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銀行振込のやり方と振込に必要なもの

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銀行振込について経験がないという方も結構多いみたいです。特に、これまでお金の管理をしてこなかった新社会人や大学生の方なども社会に出ると、色々な支払い等で振込をする機会が増えてきます。

そんな時、窓口やATMなどで慌てないための振込のやり方や必要なものについてまとめます。また、銀行振込に関するよくある質問やトラブルの事例もまとめてみました。
銀行振込をお願いされたけど、よくやり方がわからない、銀行振込でトラブったという方向けの記事です。

銀行振込3つの方法

銀行振込をする方法は大きく3つあります。

  1. 窓口で振込をする方法
  2. ATMで振込をする方法
  3. オンラインバンキング(ネット)で振込をする方法

それぞれで必要なものや方法、手数料が変わってきます。

銀行の窓口での銀行振込

窓口での振込は3通りの方法の中で一番手数料が高く付きます。受付時間は対応時間である開店(午前9時)から午後3時までとなっています。また、銀行によっては午後2時を過ぎると翌日扱いとなるケースもありますのでご注意ください。

指定の振込用紙に送金先の口座番号、氏名等を記載して窓口に提出をして手続きをします。

現金で振込をする場合、10万円超の場合は「身分証」が必要になります。一方、銀行口座内から振込をする場合は「通帳・キャッシュカード」「届け出印鑑」の2つが必要になります。ただし、金額が高額となる場合は本人確認のために身分証の提示や暗証番号の入力を求められる場合があります。

基本的には手数料も高いのであまり使用する機会はないかと思いますが、ATMでは振込ができないような高額の振込をしなければならないケースでは窓口を使う必要があります。

ATMでの銀行振込

銀行に設置してあるATM(現金自動預け払い機)を使って振込をする方法です。必要なものは「キャッシュカード」+「暗証番号」で振込が可能です。ゆうちょ銀行などは通帳でも可能ですが多くの場合はキャッシュカードで振込をする形になります。

なお、ATMでの振り込みは窓口で振込をするよりも手数料が安く設定されているのでこちらを使った方がお得です。待たなくてもいいですし。

ただし、ATMでの振り込みは「限度額」が定められていることが多いので数100万円単位といった多額の振り込みはATMではできないケースがありますのでご注意ください。

一部の銀行はコンビニATMでの振込にも対応

ちなみに、ATMを使った振込はセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどに設置されているコンビニATMでも一部銀行は対応しています。ただし、コンビニATMを使っての振込は通常の振込手数料に加えて、コンビニATM利用手数料(100円~400円程度)が別途発生します。

緊急時には良いかもしれませんが、コスト的にはあまりお得ではないです。

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オンラインバンキング、スマホアプリでの銀行振込

パソコンや携帯電話、スマートフォンなどを使ってネットで銀行振込をする方法です。

最近では、ネットバンク等を中心に各銀行はの口座管理用のスマホアプリを提供しています。アプリ経由であればスマホ操作だけて手軽に銀行振込が可能となっています。

今回紹介している3つの振込方法の中では一番手数料が安いです。

特に、後述するようにネット銀行(ネットバンク)では、月に一定回数までであれば振込手数料が無料となるようなサービスも行っています。ネットでの操作は面倒、怖いという方もいらっしゃるかもしれませんが、アプリなどを使った送金であれば、かなり手軽に行えます。

ログインID、パスワード、暗証番号の3つが通常必要です。

なお、最近のスマートフォンで利用する場合、iPhoneの場合FaceID/touchIDなどを使ってログイン認証を行えるような銀行も増えています。

銀行振込を利用するなら圧倒的にネットバンキングがお得

前述のとおり、銀行振り込みを使うならネット経由が一番手数料を節約できます。
最近のオンラインバンキングはパソコンはもちろんですが、スマートフォンやタブレットなどにも対応しているので、より手軽になりました。

たとえば、利用者も多いであろう三菱UFJ銀行から、他の銀行に3万円を振り込むという場合の手数料を見てみましょう。

  • 窓口振込:880円
  • ATM振込:440円(コンビニATM利用なら+110円~440円)
  • オンラインバンキング振込:220円

このようになっています。「ネットバンクの振込手数料比較と振込手数料が無料の銀行」でも紹介していますが、ネット銀行(ネットバンク)なら振込手数料を一定回数まで無料としているような銀行もあります。

2016年には日銀によるマイナス金利政策が実行されて、銀行預金の金利は普通預金なら0.001%という水準が一般的になっています。この金利100万円預けてもたったの10円しか金利が付かない計算です(税引き後は8円)。
1回分の振込手数料にもなりません。このような低金利の時代だからこそ「手数料」は気にしたいところです。

銀行 無料回数 備考
GMOあおぞらネット銀行 月1回~15回 無条件で月1回は無料です。預金額などに応じて最大で月15回まで無料にできます。
住信SBIネット銀行 月1回~15回 ランク制になっています。ランク2(月3回無料)までは比較的簡単に達成できるのでお勧めです。
楽天銀行 月0回~3回 預金残高などに応じて振込手数料回数が無料になります。楽天銀行内に10万円以上の預金があれば、月1回~無料になります。

 銀行振込に関するよくある質問

以下では銀行を使った送金・振込に関してよくある質問をまとめたものです。

・振込するときに必要な相手の情報って何?

銀行名、支店名、口座番号、口座種別(普通預金or当座預金)、振込先の名前です。振込先の名前は知らなくても振込できますが、確認のため必ず控えておきましょう。後述する振込間違いの予防になります。

・間違った相手に振り込んだ場合はどうなる?

組み戻しという作業が行えますが、手数料がかかるほか、間違って送金をした相手の承諾が必要となるなどとても大変です。相手に拒否される場合もありますので、銀行振込をするときは、必ず送金先を指さし確認するようにしましょう。
参考:銀行振込で振込先を間違えた時の返金手続きの流れ

・銀行から郵便局(ゆうちょ銀行)へ振込はできるの?

以前はできませんでしたが、郵便局が「ゆうちょ銀行」となったことから振込ができるようになりました。ただし、受け入れ先がゆうちょ銀行で銀行振込の登録している必要があります(ゆうちょ銀行の番号とは違う、銀行振込専用の口座番号で振込をします)。なお、ゆうちょ銀行同士の振込はATMやネットバンキングなら手数料無料でできてお得です。
参考:ゆうちょ銀行の電信振替、電信払込、通常払込の違いと送金のやり方

・コンビニATMから銀行やゆうちょ銀行に振込はできる?

銀行のキャッシュカードを通じては可能です。現金振込は対応していません。なお各コンビニATMと利用中の銀行が提携している必要があります。振込手数料のほかコンビニATM利用手数料が必要になります。
参考:コンビニATMを使って銀行振り込みをする方法と振込手数料節約術

・銀行振込は即時反映されるのですか?

銀行の時であれば即時反映されます。時間9時~15時以外の時間でも24時間リアルタイムで反映されます。対応していない銀行は従来通り9時~15時までが即時反映でそれ以外は翌営業日扱いとなります。
参考:銀行振込の入金が確認・反映される時間とリアルタイム送金ができる銀行

・銀行口座からではなく、現金振込はできますか?

10万円以内なら窓口、ATMで利用可能です。10万円超の場合は窓口経由でなら振込ができます。ただし、手数料が割高になるのであまりおすすめしません。また、マネーロンダリングなどの不正防止のため、振込目的などのを確認されます。

・銀行口座を持っていないけど振込はできるの?

上に書いている通り、銀行内のATMであれば現金振込は可能です。現金+手数料を持っていき、ATMまたは窓口で手続きをします。ただし、利用金額の制限があるほか手数料も高いので基本的にはお勧めしません。

銀行口座を使わない送金方法も?個人間送金アプリ

フィンテック(ファイナンス×テクノロジー)という言葉があるように、最近では金融とITを連携したサービスが多数登場しています。

中でも送金について、従来は銀行振込が送金の基本となっていましたが、最近では個人間送金アプリというものも登場し、お金のやり取りをアプリを通じて行える仕組みも多数登場しています。

個人間送金・集金アプリのサービス比較とメリット、デメリットのまとめフィンテック(Fintech)の仕組みの中で注目を集めているのが個人間でのお金をやり取りするテクノロジー(アプリ)です。 食事代金...

個人間送金アプリだとPringは送金コスト無料でやりとりが可能です。まだまだ発展途上な面も大きいですが、こうしたサービスが登場するのも面白いところですよね。

以上、振込のやり方や振込手数料のしくみ、振込に必要なものを紹介してきました。

知っている人にとっては当たり前という話かもしれませんが、銀行振り込みって社会人になってから初めてするという方も多いみたいで、意外とニーズがあるみたいです。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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