持ち過ぎたクレジットカードをリストラ(解約)するべき4つの理由と整理方法
色々な場所で勧誘されることが多い、クレジットカード。
カードを作れば割引や付加サービスなどの特典が利用できることから、何枚も使っていないクレジットカードを持っているという方も多いのではないでしょうか?そして、それをそのままほったらかしにしているという方も多いかと思います。
今回はそんな使っていないクレジットカードを持っている方、色々作りすぎてしまった方に、クレジットカードをリストラして整理する方法やその理由について解説していきます。
日本におけるクレジットカードの発行枚数
日本国内におけるクレジットカードの発行枚数は、10年連続で増加傾向にあります。
| 年度 | 発行枚数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2023年3月末 | 3億860万枚 | 前年比+2.5% |
| 2024年3月末 | 3億1,364万枚 | 前年比+1.6% |
| 2025年3月末 | 3億2,057万枚 | 前年比+2.2%、成人1人あたり約3.1枚 |
最新のデータでは日本の成人1人あたり平均して約3枚のクレジットカードを持っている計算になります。クレジットカードを作らない主義の方や、ご高齢で必要としていない方もいらっしゃることを考慮すると、日常的にクレジットカードを利用している方の平均保有枚数はさらに多いと考えられます。
使っていないクレジットカードを持つと何か問題があるの?
使っていないとは言え、クレジットカードをわざわざ「解約」する必要ってあるのでしょうか?
使っていないクレジットカードを持っていると、「年会費が無駄に発生する」「不正利用のリスクが増える」「総与信枠を圧迫する」「ポイントが分散する」という4つの面で問題があります。
年会費がかかる場合がある、無駄に発生する
まず、年会費の問題があります。クレジットカードには年会費がかかるものがあり、ほとんど使わなくても放置していれば無駄な年会費を支払う必要があります。「利用があれば年会費無料」という条件付きのカードも増えており、放置しているといつの間にか年会費が引き落とされているケースがあります。
最初は年会費無料を謳っていたカードが有料化するような事例もあるため、全く使っていないカードは積極的に解約して整理する方が安心です。
もっとも、年会費を支払う価値があると考えているなら別です。クレジットカードの中には保有しているだけで様々な特典があるカードも多数あります。
たとえば、ANAカードやJALカードなどは年会費が発生する代表的なカードですが、毎年更新時にはボーナスマイルがもらえます。マイルの利用価値が高い人(活用できる人)なら会費を払う価値はあるでしょう。
他にもマリオットボンヴォイアメックスなどは年会費は3万円以上もしますが、翌年度の無料宿泊特典やエリート会員資格などが得られるわけで、高い年会費を支払う価値があったりします。
不正被害などに遭うリスクの軽減
使っていないクレジットカードは、紛失や盗難などに気付きにくいというリスクがあります。
多くのクレジットカードは不正利用に対する保険がついていますが、利用者に過失がある場合(報告が遅れた場合や裏面のサインが無かったなど)は補償の対象外となることがあります。
最近ではカード利用明細のWEB化がすすんでおり、請求明細書が郵送されないことで「不正利用の発見が遅れる」リスクが高まっています。利用状況を管理しきれていないカードがあれば、リストラを検討すべきです。
総与信枠の削減によるローン審査等への影響
クレジットカードはカード会社ごとに「利用限度額」などの与信枠を決めています。複数のカード会社でクレジットカードを作っている場合は、それぞれのカード会社に与信枠が設定され、合算された「総与信枠」をカード会社は審査の際に気にします。
たとえば、新しくゴールドカードやプラチナカードなどを作ろうとした時、他社で沢山の与信枠があると、新規の大きな与信枠設定に消極的となり審査に悪影響を与える恐れがあります。
また、多くのクレジットカードには「キャッシング機能」がついています。
キャッシング枠は貸金業法における総量規制の対象となり、年収の3分の1を超える借入はできません。複数のカードにキャッシング枠がついている場合、住宅ローンやカードローンの審査において、設定されている枠や実際の利用残高が悪影響を与える恐れがあります。
ポイントが分散する(失効するリスクが高まる)
クレジットカードを活用する大きなメリットの一つが「ポイント還元」です。楽天カード、リクルートカード、オリコカード・ザ・ポイントのようにポイント還元率の高いカードを活用されている方も多いでしょう。
その一方で注意をしたいのは、ポイントの失効です。
クレジットカードのポイントには有効期限が設定されているものが多く、複数のクレジットカードを分散して使っていると、ポイントが貯まりきらずに失効してしまうリスクが高まります。ポイントを効率よく貯めるためにも、利用するカードは絞り込むのがおすすめです。
クレジットカードを解約する最適なタイミング
クレジットカードを解約する際、「いつ解約するか」も重要です。以下のタイミングを意識することで、損をせずに整理ができます。
年会費の更新月の直前
次年度の年会費が発生する直前に解約することで、無駄な出費を回避できます。
ボーナスポイント付与後
年間利用額に応じたボーナスポイントなどがある場合は、確実に受け取ってから解約しましょう。
入会キャンペーン特典受け取り直後の解約は避ける
特典目的とみなされ、今後そのカード会社での審査が不利になる可能性があります。
解約がクレジットヒストリー(クレヒス)に与える影響
カードの解約が信用情報(クレヒス)にどう影響するか不安に思う方もいるかもしれませんが、正常な解約であればクレヒスに傷がつくことはありません。信用情報機関には「契約終了」として5年間記録が残るのみです。
ただし、入会から半年以内など、短期間での解約を何度も繰り返すと「計画性がない」「キャンペーン目的」と判断され、今後のクレジットカード審査に悪影響を及ぼすリスクがあるため注意が必要です。
クレジットカードは何枚持ちがベストなの?
クレジットカードを整理・リストラするとして、実際には何枚までなら持ってもいいのでしょうか。
一般的には管理がしやすい「メインカードとサブカードの2枚持ち」を推奨する声が多いです。しかし、問題点をクリアでき、利用状況を管理できるのであれば何枚持っていても問題ありません。
よく行くお店や利用するサービスがあるなら、提携カードを複数持っておくのは節約術としても有効です。持っているだけで特典があるようなクレジットカードもありますので、うまく使い分けていきましょう。
とはいえ、活用できていないカードを複数持っている状況はお勧めできません。使っていないカードが多いのであれば、しっかりとリストラ(解約)しましょう。
クレジットカードの解約方法と事前のチェック事項
解約の前に、以下のチェック項目を確認してください。
- 貯めたポイントは消費しておく
- オンライン明細(利用明細)などはあらかじめダウンロードしておく
- 自動決済(公共料金やサブスクなど)にしているものは、別の決済方法に変更する
- 分割払い・リボ払いなどの残高がないか確認する
- 家族カードやETCカードを利用していないか確認する
なお、分割払いやリボ払いの残高が残っていても解約自体は可能なケースがほとんどです。その場合、解約後も残高がゼロになるまで通常通り引き落とし口座から支払いが継続されます。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
具体的な解約手順
問題がなければ解約に進みましょう。解約手段は主に以下の3つがあります。
- ネット(会員サイト・アプリ)での解約
多くのクレジットカードで24時間いつでも会員サイトから解約手続きが可能です。 - 電話での解約
カード裏面に記載されているコールセンターに電話し、音声ガイダンスやオペレーターを通じて解約を伝えます。 - 窓口での解約
セゾンカードや三菱UFJ-VISAなどの銀行系カードの一部では、提携カウンターや銀行窓口での解約も受け付けています。
原理原則として、クレジットカードはカード会社から貸与されているものです。解約後のカードの扱いは会社の指示に従いますが、多くの場合ユーザー自身で処分することになります。
カードの処分時の注意点
解約が完了したら、カードに必ずハサミを入れて処分します。名前やカード番号部分はもちろんですが、ICチップや磁気ストライプの部分にも個人情報が含まれています。必ずICチップや磁気ストライプの箇所を複数に切断してから破棄するようにしてください。
以上、クレジットカードをリストラ(解約)すべき理由と方法についてまとめました。不要なカードを整理して、安全で快適なキャッシュレス生活を送りましょう。
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