引越をする時にかかる引越代って、実は基準があって無いようなものです。引越代を節約したいと考えているのであればそれこそタイミングから業者を呼ぶタイミング、見積もりの取り方までしっかりと計画をたてて行う必要があります。

今回はそんな引越代・引っ越し費用を節約するための具体的な方法や考え方、料金相場について詳しく紹介していきます。

引越し代を左右する最大の要因は「時期」と「料金相場」

引越し代を節約するためには、まず現在の料金相場と、時期による価格変動を理解しておくことが重要です。

時期・人数別の引越し料金相場

引越し料金は、「通常期」と「繁忙期」で大きく異なります。一般的な引越し料金の目安は以下の通りです。

■引越し料金の相場目安

  • 単身引越し:通常期 約57,000円 / 繁忙期 約88,000円
  • 2人引越し:通常期 約90,000円 / 繁忙期 約130,000円
  • 3人以上の家族引越し:通常期 約100,000円 / 繁忙期 約150,000円

上記のように、繁忙期になると料金は通常期に比べて1.5倍近く高くなるケースもあります。

繁忙期と閑散期の違いを理解する

引越し業界の繁忙期は2月頃から徐々に始まり、3月〜4月にピークを迎えます。この時期は転勤や進学などで引越し件数が集中するため、スタッフもトラックも不足しがちです。そのため、価格決定権は業者側にあるといえます。

一方で、1月、6月、11月などは引越し需要が比較的落ち着いている閑散期にあたります。(※12月は年末の転居需要があるため、業者によって状況が異なります。)
閑散期は引越し会社にとってトラックや人員に余裕がある状態になるため、価格決定権が利用者側になりやすく、値引き交渉がしやすい時期です。

引越し代を節約したいのであれば、時期をコントロールすることが大きなポイントとなります。しかし、転勤や進学などの事情で時期をずらせない方も多いでしょう。
そこで、繁忙期であっても引越し代を抑えるための具体的なテクニックを次で紹介します。これらの方法は閑散期でももちろん有効で、より大きな割引を引き出せる可能性があります。

引越し代を節約する具体的なテクニック集

引越し時期の調整以外にも、引越し代金を節約するための様々なテクニックがあります。

引越しの荷物を減らす・自家用車を活用する

引越し料金は、運ぶ荷物の量(トラックのサイズ)によって大きく変動します。持ちものを減らせばその分引越し代金も安くなります。不要なものはオークションやリサイクルショップ、買取サービスなどを通じて売却したり、あらかじめ処分しておくのがおすすめです。
また、段ボールに入るような小物類は、自家用車やレンタカーを使って自分で運ぶことで、業者のトラックサイズや作業員数を減らし、料金を圧縮することができます。

単身パック・小口便を活用する

一人暮らしの方や荷物が極端に少ない場合は、専用のボックスに荷物を詰めて送る「単身パック」や「小口便」の利用を検討しましょう。
たとえば、ヤマトホームコンビニエンスの「わたしの引越」であれば専用ボックス1本につき18,700円から利用できるなど、一般的な引越しプランよりも大幅に費用を抑えられるケースがあります。(※料金は時期や移動距離によって変動します。)

梱包・荷造り作業を自分で行う

引越し業者には、荷造りから荷解きまで全てお任せするプランもありますが、梱包作業を自分で行うプランを選ぶことで、10,000円〜30,000円程度の節約が可能です。手間はかかりますが、費用を抑えるためには効果的な方法です。

引越しの日程に自由度をもたせる

引越し日を「○月×日」と限定してしまうと、業者のトラックに空きがない場合、高めの料金を提示されやすくなります。あらかじめ「×日〜△日のあいだ」といったように、フレキシブルな引越し日程を提示できると、業者の都合に合わせやすくなり、料金を安く抑えやすくなります。

・土日祝日よりも「平日」、お日柄は「仏滅」などを狙う
引越しは土日や祝日などの休日に集中します。また、六曜(大安など)を気にする方も依然としていらっしゃいます。そのため、「平日」かつ「仏滅」や「赤口」など、比較的予約が埋まりにくい日を選ぶことで、通常より5〜10%ほどの割引が期待できる場合があります。

・午後便(フリー便)を利用する
引越しには、午前便と午後便(または時間指定なしのフリー便)があります。
午前中の引越しはスタート時間が確定しており計画が立てやすいため人気です。一方、午後便やフリー便は「午前便の作業が終了次第スタート」という開始時刻になることが多い分、引越し代が安く設定されています。

引越しが決まったら早めに見積もりを取る

飛行機の早割チケットと同様に、引越し業者も「トラックのスケジュールを早めに埋めること」を重視します。引越しが決まっているのであれば、ギリギリになって見積もりを取るよりも、1ヶ月以上先の日付で見積もりを取る方が、早期割引を引き出しやすくなります。
また、各引越し業者が実施している「特定の曜日限定割引」や「クレジットカード払い割引」などのキャンペーン制度がないか、公式サイト等で確認して活用するのも手です。

引越し業者の一括見積もりサイトの利用方法と交渉のコツ

節約テクニックを把握した上で、最も重要なのが見積もりの取り方です。一括見積もりサービスを利用して複数業者から見積もりを取り、競争させる手順と交渉術を紹介します。

一括見積もりサイトは業者を選び過ぎない

一括見積もりサイトを利用する際、あまりに多くの業者にチェックを入れると、対応や断りの連絡が非常に大変になります。多くても5〜6社程度に絞って見積もりを依頼しましょう。
知名度のある大手業者だけでなく、地域密着型の中小業者も含めておくと、特に近距離の引越しでは大きな割引が期待できることがあります。

相見積もりは絶対に行う

引越しには定価というものが存在しないため、相見積もり(複数の業者から見積もりを取ること)は必須です。複数の会社に価格競争をさせることで、10〜20%程度の値引きを引き出せることも珍しくありません。
最近では、コロナ禍以降、スマートフォンでの写真送信やビデオ通話を用いたオンライン見積もり・AI見積もりが普及しています。業者の訪問なしで手軽に概算を把握できるため、複数社への相見積もりも以前よりずっと簡単に行えるようになっています。

見積もりにおける上手な値切り・交渉方法

訪問見積もりやオンライン見積もりを実施する際、引っ越し代金をお得にするための交渉術を紹介します。

1)即決しない

「今ここで決めてくれたら○○円にします」と営業されることは多いですが、即決は避けましょう。複数社を競合させる方が最終的に安くなる可能性が高いです。「夫(妻)や会社に相談してから決めます」といった保留の理由をあらかじめ用意しておくと断りやすいです。

2)値引きできそうな条件はあらかじめ提示する

「平日でもOK」「時間はフリー便で構わない」といった割引が効きそうな条件は、早い段階で伝えましょう。逆に「引越し日は○日限定」といった譲れない条件も明確にしておくことで、現実的な見積もりが出やすくなります。

3)他の業者の数字を元に交渉する

「A社は○○円だったのですが…」と他社の金額を提示して交渉するのは非常に有効です。閑散期など業者側に余裕がある時期であれば、複数業者に同じ時間に見積もりに来てもらい、その場で競争してもらう方法もあります(ただし、アポイントの重複は業者にあまり喜ばれない場合もあります)。金額だけでなく、サービス内容も踏まえて総合的に判断しましょう。

4)誠意ある態度で交渉する

見積もりを出し、実際に荷物を運んでくれるのは人間です。「安くして当たり前」といった横柄な態度をとってしまうと、担当者も「この人のために頑張って交渉しよう」とは思えません。感謝の気持ちを持ち、誠意ある態度で交渉に臨むことが、結果的により良い条件を引き出すことにつながります。

以上、引っ越し代金を節約する具体的な方法と見積もりのコツについて解説しました。引越しを控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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