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楽天カードで投信積立+売却で年間6000ポイントがほぼノーリスクで手に入れる方法

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2018年10月より楽天カード(クレジットカード)を使って楽天証券において投資信託を月額5万円までカード払いで購入できるようになりました。購入時には1%相当の楽天ポイントも付与されます。

これを活用して、投資信託の積立+売却を利用してほとんどリスクなく、年間に6000ポイントを貯めることができる方法を紹介していきます。

投資に興味がない方、リスクがあるから怖いという方でも活用できる方法です。

(追記)

2022年6月より楽天カードを利用したポイント還元に対して修正が実施されます。

  • 2022年6月:楽天キャッシュによる積立開始(0.5%)
    ※キャンペーン期間(2022年12月)までは1%還元
  • 2022年9月:楽天カードによる買付のポイントが1%還元から一部ファンドは0.2%還元に下落

となります。長期積立投資をしている人にとっては年内は救済措置があるものの、ややマイナスと言わざるを得ない感じですね。

一方で0.2%還元に落ちるのは信託報酬が一定以下のファンドのようで、手数料が高い投信を「あえて」購入して即売りすれば実質的なダメージはゼロという、長期投資家よりも短期のコジ活的な投資家を優遇するような改正となりそうです。

 

楽天カードで投資信託が買えてポイントも貯まるようになった

この方法のミソといえる部分は2018年10月より楽天証券において投資信託の積立投資の代金支払いに「楽天カード払い(クレジットカード払い)」が追加されたことによります。

衝撃的だったのは、このクレジットカード払いで投資信託を買った場合、購入代金の1%分のポイントが貯まるという点にあります。月額上限は5万円なので、マックス購入で500円相当(500楽天ポイント)が貯まるわけです。年間だと6000円ですね。

今回はこの仕組みを上手に使って、できるだけリスクを抑えてポイントをたくさんゲットする方法を紹介したいと思います。

 

楽天カードで投信を積立して年6000ポイントを手に入れる方法

具体的な方法を紹介していきます。

  1. 楽天カードを作り、楽天証券、楽天銀行にも口座を持つ
  2. 楽天銀行と楽天証券の口座を連結(マネーブリッジ)しハッピープログラムに登録
  3. 楽天カードの引落口座を楽天銀行にしておく
  4. 毎月5万円分、国内債券型の投資信託の買い付け設定をする
  5. 買付後、適当なタイミングで買った投信を売る
  6. 翌月も買い付けされる
  7. 適当なタイミングで売る
  8. 以下、6以降をループ

こんな感じになります。

最初に手続きさえしておけば、あとはほとんど勝手に買付をしてくれるので毎月500ポイントが自動的に生み出されるようになります

もちろん、売らずに運用するのももちろんOKです。つみたてNISA口座でも同じくクレカ積立が可能なので、運用にも利用していきましょう。

 

楽天カードを作り、楽天証券、楽天銀行にも口座を持つ

このスキームを実行するにあたっては楽天グループの「楽天カード」「楽天証券」「楽天銀行」の3兄弟が必要になります。

サクッと作ってしまいましょう。なお、楽天銀行の口座は楽天証券の口座を作るときに同時申し込みが可能です。

>>楽天カード公式ホームページ

>>楽天証券公式ホームページ

など、楽天証券への口座開設には「マイナンバー(個人番号)」が必要になります。通知カードでOKなので手元に用意しておきましょう。

カード作成や口座開設の手続は、少なくとも数日~数週間はかかると思いますので、今日はここまでという方は、以下は流し読みでもOKです。

 

楽天銀行と楽天証券の口座を連結(マネーブリッジ)しハッピープログラムに登録する

楽天証券と楽天銀行の口座開設が完了したら、「マネーブリッジ」の手続きをします。マネーブリッジというのは、楽天銀行の普通預金口座と楽天証券の投資資金を自動スイープ(連携)する手続きです。

これをしておくと、楽天証券で売買する投資資金の窓口が楽天銀行の普通預金口座になります。普通預金の預金金利も大幅アップするという副次的なメリットもあります!

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また、この時に楽天銀行の「ハッピープログラム」にも登録しておきましょう。これは楽天会員IDと楽天銀行を「リンク手続き」することで、楽天銀行の利用に応じて楽天ポイントが貯まるようになります。

要所要所で紹介しますが、まさに“塵も積もれば山となる”というポイントプログラムです。

 

楽天カードの引落先を楽天銀行に設定する

投資信託を購入する楽天カードの引き落とし先も楽天銀行に設定します。手続きは楽天カードの管理画面(楽天e-NAVI)から行えます。

前述のハッピープログラムに登録しておくと、楽天カードの引き落としで3ポイント~9ポイントが毎月もらえます。

また、楽天市場でお買い物をする方は、楽天カード払い+楽天銀行引落だとSPU(スーパーポイントアッププログラム)でポイント還元率がアップします。

 

毎月5万円分、低リスク型の投資信託の買い付け設定をする

カード払いで買える上限は5万円なので、満額設定するのがおすすめです。

ただし、どの投資信託でもよいというわけではありません。今回の楽天カードと楽天証券を使ったスキームは、購入(投資)をする投資信託の収益ではなく、楽天カード決済によるポイント(1%相当)を狙うという方法になります。

※もちろん楽天ポイントだけを目的にするのではなく、運用益も目指すため別のファンドを買うという選択ももちろんありです。

購入する投資信託は以下の条件を満たす必要があります。

  • 購入時に手数料のかからないノーロードファンドである
  • 日々の価格変動がほとんどない投資信託
  • 1%のポイント付与対象であること

ちなみに、具体的には楽天証券では以下のようなファンドが該当します。「信託報酬」というのは投資信託の運用コストでこれが小さいほど、効率的なファンド運営をしているという指標になります。

2022年7月13日以降は一定以上のコストが発生する投信でないと1%還元ではなく0.2%還元となってしまうので注意してください。

  • 東京海上・円資産バランスファンド
  • 三菱UFJ 国内バランス20
  • 三菱UFJ 日本バランスオープン 株式20型

このあたりが2022年8月現在だと1%還元対象です。

具体的な設定方法を紹介します。

  1. 楽天証券にログイン
  2. 投資信託を検索する
  3. 投資信託詳細ページで「積立注文」をクリック
  4. 引落方法で「楽天カードクレジットカード決済」を選択
  5. カード番号等を入力して登録
  6. 積立金額
  7. 分配金コース選択(どっちでもOK)
  8. 口座選択(特定口座がおすすめ)
  9. 目論見書を読む

ちなみに楽天カード払いの場合、積立指定日は毎月1日となります。楽天カードの利用代金分は1日~月末分が翌月27日引落となります。決済分が落ちないということがないように、早めに楽天銀行の普通預金に買い付け代金以上を入金しておきましょう。

参考:クレジットカード別の締め日と引落日

これで楽天カードの利用代金(投信買い付け代金)の1%分(5万円なら500ポイント)が手に入ります。

 

適当なタイミングで買った投信を売ればOK

設定が完了されると、毎月1日に投資信託の買い付けが行われます。ただし、受け渡し日(決済日)の関係があるため、あなたの楽天証券の口座に反映されるタイミングは数日遅れます。口座に買い付けをした投資信託が反映されていれば、あとはいつでも売却することができます。国内債券型のファンドであれば損益はほとんど生じていないはずです。なので、売却自体は2日に可能となります。

売却した代金は楽天銀行の普通預金口座に入金されます。楽天カードでの支払いも楽天銀行普通預金から行われるので、出金していなければその代金でほぼ相殺できるはずです。

以下は、ループとなります。翌月の1日に自動的に投信が買われるので、また適当なタイミングで売ればいいのです。

もちろん、資金に余裕があるなら売らずに運用したままにしておくというのもアリです。債券型ファンドとは言っても、超低金利の銀行預金に入れているよりは増える可能性もあります。

 

注意点!現金化目的とみなされたらカード停止のリスクはある?

楽天カードはクレジットカードの中でも途上与信(利用状況の管理)に厳しいカードとなっています。

会員のカード利用状況について、換金目的とした商品購入の疑いがある等不適当又は不審があると当社が認めた場合、前条の再審査に協力しない場合、再審査の結果によりカード利用の継続が不適切であると当社が認めた場合、不正被害を未然に防止する必要があると当社が認めた場合、その他当社が必要と判断した場合には、当社は会員に通知することなく措置をとることができるものとします。

としており、カードの利用停止などが可能になっています。

特に買付完了の当日に売るといったような非合理的な運用が「換金目的とした商品購入」と見なされる可能性はゼロではないと思います。とはいえ、「金融商品取引業者における信用の供与を条件とした有価証券の売買の受託等の禁止の例外」の項目内では以下の要件を満たす事という中に「顧客から申出があったときには解約するものであること。」とあります。つまり、顧客が売りたいというときにすぐ売れないようにするというのは、そもそも有価証券の購入をクレカ等で行えるようにするルール外ということになってしまいます。

そのため、クレカで購入後、即売却したとしてもカード規約違反とされる可能性は極めて低いといえるでしょう。

とはいえ、私の判断ですしその後で楽天カードがどう判断するかどうかは分かりません。このあたりの判断は自己責任でお願いします。

>>楽天カード公式ホームページ

>>楽天証券公式ホームページ

 

楽天経済圏にどっぷりつかれるスキーム

今回紹介した方法は、ほぼノーリスクで楽天ポイントを大きく稼げる手段です。さらに、今回の方法にプラスして楽天経済圏にどっぷりつかってもっと得をする方法を少し紹介して締めにしたいと思います。

 

クレカ積立とポイント投資を組み合わせて投資信託購入でSPU条件達成

今回の方法で5万円分の投信買い付けで楽天ポイントが500ポイントが手に入ります。楽天市場でお買い物をしているのであれば、SPU(スーパーポイントアッププログラム)という言葉も聞いたことがあるかと思います。

この条件の中に「楽天証券で3万円以上の投資信託を1ポイント以上使って買い付けた場合」にポイント還元が0.5%UPするという特典があります。

積立投資でもらったポイントを1ポイントでいいので、ポイントでの投信購入に回せば楽天市場でのお買い物もお得になります。なお、このSPU特典は投資信託の買い付け時にポイントを使う設定をしておけば、ポイントがゼロでもSPU達成になりますので、それがおすすめです。

使用ポイントは1P上限にしておきましょう。なぜ全部使わないのかは次に説明します。

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楽天カードの支払代金は“ポイント払い”ができる

また、楽天カードの決済代金については一定の範囲内で「楽天ポイントで支払い」が可能になります。楽天市場で貯めたポイントや、今回紹介した投信買い付けで貯まったポイントを使うことができます。楽天市場でのお買い物はSPUの関係上、楽天カード払いがお得です。カード払いした分をポイント払いすれば、普通に楽天市場でポイント払いするよりも圧倒的にお得になります。

楽天ポイントは「楽天経済圏」という言葉があるほどに、様々なところで使われて貯めることができます。囲い込みの戦略ではあるのですが、こうしたポイント還元はこちらからどっぷりつかりに行くスタイルのほうが、ポイント還元がお得です。

上手に活用していきましょう。

>>楽天カード公式ホームページ

>>楽天証券公式ホームページ

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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