引越をするというのはご家庭における大きな節約のチャンスです。不用品の整理はもちろんですが、あまり活用していない月額課金系の契約やサービスの解約、光熱費や携帯電話代やネット接続料金、駐車場代や自動車関連費用などの生活固定費などの見直しをするチャンスです。

普段なら契約の見直しなどが面倒でも引越のタイミングならどうせ移転の連絡などをする必要があるわけで、そのついでの見直しも可能です。せっかくのタイミングですから上手に節約しましょう。

引越をするタイミングはお金にまつわることを整理するチャンス

引越というタイミングは、様々な節約のチャンスです。今回はそんな引越のタイミングで上手に活用していきたい節約術を「引越前」「引越時」「引越しの後」の3つの時系列ごとに紹介していきたいと思います。

家計における節約は「家計見直しや節約に効果的なのは固定費の削減!」でも紹介したように毎月きまってかかる費用を減らすことです。でもそれって面倒だし、結構大変です。そうした固定費も引越のタイミングならどうせ、引越の手続きが必要になるわけですから、色々整理することができますよね。

また、あまり使っていない不用品の整理もしっかりやりたいところです。捨てるという選択肢ももちろん一つではありますが、リサイクルショップや買取専門店などを活用すれば、それもお金にできます。

引越前のタイミングで見直したい節約術

引越前・引越の計画段階から考えていきたい節約術を紹介していきます。

家賃・駐車場代はできるだけ安いところを借りる・家賃交渉する

引越ををするということはすでに引越先が決まっているというケースも多いかもしれませんが、引越先が決まっていないのであれば家賃や駐車場代を抑えましょう。「家賃の節約!収入に対する家賃の目安はいくらくらい?」でも紹介していますが、旧来は家賃は収入の3割・1/3といった言い方をすることが多かったものの、これは額面(総支給)ベースの基準です。家庭における支出が多様化した現在では、手取り収入の25〜30%以下に抑えることが推奨されています。

一般家庭における固定支出でかなり大きな家賃や駐車場代は積極的に見直しましょう。賃貸住宅を探している方は引越のタイミングで家賃交渉をするのも手だと思います。家賃交渉をしやすいのはやっぱり、契約前の段階です。また、初月や数ヶ月分の家賃が無料になる「フリーレント交渉」や「礼金ゼロ交渉」も入居前であれば検討の余地があります。詳しくは「賃貸住宅における家賃値下げ交渉(家賃交渉)のポイント」もご一読下さい。

引っ越し代金(引越業者)は時期の工夫と相見積もりで安くする

引越代金は近隣でも数万、遠方なら数十万円も費用がかかるケースは少なくありません。さらに、物価高を背景に引越費用はピーク時で2021年比1.5倍以上に高騰しているというデータもあります。引越費用を安く抑えるためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 時期をずらす: 1月・6月・9〜11月の閑散期は、繁忙期(2〜4月)と比較して大幅に安くなります。
  • 時間帯や便の工夫: 午後便や時間指定のないフリー便を活用すると10〜20%の削減が可能です。平日利用ならさらに20〜30%安くなる傾向があります。
  • 梱包・運搬の工夫: 自分で梱包を行うことで1〜3万円の節約、長距離の場合は他の荷物と一緒に運ぶ混載便の活用で30〜50%の削減が期待できます。

その上で、複数の業者から見積もりを取って価格交渉する「相見積もり」を活用しましょう。自分で複数の業者に申し込みをするのは面倒なので一括見積もりサービスなどを利用することをお勧めします。

また、その他の引越代を節約する方法については「引越代・引越費用を節約するためのコツと業者の選び方」でもまとめていますので、こちらもぜひご参照ください。

生命保険はライフステージが変わるなら見直す

保険は多くの方が色々な保険に加入していることかと思います。生命保険、医療保険、個人年金保険、収入保障保険、個人賠償責任保険、自動車保険、自転車保険、火災保険、地震保険など様々な保険があり、私たちの生活における「万が一」を守ってくれるのは保険です。

その一方で「生命保険・医療保険は損をする金融商品」で紹介しているように、保険というのは自分でそのリスクに対応できるのであれば本来は加入すべきではありません(その分を貯金した方が効率的)。

その見直しのタイミングとして有用なのはライフステージの変化です。引越のタイミングというのが、結婚した、子供が生まれた、子供が独立したといったようなタイミングであれば引越と同時に保険を見直すチャンスです。

クレジットカードは不要なものがあれば解約する

年会費がかかるけど、ほとんど使っていない机の中に眠っているクレジットカードなどはありませんか?どうせ引越の時には住所変更の手続きが必要なのですから、使っていないカードがあれば解約してしまいましょう。

また、年会費がかからないというタイプであっても、使っていないのであれば利用限度枠の問題や不正利用などのリスクを考えるのであればリストラしてしまった方がいいかもしれません。カードのリストラについては「クレジットカードをリストラ(解約)すべき3つの理由と方法」もご参照ください。

月額定額課金サービスなどは解約も検討する

近年サービスの種類が増えているのがこの月額課金サービスです。サブスクリプションモデルとも呼ばれるこのタイプのサービスは日々増えており、便利でおトクな反面で使わないサービスを使い続けるのは大変に無駄です。

月額動画見放題サービス」「月額雑誌読み放題サービス」「月額音楽聞き放題サービス」などが代表的ですね。引越のタイミングで見直しをする必要性は薄いかもしれませんが、せっかくのタイミングなので不要な物は解約してしまいましょう。

他にも新聞代なども昔からある月額定額課金サービスですよね。新聞代の節約には「日経新聞の記事や過去記事の検索ができる日経テレコン活用法」でも紹介している方法などもおすすめですよ。

引越時の節約で不用品はお得に処分しよう

引越の節約において不用品の処分というのは有効な手です。

自動車を手放す

自動車を手放すというのも一つの選択です。自動車は維持費がかかります。駐車場代、ガソリン代、車検費用、自動車税・自動車重量税、自動車保険料。ソニー損保の調査によると、月平均維持費は14,100円(税金・ローン除く)で増加傾向にあり、これに各費用を加えると年間30〜50万円超の出費になるケースも少なくありません。

最近では「タイムズのカーシェアリングサービスを1年使って分かったメリットとデメリット」で紹介したように、必要な時だけ必要なだけ使うという自動車の新しい使い方も増えています。特に自動車の維持コストが高い都心などの都会だとカーシェアリングで車も借りやすいので、自動車によほどのこだわりが無いなら、売却してカーシェアリングに切り替えた方が安くつく可能性が高いです。

なお、自動車を手放す際は「ズバット自動車買取(中古車一括査定)」などをご活用の上、上手に売却しましょう。

引越時に出る不用品は買取してもらう

引越時に荷造りをしていると、もう使わないな……というものが出てくることも多いかと思います。本・CD・DVD・ゲーム・洋服・バッグ・小物などがあります。そうした不用品については自分で買取屋やリサイクルショップに持ち込みをして現金化してしまいましょう。また、粗大ごみとして処分する場合は自治体の回収サービスを利用するのが一般的に安価ですが、事前に費用の目安を確認しておくことをおすすめします。

忙しくてそんな暇がないという方は宅配を利用した買取サービスや不用品買取の一括依頼サービスもあります。

>>ネットオフで不用品を整理する

また、時間と余裕があるならメルカリなどのフリマアプリやネットオークションなどで販売するという手もあります。比較的高値で売れそうなものは自分で売って、値段が余りつきそうにないものは買取店でまとめて買ってもらうというのも手かもしれませんね。

引越後も上手に節約・手続きをしよう

引越をして新生活を開始するという場合でも、色々な節約やお得をする方法があります。

最重要!電力会社・ガス会社の乗り換えで光熱費を削減

2016年の電力自由化、2017年のガス自由化により、引越のタイミングは電力・ガス会社を切り替える絶好の機会です。生活スタイルに合ったプランや、ガス・電気のセット割などを提供する会社を選ぶことで、年間で平均2.8万円程度の節約になるというデータもあります。引越手続きの際に、現在契約している地域の大手電力・ガス会社だけでなく、新電力や新ガス会社のプランも比較検討することを強くおすすめします。

ネット回線費用・プロバイダ費用・携帯電話料金

今や家庭の支出において大きな割合を占めることになった通信費は引越のタイミングこそ積極的に見直しをしたいところです。通信費だけで月に2万円、3万円とかかっている家庭は少なくないです。

  1. そもそも固定の光回線(ネット回線)は必要か?スマホで代替できないか?
  2. 光回線が必要なら、スマホの契約は節約できないか?
  3. スマホの契約はドコモ、au、SoftBank、楽天モバイルの4大キャリアである必要はあるか?ahamo、povo、LINEMOといったサブブランドや、格安スマホ(MVNO)への乗り換えは検討できないか?
  4. 光回線はセット割引などが活用できないか?

検討するべき項目はたくさんあると思います。

特に自宅のネット回線をどうするか?というのは引越の時はしっかりと考えたいところだと思います。今、ご自宅に光回線があるとしても、スマートフォンで代替できないか?パソコンを使うにしてもテザリングで対応できないかどうかなどは検討してよいと思います。

光回線については「インターネットの「光回線」のサービスと仕組みと価格比較」なども参考になるかと思います。

ちなみに、新しくインターネット回線を引くという場合、キャッシュバック等のキャンペーンに目が行くということもあるかもしれませんが、こうしたキャッシュバック目当てでネット回線等を申し込みしようと考えている方は「ネット回線・光回線をネットや家電量販店で申し込みする時の注意点」もご一読ください。

また、携帯電話料金は常に見直すべきです。少なくとも年に1回はMNPをして回線乗り換え特典を享受しましょう。

最新MNPキャンペーン比較ランキング!スマホキャリアは1年ごとに乗り換えがお得な理由同じケータイキャリアをずっと使い続ける価値は低くなっています。携帯電話回線を10年、15年と同じところを使っている方も多いかもしれません...

忘れずに行いたい!引越後の住所変更手続きチェックリスト

引越後は節約だけでなく、必要な手続きを漏れなく行うことも重要です。以下のリストを参考に、速やかに住所変更等の手続きを済ませましょう。

引越後の主な手続き一覧

  • 役所関係:転入届(引越後14日以内)、マイナンバーカードの住所変更、国民健康保険・国民年金の手続きなど
  • ライフライン:電気、ガス、水道の使用開始手続き
  • 金融機関等:銀行口座、クレジットカード、各種保険(生命保険、火災保険など)の住所変更
  • その他:運転免許証の住所変更(警察署等)、インターネット回線の移転・新規開通、郵便物の転送手続き(郵便局)

引越というタイミングは色々なものを整理することができるので、節約のチャンスでもあります。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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