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銀行振込の入金が確認・反映される時間とリアルタイム送金ができる銀行

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意外と知らない人が多いものの一つに銀行で振込をした時、振込先ではその振込(入金)がいつ確認できるのか?ということです。知らないと入金したのに確認ができない!というようなトラブルが発生することもあります。
ただ、そんなリアルタイムに入出金を確認できない。というのも過去の話になりつつあります。

2018年10月9日には全銀ネットが24時間365日いつでも他行口座への振込に対応した新システムを稼働させました。これによって新システム対応の銀行は即時振込が可能となりました。

基本の振込時間は営業時間ベースからリアルタイムへ

2018年10月8日まで、日本の銀行の振込に関するシステムは1973年4月稼働の「全国銀行データ通信システム」を利用していました。
こちらは各金融機関からシステムに接続できるのは銀行の営業時間である「9時~15時」だったのです。その為、時間外の振り込みは翌営業日の8時30分ごろとなっていました。・

これに対して、リアルタイムでの入出金を可能になる「モアタイムシステム」が既存のシステムが稼働していない時間帯の振り込みをカバーするシステムです。
2018年10月9日にこれが稼働したことによって24時間365日の即時振込サービスが可能になったわけです。

  • 都市銀行
  • 地方銀行
  • 第二地方銀行
  • 信託銀行
  • その他の銀行(ネット銀行等)
  • 信用金庫
  • 信用組合

と、幅広い金融機関が24時間のリアルタイム振込に対応しています。

対象はモアタイムシステムに参加する銀行のみ

このリアルタイム振込に対応するには当然ですが、モアタイムシステムに接続する必要があります。2018年10月15日時点ではすべての銀行が対応しているわけではありません。

たとえば都市銀行だと、三菱UFJ銀行やりそな銀行、未遂住友銀行は対応していますが、みずほ銀行はシステム改修中のため不参加です。
かなりの銀行が参加しているので、銀行負込も実質的にリアルタイム入出金が可能になったと考えてよいです。

<モアタイムシステムに不参加の主だった銀行>

みずほ銀行、みずほ信託銀行、静岡銀行、十八銀行、親和銀行、SBI新生銀行、あおぞら銀行、SMBC信託銀行、セブン銀行、野村信託銀行、GMOあおぞらネット銀行、ローソン銀行

みずほ銀行系はシステム統合のため、十八銀銀行・親和銀行も同じでしょうね。開業から日が浅いGMOあおぞらネット銀行ローソン銀行も不参加です。

システムに対応していない銀行の振込時間

なお、振込元、振込先のどちらか一方でもモアシステム未対応の場合は、従来通りの入金時間となります。その場合、銀行振込処理がされるのは「平日(月~金)」である必要があります。土日ならびに祝日は振込処理はされません。

なお、窓口で振込を行う場合は混雑状況や処理によって手続きの時間が遅れてしまうことがあります。たとえば、窓口で15時ギリギリに振込依頼をした場合、処理によっては当日着金とならずに、翌営業日扱いとなる場合もありますのでご注意ください。

0時~8時59分までの振込

振込先では9時00分ごろ(処理によっては多少遅れることもありますが、遅くとも9時10分まで)には入金が確認できるはずです。

9時~14時59分までの振込

ほぼリアルタイムに振込先の口座で入金が確認できるはずです。

ただし、窓口の場合は処理の都合で遅れてしまい翌日扱いとなる場合もあります。窓口なら14時50分までには完了させておきたいところです。ATMやオンラインバンキングの場合はほぼリアルタイムとなりますので、15時ギリギリでも当日扱いとなるはずです。

15時~23時59分までの振込

翌営業日扱いとなります。翌営業日ですので、翌日が土日の場合は次の営業日(平日)の9時00分に入金の確認ができるはずです。

ですから、金曜日の15時(午後3時)をすぎての振込だと、入金が確認できるのは通常は、月曜日(平日の場合)の朝9時ということになってしまいますね。

振込は手数料のかからない銀行を活用しよう

銀行振込をよく利用するのであれば、振込のリアルタイム入出金はもちろん気になるところですが、それと同じように「手数料(振込手数料)」も重視しましょう。

最近のネット銀行であれば、同行間なら手数料無料、他行宛であっても一定の条件を満たせば振込手数料が無料となる銀行も多数あります。

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ぜひとも上手に活用してください。

それぞれのネット銀行、ネットバンクの詳細な情報については「ネットバンク比較ランキング」が詳しく比較されているので参考になります。