全国津々浦々にあるコンビニエンスストア、ここに置かれているコンビニATMは数でみれば日本最大のATMネットワークとなっています。皆さんもちょっとしたお金の引き出しなどに使うことが多いのではないでしょうか?
そういうときに気になるのがコンビニATM利用時の手数料。
でも、心配は要りません。コンビニATMをお財布代わりにできるATM手数料無料術を公開します。
コンビニATMの種類と手数料
コンビニATMといっても数多くの種類があります。
代表的なのは上記のATMになるかと思います。
一般的に、多くの銀行はコンビニATMは提携ATMという扱いで、利用時の手数料は有料にしている銀行がほとんどです。
ただ、全国どこでも使えてほぼ24時間利用可能で便利なコンビニATM、できれば手数料無料で使いたいものですよね。
ゼロ金利の現在、数百円のコンビニATM手数料はもったいない
預金金利などほぼゼロみたいな状況が続いています。
都市銀行や地方銀行などは普通預金金利が0.001%になっているところがほとんど。これは100万円預けても100円しか金利が付かないレベルです。
そして、コンビニATMを一回使うだけで200円とかの手数料を取られると考えたら、バカみたいですよね。
もちろん、私も手数料をわざわざ支払うのは嫌です。
コンビニATMの手数料体系は銀行によって違う
コンビニATMの利用手数料(入出金手数料)は実は銀行によって違います。原則有料の銀行のほうが多いのですが、一部の銀行では回数制限付きながらコンビニATMの入出金手数料を無料にしているところもあります。
そうした銀行をうまく使って、ATM手数料ゼロを目指しましょう。
コンビニATM手数料が無料のネット銀行、銀行を活用する
月並みな方法ですが、ネット銀行などでコンビニATM手数料を無料としている銀行を使うというものです。
特に、ネット銀行は自前のATMを持たないことが多いため、基本的には提携ATMを借りている状況です。そうした状況でも利用者を増やすためにはコンビニATM等のコストを自分で負担することでユーザーの獲得を図っています。
PayPay銀行 3万円以上の入出金なら手数料無料
PayPay銀行は日本で一番最初に作られたネットバンクです。ワンタイムパスワードカードを無料で配布するなど、セキュリティがしっかりした銀行で、初めてのネットバンクにもお勧めです。
PayPay銀行は、セブン銀行、Enet、ローソンATMの他、ゆうちょ銀行ATMにも対応しています。
回数制限はなく“3万円以上の入出金ならATM手数料無料”となっています。回数制限なしで無料は大きいです。
いや、3万円も要らないという人は4万円出金して3万円入金すれば1万円だけの現金を手にできます。
3万円未満のATM手数料:162円
東京スター銀行 東京の地銀ですがネット口座で全国対応
東京スター銀行は東京の地方銀行ですが、ネット口座があり、こちらは全国対応です。オンラインバンキングサービスに注力しています。
ATM利用手数料が月8回まで実質無料が魅力で、コンビニATMを手数料無料で利用できます。また、明細書の郵送を停止すれば、振込手数料も月3回まで無料になります。
コンビニATMはセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-netに対応しています。また、ミニストップのイオン銀行ATMも対応。
決済用の銀行として非常に魅力的な銀行となっています。東京スター銀行を給与振込口座に指定すれば、普通預金金利が0.1%に大幅アップする点も魅力です。
ネットバンク(ネット専業銀行)並みの手数料で勝負している地方銀行です。
住信SBIネット銀行 条件を満たせればそれなりに
住信SBIネット銀行は2016年1月よりスマートプログラムを導入し、会員別のATM無料回数へと移行しました(それまでは全員無制限)。
ランクに応じて月2回~15回まで無料になります。古い情報のまま更新されていないページで完全無料などと書かれているケースもありますが、ご注意ください。
スマートプログラムについては「住信SBIネット銀行のスマートプログラムの内容と活用方法のまとめ」で詳しく紹介しています。
対応ATMは幅広く、セブン銀行、イーネット、ローソンATM、ゆうちょ銀行ATMに対応しています。
無料回数超過時のATM手数料:108円
楽天銀行 利用状況に応じてATM無料回数が付与
楽天銀行は標準の段階ではATM手数料は有料になりますが、預金残高等の条件を満たせばコンビニATMが数回無料になります。
「楽天銀行ハッピープログラム」というステージ別特典です。楽天銀行にそれなりの預金があるのであれば実質的には無料にできるのでしょうが、預金金額が少ない方にはちょっと厳しいATM無料条件ですね。
10万円未満 : 有料
10万円 : 1回無料
50万円 : 2回無料
100万円 : 5回無料
300万円 : 7回無料
無料回数超過時のATM手数料:216円
ちなみに、楽天銀行は普通預金が0.001%の金利の時代に、普通預金金利が0.1%と非常に高いです。
預金運用用の銀行としても実はかなりお勧めです。そうした意味で運用すればATM手数料の無料回数も余裕で確保できるかもしれません。詳しくは「銀行の普通預金金利が大幅アップ。楽天銀行「マネーブリッジ」のメリット、デメリット」をご覧ください。
その他:都市銀行・地方銀行で優遇条件を満たす
みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行といった都市銀行では、一定の条件を見対している事でコンビニATMの手数料を無料にするようなサービスを提供しています(一部地方銀行でも実施しているようです)。
ネットバンクなどに口座を持つのは面倒だという方には都市銀行、地方銀行などでの優遇条件を満たすようにしておくのも一つの手段かもしれません。
参考:都市銀行の一覧
条件については各都市銀行、地方銀行によって異なりますが、よくある条件としては。
- 運用資産(預金残高)が一定額以上
- 提携クレジットカードへの加入・利用
- 住宅ローン等の利用
- オンラインバンキングサービスへの申し込み
等が多いようです。
ただ、わざわざこうした条件を満たすよりは、最初からATM手数料を無料にしている銀行を活用する方が何十倍も簡単です。ぜひ活用しましょう。
ちなみに、ネットバンクは不安という方もいるかもしれませんが、日本で営業しているネットバンクはすべて預金保険(ペイオフ)の対象となっていますので、万が一の場合でも1000万円とその利息までは保護されます。
また、オンラインバンキングの不正利用などが不安だという方も多いと思いますが、そうしたオンライン被害についても補償をするようになっています。
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便利でお得なネットバンク(ネット銀行)を活用しよう
ネットバンクは今回紹介したコンビニATM手数料無料という点だけでなく、預金金利やサービス面などでもお得なサービスを提供しています。
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[bloglink url=”https://money-lifehack.com/bank/6966″]
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うまく銀行を活用していきましょう。
以上、コンビニATMで手数料を無料にする方法を紹介しました。
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