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日経新聞の記事や過去記事の検索ができる日経テレコン活用法。証券会社版は無料で使える

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経済系の新聞といえば日経新聞(日本経済新聞)がとても代表的な新聞ですね。日経新聞は電子版もありますが、無料で読めるのはダイジェストだけです。全文を読むためには電子版として4,277円/月を支払う必要があります。

また、新聞購読とセットの日経Wプランは5,509円となっています。

その一方で日経新聞の当日の記事や過去記事の検索などが利用できる「日経テレコン」というサービスがあります。こちらを利用すれば、日経新聞の朝刊、夕刊、地方版などの記事の他、過去の記事情報まで検索して記事本文を読むことができます。

実質的に日経新聞が読めるようなオンラインサービスなのですが、一部のネット証券では日経テレコン○○証券版を提供しており、無料で使えます。今回はそんなお得で便利な日経テレコンのサービスとその活用方法を紹介していきます。

日経新聞と日経電子版の料金体系

日経新聞や日経電子版を利用する場合の基本料金は下記のとおりです。

日経新聞 日経新聞の電子版
朝刊のみ 朝刊+夕刊 電子版のみ Wプラン
購読料 4,000円 4,900円 4,277円 +1,000円

電子版のみの4,277円はかなり高く、通常の新聞にプラスするWプランを利用するほうがかなりお得な価格設定になっています。

  • 電子版のみ:4,277円
  • 朝刊+電子版(Wプラン):5,000円
  • 朝刊+夕刊+電子版(Wプラン):5,900円

このようになります。電子版のみを取るくらいなら朝刊+Wプランで電子版を読むほうがよさそうですね。

夕刊まで入るエリアだと高くなりますが、この辺りは営業マンと交渉すれば夕刊を止めてもらうこともできます。

この辺りは下記の記事で詳しく紹介していますのでご参照いただければと思います。

新聞代を節約する方法のまとめ、割引や値引き、新聞記事を無料で読む方法 毎朝自宅まで届けてくれるニュースソースの新聞。最近では新聞離れという言葉もよく耳にするように新聞は取らないというご家庭も増えてい...

日経テレコンとは何か?

日経テレコン」という日本経済新聞社が提供するデータベースサービスがあります。過去30年分の新聞・雑誌記事に加えて、国内120万社の企業情報、人事情報までを手に入れることができます。

ちなみに、日経テレコン(通常版)の月額利用料は8000円/月(税別)という価格設定になっています。日経新聞の電子版よりも高い価格設定になっていますが、日経各紙に加え各種雑誌情報まで過去の分も含めて閲覧でき、その他にも企業情報など様々な情報にアクセスできるので納得の価格設定かもしれません。

この日経テレコンを利用すれば、日経新聞を含む日系各紙の新聞記事の大半を無料で読むことができます。

一方で、そんな価格を出すくらいなら素直に日経新聞のWプラン(5,509円)を利用するほうが安くなります。

そんな方にお勧めなのが簡易的な手段として日経テレコン(○○証券会社版)を利用するというものです。

証券会社の日経テレコン○○証券版を活用

一部のネット証券では、株取引のツールの一つとして日経テレコンの一部機能を提供しています。

これは日経テレコンが提供しているサービスの一部を、機能制限版ながらサービスを提供している証券会社を通じて無料で利用できるというものです。そのため、有料プランと比べるとサービス内容にはは差がありますが、無料でこれだけの情報が手に入るのであれば十分です。

証券会社によってサービスの詳細は異なる部分もありますが、以下は代表的な大手ネット証券でもある楽天証券が提供している「日経テレコン 楽天証券版」の提供情報についてまとめます。

1)きょうの新聞記事(3日分)

当日、前日、前々日の日本経済新聞朝刊、日本経済新聞夕刊、日経産業新聞、日経MJ(流通新聞)、日経地方経済版の記事見出しと記事本文が読めます。

「一面」「総合」「政治」「経済」「国際」「視点焦点」「アジアBiz」「企業」「投資情報」「マーケット総合」「マーケット商品」「教室」「スポーツ」「社会」「文化」といったように順に並んで、見出しをクリックすると記事が読めるようになっています。

過去3日分の日経4紙がの記事の大部分が読めるわけです。

※テレビ欄や相場欄、小説、寄稿文章などは掲載されていません。

2)記事検索

個人的に一押しの機能がこの記事検索です。

過去の新聞記事を検索することができ、その全文を読むことができます。

検索対象は日本経済新聞、日経産業新聞、日経MJ(流通新聞)、日経金融新聞、日経地方経済面、日経プラスワンです。キーワードで検索することができるため、企業名などで検索すればその会社が取り上げられた過去の記事を調べたりすることもできます。

楽天証券版では過去1年分が検索できます。

この機能が思った以上に便利です。日経新聞などを読んでいて気になる記事があってもそのメインワードで検索したら過去の記事まで含めて追っていくことができます。

他にも仕事などで気になる言葉あったらキーワードで検索してみたら過去の流れまでわかります。

日経テレコンを提供している証券会社

この便利な日経テレコンを2020年現在提供している証券会社は、楽天証券の1社になります。いずれも口座を開設すれば無料で利用することができます。丸三証券さんも提供していましたが、2020年12月28日で終了となります。
もちろんネット証券の口座開設や利用において手数料はかかりません。

楽天証券(日経テレコン楽天証券版)

日経テレコン(楽天証券版)を同社のトレードソフトである「Market Speed(PCソフト)」やスマートフォンアプリである「iSpeed」を利用すれば無料で利用することができます。

MarketSpeedもiSpeedも楽天証券に口座を持っていれば無料でインストール可能なソフト(アプリ)となっています。

特に、スマホ株アプリの「iSpeed」をインストールしておけばスマートフォンでも日経テレコンを通じて日経新聞等の記事が読めるので外出先などでも上手に活用できます。

なお、iSeedのアプリ自体は口座を持っていなくてもインストールできますが、日経テレコンを利用するには楽天証券の口座開設が必要です。もちろん、楽天証券の口座開設は無料です。

>>楽天証券公式ホームページはこちら

投資をするうえで、あるいは仕事のために日経新聞を読んでいるという方は少なくないと思います。上手に活用してください。

まとめ。お得な情報、ツールを上手に活用しよう

日経テレコン○○証券版は日経新聞などの経済新聞の情報を手軽にかつ詳細に無料で手に入れることができることができる便利ツールです。

投資においてもビジネスにおいても情報はとても重要なものです。そうした情報を手軽に手に入れることができるツールを上手に活用しましょう。

特に、私は楽天証券版を活用しています。スマホでニュースを見るだけでなく、記事を検索できるというのは強いところで、株式投資で気になる企業名での検索は勿論、ニュースなどで気になるキーワードを検索して関連記事を探したりもできます。

以上、日経新聞の当日記事や過去記事の検索ができる日経テレコン活用法を紹介しました。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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