これから投資信託への投資を始めてみたいという方やNISAや確定拠出年金(401k)にお勧めの本があります。それは投資信託協会という投資信託の発展を支援する団体です。この投資信託協会は投資信託のガイドブックを無料で発行しており、だれでも郵送で送ってもらうことができます(送料も無料)。
投資信託協会という銀行でも証券会社でもない非営利の団体(どちらかというと規制機関)が作成しているガイドブックらしく基本を押さえながらも、投資信託選びなどの本質を突いた内容も記載されています。
投資信託ガイドブックが無料でもらえる
ガイドブックということで簡単な冊子と思っている方もいるかもしれませんが、そこらで市販されている下手な投資信託本よりも有意義な内容も多いです。
投資信託をこれから買いたいという方はもちろん、今後さらに拡大することが予想されている個人型確定拠出年金(401k)においても運用商品の基本は投資信託であることからこちらの本は役立つはずです。
1)わかりやすい投資信託ガイド
一番メインの冊子です。全44ページと前回版より増量(?)となっています。イラストと図解を使って投資信託とはどのような商品でどんな種類があり、どんなコストがかかり、どうやって売買するのかという基本がしっかりと書かれています。投資信託を買う前に知っておきたい基本が網羅されているのでこの内容は確実に把握しておきたいところです。
証券会社や銀行が作成した「儲かりますよ!」といった内容がプッシュされておらず、中立なトーンで書かれているのが非常に良いと思います。
2)REITガイド
REIT(不動産投資信託)について書かれている本ですね。こちらは26Pあります。REITとはどんな投資信託でどんな魅力やリスクがあるのか。売買の方法などが書かれています。
3)なるほど!投資信託説明書ガイド
4Pしかない薄い冊子ですが、ぜひとも読んでみてください。投資信託の説明書(交付目論見書)に書かれている内容は細かすぎて意味不明!と思っている方も多いと思いますが、そうした中でどこに注目すべきか?ということが説明されています。
4)NISAで投信始めよう「知っておきたい!投資の基本」
2014年からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)を利用して投資信託を購入するポイントなどが書かれています。
上記の4種のガイドブック・リーフレットになります。
ネットから申し込みをすれば一人一部ずつ無料(送料も無料)で送ってもらえます。ちなみに、届くまで2週間ほど時間がかかるそうです。
ちなみに(1)(2)については2016年7月にリニューアルされています。個人的には無料で送ってくれるというのは大変ありがたいことですが、こうしたものこそ電子書籍などの形で配布すればコストも抑えられるはずなのになぁと思ってしまいました。
以上、投資信託初心者におすすめの投資本は投資信託協会の無料ガイドブックという本(冊子)の紹介でした。
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