銀行における小銭への両替が有料化されて久しく、これによってお店などで両替の受付ができなくなってきています。そうした中、小銭が必要になった時、できれば手数料をかけずに両替したいものですよね。今回は、小銭が必要になったとき、効率的に手数料無料で小銭を用意する方法を紹介していきます。

なお、逆に小銭をお札に両替したいときの方法については「大量の小銭・硬貨をお札・紙幣に両替する方法」で紹介しています。

小銭への両替は基本的に銀行を使う

多くの銀行の本店・支店には「両替機」という機器が用意されています。

ATMとは異なり、窓口と同じフロア(場所)に設置されていることが多いです。この両替機の利用については、各銀行でルールが異なりますが、口座を持っていれば一定の範囲なら無料となっています。

かつては一定枚数までの両替を無料とする銀行が一般的でしたが、現在ではその無料枠は縮小傾向にあります。いずれにしても、両替機の利用にはその銀行のキャッシュカード(口座)が必要になります。なお、無料枠については銀行ごとに異なりますので、口座を持っている銀行の公式ホームページ等で最新の手数料を確認してください。

銀行の両替手数料の引き上げについて

2018年以降、大手銀行をはじめとして両替手数料の値上げや無料枠の縮小が行われています。

たとえば三菱UFJ銀行では、従来の50枚まで無料という枠から、現在では10枚まで無料でそれ以上は有料となりました。11枚以上の両替を希望する場合は両替機専用カードが必要になります。

また、以前は地方銀行などでも50枚までは無料としているケースが多かったのですが、現在では多くの地方銀行や信用金庫でも51枚以上は有料化が進んでおり、両替手数料の値上げは業界全体で不可避な情勢となっています。

みずほ銀行の度重なる両替手数料値上げ

みずほ銀行は紙幣や硬貨の両替手数料を段階的に値上げしています。

2019年10月の改定では、口座保有者の無料枠が1〜10枚に縮小され、11〜500枚は550円(税込)へと変更されました。

さらに現在(2026年時点)では手数料が再度引き上げられており、11〜500枚の両替で990円(税込)の手数料がかかるようになっています。

このように、紙幣や硬貨の両替手数料はじわりじわりと値上げされているのが現実です。

複数の硬貨(紙幣)がちょっとずつ必要な場合

銀行の両替機の場合、両替できる単位はある程度まとまっています。

たとえば1円玉は「最低50円単位(50枚単位)」といったように少し大きめです。ちょっとした端数の小銭が必要な場合は、両替機ではなく、窓口を通じての「出金」を利用しましょう。

窓口で券種(金種)を指定して出金する

銀行のATMではなく、窓口では銀行口座(預金口座)から出金する時に券種を指定して出金することができます。

たとえば、100円玉を10枚、50円玉を20枚、10円玉を10枚必要だとします。

こうした時は、出金依頼書類に出金金額を2100円としたうえで、券種(金種)を選ぶ欄で100円のところに「1000円」、50円のところに「1000円」、10円のところに「100円」というように書きます。

こうすることで指定の券種で出金をすることができます。端数の枚数のお金が必要な場合でも利用できるので、この方法もお勧めです。ちなみに、硬貨だけでなく紙幣も指定できます。10万円を出金する時に1万円札10枚ではなく、1000円札100枚といったことも可能です。

※この場合でも、払い出し枚数が一定を超える場合は手数料がかかる場合があります。限度についてはご利用の銀行の窓口係にお尋ねください。

硬貨の入出金が可能なATMで端数出金する

銀行に「硬貨対応」のATMがある場合は、ATMを使って端数を出金する方法も使えます。

単純に「1990円」といった端数で出金するというものです。

たとえば1990円なら、1000円札1枚、500円玉1枚、100円玉4枚、50円玉1枚、10円玉4枚といった形で出金されますので、ちょっとした小銭が必要だというくらいであればこの方法が有効です。

紙幣の場合はATMで券種指定で出金することも可能

ちなみに、千円札が10枚欲しいというときもATMで、1万円ではなく「10千円」と入力すれば、1000円札で引き出すことが可能な場合があります。

注意:ATMの機種や設置場所による違い

この機能が利用できるのは銀行のATMが中心ですが、機種によって異なり、実態としてはうまくいかないケース(一万円札が1枚出てくる)も多く注意が必要です。

特にコンビニATMの場合は、「10千円」と入力しても一万円札が出てくることがほとんどです。これは、コンビニATMにとって限られた筐体での千円札の補充が大きなコストになるためだといわれています。

コンビニATMを利用して千円札が欲しい場合は、素直に「9000円」といった単位で出金する方が確実です。なお、コンビニATMの利用は多くのケースで引き出し手数料がかかりますが、「コンビニATMで手数料を無料にする方法」などを利用すれば、そうしたコストを抑えて現金を用意することが可能です。

以上、小銭が必要な時の両替のやり方、手数料をかけずに両替や引き出しを行う方法を紹介しました。各行で両替手数料の値上げや無料枠の縮小が続いているため、少しの工夫でムダな出費を減らすことができます。

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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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