おすすめ記事

当ブログのおすすめ記事を紹介します。

新生活を始める社会人が考えておきたい必要な保険と不要な保険

accidentこの春になって一人暮らしを始めたり、親元から独立したりする人も多いのではないでしょうか?新生活を迎えるにあたって、保険などの営業を受けた方も多いかもしれません。

保険というと生命保険や医療保険などを思い浮かべる方も多いかと思いますが、基本的にこうした生命保険は一人暮らしを始めてすぐの方が必要な保険ではありません。むしろ必要になるのは損害保険と呼ばれる分野の保険です。

今回は、これから一人暮らしを始める、新社会人が入っておくべき保険、入る必要がない保険についてわかりやすくまとめていきます。

スポンサーリンク

そもそもの保険の必要性とは何か?

保険という金融商品は「自分自身で抱えきれないリスクを、多くの人がお金を出し合うことでカバーする」というものが最大の意義です。

たとえば、交通事故を起こして1億円の損害賠償が発生したとしましょう。これを普通の人が払うのは無理でしょう。だからこそ、自動車保険(任意保険)に加入をして年間数万円の保険料を出し合うことで、万が一そういった事故を起こした時のリスクを多くの加入者でカバーするわけです。

その一方で、保険を利用するということは諸々の諸経費が発生しています。
たとえば皆が払っている生命保険の保険料のうち、実際の保険金の支払いに充てられているのは半分以下程度とされております。残りの半分以上は保険会社の経費(維持費や儲けなど)に利用されています。

つまり、保険は期待値的には損をするようになっている金融商品なのです。

生命保険・医療保険は損をする金融商品
2012-07-27 10:44
生命保険や医療保険、万が一のために、家族のために加入されている方も多いかもしれません。また、貯蓄・投資と考えて保険に入っている方もいるかもしれません。しかし、保険という商品はその性
リンク

そのため、保険に加入する原理原則は「自分が抱えきれないリスクに対して最小限の加入」というのがもっとも合理的なります。

以下では、より具体的な保険商品に対して、特に新社会人、大学生のように新生活を始める人たちにとって必要な保険、不要な保険についてまとめていきたいと思います。

 

生命保険・医療保険は基本的に不要

まず一人暮らしを始めた、社会人になりたてという人にとって生命保険や医療保険は基本的に不要です。

なぜなら、あなたが万が一死亡したとしても金銭的に困る人はいません。
葬式代くらいはかかるかもしれませんが、あなたの死亡が遺族にとっての生活を脅かすことはないのです。先ほどの例でも紹介しましたが、抱えきれないリスクではありません。
というわけで、生命保険は原則不要です。

続いて、病気になった時のための医療保険です。
あなたが、会社員として働いているのであれば勤務先の健康保険が使えます。健康保険(社会保険)によって医療の自己負担は3割です。また、大病などによってまとまった医療費がかかるときには、高額療養費制度が利用できます。

高額療養費制度の仕組みと利用方法
2015-03-19 10:06
高額療養費制度というのは、公的な医療保険制度の一つで1ヶ月の医療費が一定額を超えた場合、その超えた金額を支給する制度です。年齢や所得に応じて医療費の上限が決められているため、高額な
リンク

また、会社を休んだ場合も傷病手当金によって給与の6割は保障されているのです。

病気や怪我で会社を4日以上休む時は傷病手当金を忘れずに申請しよう
2011-11-09 10:38
病気や怪我などに対する備えとして、民間の保険会社が提供している医療保険などへの加入を検討されている方も多いかもしれません。治療費はもちろんですが、長期の療養によって仕事を休むと有給
リンク

などによってかなりの部分はカバーできます。医療保険のパンフレットなどでは意図してかこうした公的な保障が触れられることなく、入院したら○○万円必要といったようにあおるケースが多いです。そう考えると医療保険の重要度もそこまでは高くありません。

 

 

保険は若いうちに加入したほうがお得は本当か?

また、保険のセールスで若いうちから加入した方が、年をとってからの保険料が安くなるというトークが使われることがあります。

確かに60歳を満期とした定期保険(死亡保険)に加入するとした場合、20代前半から保険に入ったほうが、30歳になってから保険に入るよりも月々の保険料は安くなるケースが多いです。

ただ、これは若いうちに年を取った時の保険料分まで「先払い」しているにすぎません。60歳まで保険料を支払うとしたときのそうトータルの保険料は20代前半から加入するほうが高くつくはずです。

保険というのは、自分がカバーしきれないリスクを負うために使うものですから必要のない保険に加入する必要はありません。そうするくらいなら、将来のために積立預金積立投資などをした方がよいと思っています。

 

お金に余裕があるなら「じぶんの積立」は利用価値がある

なお、給料等に余裕があって、運用などを考えている資金があるなら「じぶんの積立」という保険商品は一考の価値があります。以下の記事でも紹介していますが、こちらは単なる「預金」といえる保険です。

最大の特徴は一応「生命保険」という扱いになっていること。こうなっていることで、「生命保険料控除」という税制上の優遇が利用できます。所得税や住民税といった税金が安くなる分がほぼ丸儲けになる仕様なので、他の生命保険に入っていなくて保険料を払うだけの経済的な余裕があれば加入を考えてもよい生命保険です。

※ちなみに、本来の生命保険としての機能はほぼないのであくまでも貯金です。

明治安田生命の「じぶんの積立」のメリット、デメリット。税効果が期待できる良商品
2017-09-11 16:47
明治安田生命が販売している貯蓄型(貯金型)の保険が「じぶんの積立」という保険です。この保険最大の特徴といえるのが「加入後すぐの解約返戻率が100%を超える」というものです。
リンク

 

個人年金保険に入るくらいならiDeCo(イデコ)に入ろう

生命保険分野では、個人年金保険というものも勧められることがあるかもしれません。
個人年金保険は老後のために資金をためておくという保険です。要するに老後の積立運用になります。一定の税控除が利用できるといったメリットがあります。

老後に備えるという意味ではいいものかもしれませんが、現状では生命保険の個人年金保険に入るくらいならiDeCo(イデコ)を利用するほうがいいです。耳にした方もいらっしゃるかもしれませんが「個人型確定拠出年金」という任意の年金です。

個人型確定拠出年金(iDeCo)と個人年金保険の違いを比較
2017-06-26 17:44
老後の年金を自ら備える方法としては、2017年より利用可能な人が大幅に広がった「個人型確定拠出年金(iDeCo)」と保険会社が販売する「個人年金保険」の二つが代表的です。どちらも同
リンク

税メリットもこちらのほうが圧倒的に大きいため、民間生命保険会社の年金よりも有利です。

 

賃貸住宅の火災保険はしっかりと加入しておこう

マンションやアパートを借りるときには火災保険への加入が求められることが多いです。こちらしっかりと加入しておきましょう。
火災保険は1年、2年更新となることも多く、その時の手続きは自分でする必要がありますが、こちらもしっかりと更新するようにしましょう。

それも保険で補償される!意外と知らない日常生活で利用できる火災保険(総合保険)
2016-07-11 16:08
日常生活をしていていろいろな損害を被ることってあると思います。不注意や事故で家具や家電などを壊してしまったり、住まいの設備を壊してしまったということもあるでしょう。場合によっては他
リンク
  • 火事を起こしてしまったときの部屋の原状回復(数千万)
  • 水漏れなどで他人(他の部屋)に被害を及ぼした時の賠償
  • 隣家が家事を起こした時の家財の補償

このあたりをカバーしてくれます。他にも、賃貸にかかわる分野だけでなく、火災保険に通常セットされている「個人賠償責任保険」は以下のような事故も補償してくれます。

  • 子供が遊んでいて他人の物を壊してしまった。
  • 他人に怪我をさせてしまった
  • 自転車で通勤中、事故をおこして相手を怪我させてしまった。
  • 通勤中に人にぶつかって怪我をさせてしまった。

要するに日常生活の偶発的な事故で誰かに賠償責任が生じたときに補償される保険です。かなり幅広いので、誰かに損害賠償を求められたときはかなり使えます。最近増えている「自転車」による事故も補償対象(業務利用は対象外)です。
あと、自動車事故については個人賠償責任保険の対象外となります。

日常の様々なリスクに対応した個人賠償責任保険の活用方法と注意点
2013-02-07 17:49
個人賠償責任保険(こじんばいしょうせきにんほけん)という保険をご存知ですか?損害保険の一種なのですが、実はかなり汎用性の高い保険となっており、日常起こりうる事故や怪我の多くをカバー
リンク

ちなみに、賃貸住宅用の火災保険は大家さんや不動産屋が進める保険は割高なプランであることが多いので、自分で探して自分で契約するほうが節約になります。選び方については以下の記事も参考になるはずです。

賃貸住宅の火災保険は自分で加入するのがおすすめ
2017-10-24 16:37
賃貸住宅(マンションやアパート)を借りるときに強制加入させられることが多い火災保険。これ自体は実際に借りているマンションに万が一があった時の原状回復や家財の被害、個人賠償責任保険と
リンク

 

自転車保険は大抵の場合は「個人賠償責任保険」と被る

最近では自転車事故専門の保険として「自転車保険」という保険も登場しています。自転車保険の必要性については「仕事中に自転車に乗るなら加入しておきたい自転車保険」でも紹介しています。

なお、一般的な日常利用で、相手への自転車事故に対する補償という話であれば、第三者に対する賠償責任ということで、前述の「個人賠償責任保険」でカバーされます。

ただし、個人賠償責任保険は「日常利用」が前提です。仕事中などは業務中であるため保険の適用外となります。こうしたケースでは自転車事故をすべて補償する、専用の自転車保険の方が好ましいといえるでしょう。

たとえば、新聞配達のアルバイト中の事故だとすると、個人賠償責任保険では補償されませんが、自転車保険なら保険が効きます。

 

個人賠償責任保険は「示談交渉付き」のプランも要検討

通常、火災保険にセットされている個人賠償責任保険は「示談交渉なし」です。つまり、被害者との交渉は自分自身で行うか、自分で費用を払って弁護士に依頼する必要があります。そうした交渉を自分でするのを避けたい場合は、「示談交渉付き」がプランに入っている保険をチョイスしましょう。

示談交渉付きの個人賠償責任保険に手軽に加入する方法
2017-08-23 08:43
日常の様々なリスクをカバーしてくれる保険として紹介した「個人賠償責任保険」。こちらの保険は多くの人は、知らないうちに加入していることが多い保険です。代表的なところでいえば火災保険(
リンク

 

自動車を運転するなら自動車保険(任意保険)は必須

一人暮らしを始めて自動車を買う(乗る)と言う人はかならず自動車保険(任意保険)に加入しましょう。交通事故による損害賠償は高額化しており、とてもじゃないですが、死亡事故や後遺障害が発生するような事故を自分のポケットマネーで解決できる人はほとんどいないはずです。

自賠責保険」という公的な保険もありますが、現在の自動車事故による賠償をカバーするには不十分です(相手に対する最低限の保険でしかありません)。

なお、法律で加入が義務付けられている自賠責保険を「強制保険」、一般の損害保険会社で加入する自動車保険を「任意保険」と呼びます。任意とついていますが、現状の自動車事故による損害やその賠償を考えると任意とは言えず、自動車に乗るなら絶対に加入しておいてください。

なお、自動車保険については「自動車保険に加入や更新するときに抑えておきたい補償の選び方と入り方」で補償内容や保険の選び方などを説明しているのでこちらもご参照ください。

また、自動車保険は年1回の更新をする形になっているはずですが、必ず毎年見直しをするようにしましょう。保険料の節約につながるはずです。

自動車保険は節約のためにも毎年見直し・比較をして得しよう
2012-04-22 22:44
自動車保険(任意保険)の保険期間は基本的には1年単位であり、大体の方が年間契約を更新していることかと思います。ただ、この更新作業を、保険会社から通知がくるからそれにしたがってただ漠
リンク

 

バイク保険もバイクに乗るなら必須

バイクに乗るならバイク保険も必要になるでしょう。理由は自動車保険と同様で死亡事故などの重大な賠償責任を負う事故を起こす可能性があるからです。

なお、自動車保険に加入している方はミニバイクや原付等の限定されますが、ファミリーバイク特約なども利用できます。

この特約は家族の場合も有効です。たとえば、一人暮らしを始めるけど、両親が自動車保険に加入しているという場合はファミリーとして保険の適用を受けることができます。ただし、一度も結婚していない場合に限ります。

 

新生活と新社会人の保険

これから新生活を始める新社会人のために必要な保険と不要な保険とを紹介してきました。

自分が守るべき家族がいないうちはどちらかというと、「自分のための保障」よりは「他人に損害を与えた時の補償」を重視したほうがよいと考えられます。新生活を始めると会社(職場)の保険会社のセールスがやってきて、保険加入を勧めてくるというケースをよく耳にしますが、正直言って、生命保険や医療保険などは家族ができて初めて考えるくらいで十分です。

 

以上、これから一人暮らしをする社会人にとって必要な保険の紹介でした。

スポンサーリンク

タイアップキャンペーン

当サイトMoneyLifehackとのタイアップキャンペーンを展開している会社を紹介します。当サイト経由で口座開設するだけで現金プレゼントがもらえます。

その他のキャンペーン情報は下記もご参照ください
ネット証券口座開設キャンペーン


おすすめ特集
iDeco比較 確定拠出年金 IPO狙いで証券会社を選ぶポイントとおすすめネット証券

フォローする

お気軽にフォローしてください

PAGE TOP