クレジットカードを使って投資信託の積立投資ができるサービスが各社から登場しています。ネット証券大手のマネックス証券でも展開されており、2026年3月26日より新たに「JCBカード」が対応したことで、ポイント還元率やキャンペーンの選択肢がさらに広がりました。

現在、マネックス証券でのクレカ積立には、NTTドコモが発行する「dカード」、JCBが発行する個人向け「JCBオリジナルシリーズ」、マネックス証券が発行する「マネックスカード」を使う3種類の方法があります。

この記事では、「結局どのカードで積立を始めるべきか」「JCB追加でどう変わるのか」「2026年10月からのマネックスカードの還元率改定と年会費永年無料化」について詳しく比較・解説します。

迷ったらこう選ぶ!3つのカードのおすすめ診断

  • 年会費無料で高還元を狙いたいなら: dカード(一般)
  • 課税口座で毎月10万円を満額積立するなら: JCBゴールド / プラチナ(※要 月5万円以上のショッピング利用)
  • NISA口座を利用し、ドコモ経済圏を活用するなら: dカード GOLD / PLATINUM
  • 新規入会キャンペーンでキャッシュバックを得たいなら: JCBカード(一般・ゴールド等)

マネックスカード、dカード、JCBカードの一般カードを徹底比較

還元率と、貯まるポイントの違いについて解説します。年会費無料(または実質無料)で持てる一般カードの基本還元ルールは以下の通りです。

積立金額の範囲 dカード(一般) JCBカード
※月5万円以上利用時
マネックスカード
※改定後・月5万円以上利用時
5万円以下の部分 1.1% 0.5%~1.0% 1.1%
5万円超~7万円以下の部分 0.6% 0.5%~1.0% 0.6%
7万円超~10万円以下の部分 0.2% 0.5%~1.0% 0.2%
条件 なし 月間5万円以上の
ショッピング利用が必須
月間5万円以上の
ショッピング利用

【重要】JCB一般カードは月間利用額に注意
JCB一般カードは、前月16日〜当月15日のショッピング利用合計額が5万円以上の場合のみ0.5%還元となります。5万円未満の場合はポイント付与が0%となるため注意が必要です。ゴールド以上なら0.5%~

比較して分かる通り、一般カードにおいて無条件で高い還元率となるのは「dカード」です。なお、dカードの1.1%還元は「100円につき1ポイント+1,000円ごとに1ポイント」という二重計算方式で算出されます。

クレカ積立の基本情報・スケジュールの違い

基本情報 dカード JCBカード マネックスカード
申込締切日 前月8日
(非営業日は前日)
前月8日
(非営業日は前日)
8日の前営業日
(前月)
カード決済日 原則12日~15日 原則12日~15日 〆切の翌営業日
買付日 1日 1日 20日の3営業日前
非営業日は翌日
引落日 買付月の10日 買付月の10日 買付月翌27日

プレミアムカードの実力比較:dカード vs JCBカード(月10万円積立時)

マネックス証券のクレカ積立において、上位カードが真価を発揮するのは「ゴールドカードやプラチナカード」を利用した場合です。それぞれのカードで「課税口座(特定・一般口座)」と「NISA口座」を利用した場合の実質的なリターンを比較しました。

【課税口座】でのクレカ積立比較(非NISA)

NISA口座を使用しない「課税口座」でのシミュレーションです。dカード(一般)とdカード GOLDの課税口座での還元率は同一であり、5万円を超える部分で還元率が落ちます。一方、JCBゴールドは月5万円以上のショッピング利用という条件を満たせば、10万円満額まで一律1.0%の還元率を維持します。

カード種別 年会費(税込) 還元率(積立額ごとの内訳) 年間獲得pt 実質リターン
(獲得pt – 年会費)
dカード GOLD 11,000円 5万円以下:1.1%
5万超〜7万以下:0.6%
7万超〜10万以下:0.2%
8,760 P – 2,240 円分
(実質マイナス)
dカード PLATINUM
(初年度)
29,700円 5万円以下:3.1%
5万超〜7万以下:2.6%
7万超〜10万以下:2.2%
32,760 P + 3,060 円分
JCBゴールド
※月5万円利用時
11,000円 10万円満額まで:一律1.0% 12,000 P + 1,000 円分

※dカード PLATINUMの2年目以降の還元率は、前年のショッピング利用額に応じて変動します。

非NISA口座で毎月10万円を満額積立する場合、JCBゴールドはdカードGOLDの還元額を上回ります。

【NISA口座】でのクレカ積立比較

一方、「NISA口座」で買い付けた場合は、dカード GOLDやPLATINUMに優遇条件が適用されます。

カード種別 年会費(税込) 還元率(積立額ごとの内訳) 年間獲得pt 実質リターン
(獲得pt – 年会費)
dカード GOLD 11,000円 10万円満額まで:一律1.1% 13,200 P + 2,200 円分
dカード PLATINUM
(初年度)
29,700円 10万円満額まで:一律3.1% 37,200 P + 7,500 円分
JCBゴールド
※月5万円利用時
11,000円 10万円満額まで:一律1.0% 12,000 P + 1,000 円分
さらに還元率を上げる「ドコモポイ活プラン」

dカード GOLD または dカード PLATINUM を保有し、かつ「ahamo ポイ活」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」のいずれかのプランを契約していると、積立還元率が通常比 +1.0% アップします。これにより、dカード PLATINUMの初年度NISA口座積立では最大4.1%の還元を受けることが可能です。

マネックス証券でNISA口座を開設している場合は、dカード GOLDやPLATINUMを利用すると高い還元率を受けられます。JCBカードにはNISA専用の特典設定がないため、NISA口座での利用はdカードのプレミアムカードが適しています。

JCBカードなら「松井証券」との併用(ダブル積立)も可能

JCBオリジナルシリーズを使ったクレカ積立は、マネックス証券だけでなく「松井証券」でも提供されています。

還元率アップの条件である「月間5万円のショッピング利用(前月16日〜当月15日)」は、カードの利用総額に対して判定されます。そのため、日常の買い物で月に5万円決済を達成すれば、マネックス証券と松井証券の両方で同時に条件をクリアできます。

つまり、JCBゴールドを保有して月5万円のお買い物をすれば、マネックス証券で月10万円(1.0%還元で月1,000P)と、松井証券で月10万円(1.0%還元で月1,000P)を合計し、毎月2,000ポイント(年間24,000ポイント)を得る仕組みを構築できます。

>>松井証券のクレカ積立を解説!JCBカードで最大1%還元

dカード GOLD・PLATINUM保有者なら「THEO+ docomo」の併用もおすすめ

dカード GOLDやdカード PLATINUMをお持ちの方で、ドコモ経済圏を活用しているなら、ロボアドバイザー投資の「THEO+ docomo(テオプラスドコモ)」でのクレカ積立も選択肢となります。

dポイントクラブのランク(5つ星)などの条件を満たせば、THEO+ docomoでのdカード積立で最大1.0%のポイント還元が受けられます。証券会社でのクレカ積立とは別枠でポイント還元付きの投資枠を増やせるため、ゴールド以上のdカードをお持ちの方には適しています。

dカード PLATINUMの年間特典に関する注意点

dカード GOLDやPLATINUMでは、ショッピングの年間累計利用額に応じた特典を受け取ることができます。

お買物額累計(税込) dカード GOLD dカード PLATINUM
100万円以上 最大10,000円相当 最大10,000円相当
200万円以上 最大20,000円相当
300万円以上 最大30,000円相当
400万円以上 最大40,000円相当

【重要】クレカ積立の買付金額自体は年間利用額の累計には加算されません。あくまで日常のショッピング決済等で年間100万円以上(PLATINUMなら最大400万円以上)の利用がある場合に、積立の還元と併せて手厚い年間特典を受け取ることが可能です。

クレカ積立の比較前に確認したい注意点

対象外カード・対象外ケースについて(JCB)

JCBのクレカ積立は、JCBが発行する個人向けの「JCBオリジナルシリーズ」のみが対象です。家族カードや法人カード、またカード裏面に「(株)ジェーシービー」以外の発行会社名が印字されている提携カード(楽天カードやイオンカードのJCBブランド、東海東京証券の提携JCB等)はすべて対象外となります。

マネックスポイントの有効期限とdアカウント連携

マネックスポイントの有効期限は、「ポイントを獲得した日の翌年度末(3月31日)」です。有効期限を迎えると失効するため、年度末が近づいたら他社ポイントへの交換や株式手数料への充当を行いましょう。

また、マネックスポイントのまま利用したい方は、「dアカウント連携」を行わないようご注意ください。連携を行うと、マネックスポイントは自動的にdポイントに交換されます。

マネックスカードは2026年10月から条件追加(年会費は永年無料化)

これまで年1回の利用で無料となっていたマネックスカードの年会費(通常550円)は、2026年10月引落分より「永年無料」に改定されます。

一方で、2026年10月買付分(11月ポイント還元分)より、カードショッピング利用金額に応じて積立還元率が変動する条件が追加されます。

2026年10月以降のマネックスカード還元率(5万円以下の積立部分)

  • 月間利用額 5万円以上:1.1%
  • 月間利用額 1万円以上5万円未満:0.55%(※5万超〜7万部分は0.3%、7万超〜10万部分は0.1%)
  • 月間利用額 1万円未満:0%

月に1万円未満の利用だとポイント還元が0%になるため、メインカードとして利用しない場合は注意が必要です。

【マネックス証券の活用術】クレカ積立+d払い積立の併用

マネックス証券では、「クレカ積立(月10万円)」と「d払い積立(月5万円)」の併用が可能です。

d払いアプリ内の「かんたん資産運用」を通じて、d払い残高を使った積立が月5万円まで設定でき、0.5%のポイント還元が受けられます。これにより、総額15万円分までキャッシュレスで投資信託を買い付けることが可能です。d払い積立は、事前に「dアカウントとマネックス証券の連携」を行うことで利用できます。

読者タイプ別のおすすめ結論と申込手順

目的別のカード選びまとめ
  1. 年会費を抑えて高還元で始めたい人(dカード推奨)
    複雑な条件なしで、年会費無料で最大1.1%還元を受けたい方は「dカード(一般)」が適しています。
  2. 課税口座で10万円満額積立したい人(JCBゴールド推奨)
    NISA枠を使い切っており、月に5万円以上のカード利用が見込める方は、一律1.0%還元の恩恵を受けられる「JCBゴールド」が選択肢となります。
  3. NISA口座で高い還元を狙いたい人(dカード GOLD/PLATINUM推奨)
    NISA口座を利用する予定があり、ドコモのサービス利用で年会費の元が取れる方は、「dカード GOLD」や「dカード PLATINUM」を利用することで最大3.1%(ポイ活プラン併用で最大4.1%)の還元を享受できます。
ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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