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エポスカードは”保有だけで”お得な年会費無料のハイスペックなクレジットカード

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エポスカードは丸井のクレジットカードです。私はそんなにマルイには行かないしなぁと思う方も多いかもしれません。しかし、エポスカードはマルイの利用者にとってはもちろんお得なのですが、マルイを全く使わないという人にも特典が多いクレジットカードなんです。

エポスカードは提携企業がたくさんあり、それらのお店でエポスカードを提示するだけで割引を受けることができるサービスがあります。また、充実した海外旅行傷害保険は海外旅行に行く人にとっては大変魅力的です。今回はそんなエポスカードの魅力を徹底紹介していきます。
2021年4月15日よりカードフェイルがリニューアルしました。

エポスカード公式ホームページ

エポスカードの基本スペック

まずはクレジットカードとしての基本スペックを見ていきましょう。

カード会社:エポスカード
年会費:無料
カードブランド:VISA
ポイント還元率:0.5%(200円につき1ポイント)
家族カード:なし
付帯保険:海外旅行傷害保険(自動付帯

まず、エポスカードはお得なカードというイメージがあるかもしれませんが、基本のポイント還元率は0.5%とさほど高くなく、むしろごく一般的な水準です。

マルイでのショッピングの場合は2倍の1%が貯まりますが、楽天カード(1.0%)リクルートカード(1.2%)のように年会費無料でエポスカードよりももっとポイント還元率自体がお得なカードはいくつもあります。

エポスカードのメリット

そんな基本のポイント還元率ではなく、それ以外のお得ポイントをまとめていきます。やはりマルイでの利用がお得なのですが、それ以上に付帯保険の充実やエポトクプラザなどがお得です。

マルコとマルオの7日間なら10%オフ

これはマルイユーザー用の特典です。年に4回開催されるマルイのイベントであるマルコとマルオの7日間はマルイでのお買い物が10%オフになるセールです(エポスカード決済時)。

ほぼ定期的に行われているキャンペーン・イベントなのでマルイをよく利用している方はこうしたイベントを上手に活用してください。

海外旅行傷害保険が自動付帯

エポスカードでは利用者に対して下記の海外旅行傷害保険が無条件で付帯します。年会費無料のクレジットカードでは非常に珍しい特典です。

死亡・後遺障害 : 最高500万円
傷害治療費用 : 1回の事故につき200万円限度
疾病治療費用 : 1回の疾病につき270万円限度
賠償責任 : 1回の事故につき2,000万円限度
携行品損害 : 1旅行中20万円限度(自己負担3,000円)
救援者費用等 : 1旅行・保険期間中の限度額100万円

死亡保障・後遺障害補償以外は「年会費無料クレジットカードで海外旅行傷害保険の補償を積み上げる方法」でも紹介しているように積み上げができるので複数のカードの保険を組み合わせることもできます。

後述しますが、エポスカードは即日発行・即日受け取りが可能なので、海外旅行に行く前に保険に入り忘れた……というときでも対応できます。

エポトクプラザはかなりお得

エポトクプラザはエポスカード利用者向けの優待サイト(サービス)です。グルメ、映画、レジャー、旅行、カラオケ、ショッピング、美容、フィットネス、スクール、カーライフなど様々な分野で得ができる優待サービスを提供しています。

たとえば、入浴施設の割引、映画館の割引(ユナイテッドシネマ・シネプレックス)、ミュージカルのチケット料金割引、アパホテルの宿泊料金など様々です。

エポスカードを提示するだけでOKという特典が多いので、マルイは利用しなくてもエポトクプラザだけを活用しているという方も少なくありません。

また、一部店舗はクレジットカード(エポスカード)で決済をすればポイントが5倍(2.5%還元)となります。こちらも上手に活用したいところですね。

電子マネーへのチャージでもポイントが貯まる

エポスカードでは楽天Edyへのチャージでポイントが貯まります。楽天Edyへのクレジットチャージについては「楽天Edyにクレジットカードでチャージをしてお得にポイントを貯める方法」でも紹介していますが、電子マネーへのチャージでポイントがたまり、さらに利用でもポイントが貯まるので二重にお得ができることになりますね。

貯めたエポスポイントは使い勝手がいい

エポスカードの利用で貯めたポイントは「エポスポイント」となります。詳しい利用方法などについては「エポスポイントの上手な使い道やお得な貯め方」でも紹介していますが、dポイントなどの共通ポイントとの交換やANAマイルJALマイルとの交換も可能です。

tsumiki証券を利用して資産運用ができる(ポイントもたまる)

エポスカードユーザーはエポスNetから申し込みをしてtsumiki証券という証券会社に口座を作り、エポスカードで投信積み立てが可能です。

積立によって年0.1%~0.5%のがんばってるねポイント(エポスポイント)がたまります。さらに、年間の買い上げ額にカウントされるため、買い上げ額ボーナス(年50万円利用時、年100万円利用時)も受け取ることができます。

ちなみにエポスカードの無償アップグレードを目指す方にとってtsumiki証券での投資信託の買い付けはよい実績作りとしても活用できます。

tsumiki証券 エポスカードで投資信託積立 ポイント還元率も最大1.5%と大きいtsumiki証券という証券会社が2018年9月に開業しました。tsumiki証券はファッションビルやエポスカードなどを運営している丸井...

詳しいtsumiki証券の特徴は上記の記事で解説しています。

無償のアップグレードも期待できる、ゴールドになるとさらにオトク

エポスカードは非公開ながらも利用条件を満たすとエポスゴールドカードの招待(インビテーション)が届きます。インビテーション経由でエポスカードからエポスゴールドカードにアップグレードすると、年会費は無料のままゴールドカードとしての特典を享受することができます。

なお、エポスカードからエポスゴールドカードへのインビテーションについては「エポスカードを持つならプロパーカードをオススメする理由」の記事でもまとめていますので参考にされてください。

即日発行並びに即日受け取りができる

エポスカードはネットから申し込み後に直接マルイに行けるのであれば当日中にクレジットカードを受け取ることができます。今日作って今日使うということができるのは大変魅力的ですね。
※ネットでの申し込み時に、どのマルイで受け取るかを選択できます。もちろん、当日でなくてもよい方は郵送を選択することも可能です。

エポスカード公式ホームページ

すぐに使える、即日発行クレジットカードの比較と即日受け取りのコツクレジットカードがどうしても必要になったという時に助けとなるのが即日発行可能なクレジットカードですね。通常、クレジットカードの発行までは...

エポスカードの注意点やデメリット

続いては、エポスカードの利用において注意しておきたい点です。

ポイント還元率は低い

正直、クレジットカードとしてのポイント還元率は低いです。

基本還元率は0.5%(200円につき1ポイント)となっておりますので、同じ年会費無料の楽天カード(1.0%還元)やリクルートカード(1.2%還元)と比較してお得度は高くありません。

これはマルイでのお買い物でも同様です。

他の百貨店系クレジットカードは自社利用のポイント還元が高いのとは対照的です。たとえば「エムアイカード」などは三越・伊勢丹なら5%~10%還元ですし、他の百貨店系のカードも自社利用でのポイント還元は高めに設定されています。

デパート・百貨店のクレジットカードのポイント還元率・サービス比較クレジットカードの中でも百貨店・デパートが発行しているクレジットカードは高いポイント還元率が魅力的です。割引やポイント付与の対象になるの...

「マルコとマルオの7日間なら10%オフ」という特典がありますので、それを考えればマルイでもお得になりますが、言い換えれば、その期間以外はさほどエポスカードでもお得ではないということになります。

エポスカードのポイント付与は1回あたり

さらに、エポスカードのポイント還元率は表示の0.5%よりも実際は低くなります。

その理由はエポスカードのポイント付与は「カード決済1回あたり200円につき1ポイント」だからです。クレジットカードのポイント計算には「月間の総利用額に対して計算されるタイプ」と「利用の都度計算されるタイプ」があります。エポスカードは後者です。

ポイント還元率とポイント付与の計算方法に注意」でも紹介していますが、このタイプの計算だと、1円~199円の端数分がポイント付与の対象になりません。

  • 3340円
  • 2220円
  • 1690円
  • 1750円

たとえば、上記の使い方をしたとしましょう。合計金額は9000円です。0.5%のポイント還元なら45ポイントの付与です。
ところが、エポスカードの場合は取引の都度ポイントが計算されます。

  • 3340円(16ポイント)
  • 2220円(11ポイント)
  • 1690円(8ポイント)
  • 1750円(8ポイント)

合計すると付与されるのは43ポイントになります。細かいことと思われるかもしれませんが、小額のお買い物が多い人は積み重なるとかなりの差になります。

世の中の多くのクレジットカードは月間総額に対してのポイント付与というケースが多いので、ここはエポスカードの弱いところだといえそうです。

まとめ。エポスカードは持っておくだけで得ができるカード

以上をまとめるとエポスカードは、マルイでの特典や旅行傷害保険、エポトクプラザといったようにいろいろな特典が多数用意されているにも関わらず年会費が無料という大変お得なクレジットカードです。
その一方で実際のカード決済(お買い物)においては標準以下のスペックとなっています。

そのため、エポスカードを100%活用するコツとしては「持ってはいるけど使わない」というスタンスであるべきという事です。

保有特典だけをしっかりと受け取って、実際のお買い物をするときは楽天カードやリクルートカードのようなポイント還元率の高いクレジットカードを活用するほうが得ができます。

ポイント還元率が高いお得なクレジットカードのまとめポイント還元率とはお買い物をした金額に対して何円相当のポイントが還元されるのかという指標です。一般的なクレジットカードの場合は0.3%~...

こうした理由から、エポスカードは保有することに意味(価値)があるという少し珍しいクレジットカードです。

エポスカード公式ホームページ

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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