な自己負担2,000円で寄付が可能です。
寄付を受けた自治体が「お礼の品(返礼品)」を送ってくれるため、事実上2,000円の負担でさまざまな品物がもらえる制度として人気です。
冬のボーナスが支給されると、サラリーマンや公務員にとってその年の年収がほぼ確定します。年収が確定すると、今年自分が「いくらまでふるさと納税できるか(控除上限額)」が明確になります。
正確な金額は年末調整が終わった段階で決まりますが、今年のふるさと納税の期限がある以上、ボーナスが支給された段階で上限目安を計算し、計画的に寄付を行うことをおすすめします。
自己投資・スキルアップへ活用して将来の収入増を目指す
金融資産への投資と並んで注目されるのが、ボーナスを自己投資(資格取得、語学学習、専門スキルの習得など)に活用する方法です。
語学・IT・専門分野への投資は、将来の収入増(昇給・転職・副業など)に直結する可能性があります。また、投資信託のような相場変動リスクがないのも特徴です。中長期的には金融資産への投資と同等か、それ以上のリターンをもたらすケースもあるため、ボーナスの有意義な使い道として検討してみてください。
ボーナスの運用でやってはいけないこと
ボーナスの運用において、やってはいけないことをいくつかピックアップします。
銀行や証券会社、保険相談などにノープランで相談する
たとえば「ボーナス資金を何かに投資してみよう」と思い立ち、具体的な知識や考えがないまま、銀行や証券会社、保険の相談窓口へ行くのは推奨できません。
彼らは金融のプロであると同時に、自社の商品を売る営業担当者です。金融庁からも顧客本位の業務運営が求められていますが、場合によっては手数料が高くリスクが見えにくい商品を勧められる可能性もあります。
ビットコインやソーシャルレンディングなど、はやっているものに飛び乗る
これらが絶対にダメというわけではありません。
しかし、投資を行うのであれば、それぞれの仕組みやハイリスクであることをしっかりと理解したうえで、万が一失ってしまっても生活に支障のない余裕資金の範囲内で実施するべきです。
ボーナスのおすすめの貯金・運用方法
ここからは、ボーナス(賞与)を上手に投資・運用する上でおすすめの方法を紹介していきます。
ボーナス専用定期預金を活用する
ボーナスの時期には、銀行が預金獲得のために定期預金キャンペーンを開催することがよくあります。通常の金利は低いですが、ネット銀行などであれば通常より高い金利が設定されることがあります。
特に、ボーナスの資金を今後数年以内に使う予定がある場合は、利回りが低くても元本が確保され、必要なときに出金(中途解約含む)できる定期預金が適しています。
新NISAを使って投資をする
せっかくのまとまった資金ですから、投資に回すというのも有力な選択肢です。
特に2024年から始まった新NISAは、ボーナス運用の優れたツールとなっています。新NISAでは、以下のように非課税枠が大幅に拡大されました。
- つみたて投資枠:年間120万円まで
- 成長投資枠:年間240万円まで(個別株や幅広い投資信託が対象)
- 非課税保有期間は無期限、生涯非課税限度額は1,800万円
毎月の積立に加えて、ボーナス月にまとまった金額を「成長投資枠」に入れることで、月々の積立だけでは使い切れない非課税枠を有効活用できます。
例えば「3:3:4ルール」という考え方があります。ボーナスの30%を新NISAに一括投資し、30%は生活防衛資金として預金に、残りの40%は自由に使うという配分です。年2回のボーナスで計36万円を投資に回し、仮に年利5%で運用できた場合、10年後には約461万円の資産形成が期待できます。
投資の勉強は必要になりますが、金融の知識を身に着けることは将来的にも必ずプラスになります。自分のお金を投資に回すことで、経済ニュースや日経平均株価の動きなどへの関心も自然と高まります。少額からでも投資を始めてみることは、長期的な資産形成の第一歩としておすすめです。
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まとまったお金が入ってくるボーナス時期は、資金の使い道を通して、お金との付き合い方を見直す良い機会です。
パッと散財するのではなく、日ごろのお金の使い方まで含めて再点検してみることをお勧めします。
特にご家族がいる場合は、子どもに必要な教育費やマイホームなどの大きな支出を見据え、長期的なマネープランを立ててみましょう。子どもの教育や養育に必要な金額については、以下の記事にある統計データなどを参考に計算することができます。
そのうえで、現在の収入と支出の状況(あるいは貯金できている金額)から、長期的な貯蓄の推移をシミュレーションしていくことが大切です。
以上、貯金上手になる為のボーナスの使い道でした。
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