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お金や投資・金融の勉強をしたい方が読むべきおすすめ書籍・本の紹介

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books-1421560投資や資産運用に限らず、保険、住宅購入、子供の教育費、老後など人生においては様々な形で「お金」と付き合うことになります。そんなお金との付き合い方から個別の株式投資や投資信託などの運用など様々な形で勉強になる投資本を紹介していきます。

儲かるテクニックやノウハウというよりも、金融や投資、あるいは人生において知っておくべき、知っておくと役に立つという視点で書籍を紹介していきます。金融機関の鴨にされないためにもぜひともご一読ください。

投資に対する概念や考え方を知ることができる本

投資のテクニックではなく、あなたの人生の中で投資をどのように活用するべきか?金融機関に騙されないためにはどうしたらいいのか?ということを学ぶことができる本です。

チャートの読み方とか売買テクニックという話よりも、まずはこうした投資や資産運用、お金に関するリテラシーを磨くことができる本を最初に読むことをお勧めします。

ちなみに難易度というのは私が実際に読んで思った本の難しさです。★が少ないほうがより前提知識がなくても読みやすい本という意味で勝手につけています。

 

カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済

細野真宏さんは予備校の数学指導で人気の講師です。その方が書いている経済と政治のニュースがわかる本となっています。発売は2003年と相当古いため、内容も多少古いところもありますが、イラストや平易な文章で経済や金融の基本中の基本をわかりやすく説明する書籍としてはNo1だと思います。

経済ニュースなどで当たり前に使われている言葉の意味や、なぜそうなるのか?という論理部分もしっかりと説明されています。語り口調で書かれた文章なので難しい本は読みたくないという人にも最適です。中学生や高校生でも十分に読めるはずです。

難易度:★

 

知らないと損する 池上彰のお金の学校

平易な解説では定評のある池上彰さんのお金や経済に関する基礎知識本です。お金の歴史、銀行、投資、保険、税金といった金融・経済に関する基本ともいえる部分を丁寧に網羅している書籍です。投資を始めようと思っている方はもちろん、お金や金融のことをあまり知らない高校生や大学生、新社会人にもお勧めです。

一方である程度前提知識があるという方にとっては簡単すぎると思われるかもしれません。そういう方は「おっ」と思う部分だけを読むような読みとばしでも問題ないかと思います。

難易度:★

 

図解 誰も教えてくれないお金の話

広く浅く、経済といった大きなくくりではなく、もっと私たちの生活に密着したお金に関する説明する書籍ですです。普段の生活や銀行預金、投資、保険、マイホーム購入といったお金に対する判断をするときに役立つ、実践的な内容が解説されている本です。

 

全面改訂 超簡単お金の運用術

山崎元さんの書籍です。運用術と書かれているように、具体的に超簡単に運用するにはこうしておけ、という部分にまで踏み込んでいます。とりあえずETFか手数料の安いインデックスファンドを分散して買っておけば十分という内容なのですが、その理由を説明する過程で投資においてどういうことを考えるべきなのかが説明されています。

その他、401k(確定拠出年金)やNISAなどの運用方法や生命保険、住宅購入、外貨預金などにも言及されています。人生におけるお金の向き合い方を勉強できる本です。

銀行の窓口などで超複雑なファンドを買わされた……。という人はぜひ読むべきです。

難易度:★★

 

臆病者のための億万長者入門

こちらは橘玲(たちばな あきら)さんの著書です。バッサリとした内容でそれを言っては身も蓋もないというところもありますが、単純軽快で合理的な考え方が好きという方にお勧めです。

投資で儲けるというのではなく、人生を生きるうえで労働による収益性を高めることの重要性、複利の重要性、世の中は不公正であることなどが書かれています。投資によって儲けるということが最適解ではないという部分が多く言及されています。

私個人的には私を含む普通の人にとって「働くことによる収入」は「自分の労働力(人的資本)の収益性を高める自己投資のコツ」でも紹介したようにかなり重要なものだと思っています。

難易度:★★

 

敗者のゲーム

いわゆるインデックス投資におけるバイブルともいわれている本です。個人投資家が投資で成功するにはインデックスファンドへの投資を通じた長期投資であるということを様々なデータや背景をもとに説明しています。

ちなみに、高度な情報化によって株式市場は勝つことよりも「負けないこと」が重要になってきたということを説明しています。

投資において失敗しないためには長期投資をすること、市場平均に基づく投資をすること、資産を分散することを教えています。日本でも企業年金が消え確定拠出年金が中心になってくるなど、投資とは無関係でいられなくなっています。その一方で「専門家」ではない人たちがプロと同じ土俵で勝負をすることはできません。

翻訳された書籍なので少し読みにくい部分もあるうえ、用語もやや専門的です。前提知識が要求される部分もあるので、上記の二冊を読んだ上だと取り組みやすいと思います。

難易度:★★★

 

金持ち父さん・貧乏父さん

勤労所得だけでなく、不労所得(お金に働いてもらう)ということの重要性が書かれている本です。一方で、労働という部分をラットレースと表現し、そうした収入を過小評価する内容でもあります。マルチ商法などでこうした部分が利用されることも多いため、このシリーズを親の敵とでも言わんばかりに嫌う方もいらっしゃいます。

資産を自動車のように収益を生まないものではなく、価値を生み出すものに投資するべきという重要性を述べています。この考え方は「投資」を考える上では大変重要だと思います。

難易度:★★★

 

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ

橘玲さんによる経済的な独立や自立を手にするための方法を紹介した本。上記の金持ち父さん、貧乏父さんの日本版とも言えそうな内容です。内容としてはやや上級者向けでマイクロ法人を作っての自営や節税対策といった内容も含まれています。どちらかといえばすでに所得が高い人に向いている内容といえそうです。
ただ、文章自体はわかりやすく難しいものではありません。こういう世界や考え方があるということを知っておくのは少なからずプラスになると思います。

難易度:★★

まとめ。本から学べることは非常に多い

私たちは投資に限らず様々なお金についての決断を日々していく必要があります。株式や投資信託などに投資をするというだけでなく、保険を契約する、住宅を購入する(住宅ローンを契約する)など様々です。

そうしたとき、有利な選択をするためにも金融に関する知識を身に着けておくことは力になるはずです。

今回紹介した本は、そんな眉唾な情報に対して自分自身で判断できるような知識を身に着けることができるための本です。投資の勉強をしたいというのであればまずはこれらの本を一度、手に取ってみることをお勧めします。

お金や投資などに関する情報はインターネットでも便利に検索して探すことができますが、やはり書籍というのは、体系化された情報としてひとまとめに読むことができます。

内容も初心者向けから投資経験者向け、上級者向けといったように様々です。文庫なら数百円で購入できるわけですし、最近はKindleのような電子書籍を利用すれば場所もとりませんし、移動中にスマホで読むことだってできます。

お手軽な自分に対する投資です。

 

以上、投資の勉強をしたい方がまず読むべき金融と投資のおすすめ書籍・本の紹介でした。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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