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ポイント交換をお得にする基礎知識。交換レートとポイント増量キャンペーンの活用術
いろいろなサービスの利用でたまる「ポイント」。こうしたポイントは近年、ポイント間で交換できるのが一般的になっています。また、各サービスでたまるポイントを交換するためのためのポイントも存在しています。
そんなポイント交換にはメリットが大きく二つあります。一つは「分散したポイントを一つに集約できること」、もう一つは「ポイント交換によってポイントを実質的に増やすことができる」という点があげられます。今回はそんなポイント交換について、お得にポイントを利用するテクニックとして紹介したいと思います。
目次
ポイント交換とは何か?
ポイント交換というのは特定のポイントを別のポイントと交換するサービスです。
たとえば、ポイントカードとして代表的な「Tポイント」は、公式サイトを通じて「ANAマイル」や「Suicaポイント」、中部電力のカテエネポイントなどと交換することができます。
また、クレジットカード大手のJCBカードのポイントである「OkiDokiポイント」は「JALマイル」「ANAマイル」「ビックカメラ」「楽天ポイント」「Tポイント」「dポイント」「nanacoポイント」「WALLETポイント」といったように数多くのポイントと交換できるようになっています。
このように、近年では様々な会社のポイントを、別の会社のポイントと交換するということができるようになっています。今はいろいろな場所でいろいろなポイントが貯まるので、分散したポイントをまとめたりするのに便利です。
ポイント交換は交換レートに注意
このポイント交換をするときには注意点があります。それは「ポイント交換というのは必ずしも等価ではない」ということです。
100円相当のポイントを100円のままポイント交換できるケースもありますが、100円相当のポイントが90円相当になるといったようなケースもあるからです。
そのため、ポイント交換をするときはそれぞれのポイントの価値と、交換レートをしっかりと把握する必要があります。ポイント交換におけるレートについては「ポイ探」などのサイトで調べるとわかりやすいですよ。
航空会社のマイルとの交換はレートが大きく違う
ポイント交換の中でもレートに大きな幅があるのが航空会社のマイルです。たとえば、以下はマイレージとして人気の高いANAマイルにポイントを交換しようと思ったときの交換レートを表にしたものです。
交換元ポイント | 元ポイントの価値 | 交換レート | 1円相当のポイントのマイル換算価値 |
---|---|---|---|
Tポイント | 1ポイント=1円 | 500:250 | 0.5マイル |
楽天ポイント | 1ポイント=1円 | 2:1 | 0.5マイル |
nanacoポイント | 1ポイント=1円 | 500:250 | 0.5マイル |
OkiDokiポイント(JCB) | 1ポイント=約5円 | 1:3 | 0.333マイル |
ワールドプレゼント(三井住友カード) | 1ポイント=約5円 | 100:300 | 0.333マイル |
エポスポイント(丸井) | 1ポイント=1円 | 500:250 | 0.5マイル |
エムアイポイント(三越伊勢丹) | 1ポイント=1円 | 2000:500 | 0.25マイル |
メトロポイント | 1ポイント=1円 | 1000:600 | 0.6マイル |
メトロポイント(ソラチカカード) | 1ポイント=1円 | 1000:900 | 0.9マイル |
.money(ドットマネー) | 1ポイント=1円 | 300:85 | 0.28マイル |
それぞれのポイント1円分が何マイル(ANAマイル)になるかを表にしたところ、0.25マイル~0.9マイルとかなり大きな差があることがわかります。
ポイント交換で増量キャンペーンは上手に活用しよう
交換レートが下がってしまうのとは逆に、ポイント交換をすることでポイントが増えるというケースもあります。「ポイント交換で増量キャンペーン」を活用するということです。ポイント交換を利用することで交換レートが100%を超えるようなケースがあります。
キャンペーンとして期間限定で展開されることが多いのですが、これを利用するとポイント交換をすることでポイントの価値を増大させるという錬金術が利用できるわけです。
たとえば、2017年10月1日から期間限定でdポイントがポイント交換で25%増量というキャンペーンを開始します。これは特定のポイントをdポイントに交換するとポイント交換レートが25%アップするというお得なポイント増量キャンペーンです。

単純に100円相当の○○ポイント125円相当のdポイントに交換できるわけですので、かなりお得なキャンペーンといえます。dポイントはすでに共通ポイントカードのポイントとしていろいろなお店でも利用できるわけなので、ポイント交換すればかなりお得になります。
ポイントは交換サイトを活用し工夫すれば交換レートがアップすることもある
あるポイントをもっていて、そのポイントを別のポイントに交換したいというとき、最短距離が必ずしも一番お得というわけではありません。
たとえば、ANAマイルへの交換ではソラチカルートというメトロポイント→ANAマイルという交換レートが約90%(100円→90ANAマイル)と最高効率になっています。

ただ、メトロポイントを貯めるには普通は地下鉄への乗車が必要となるため、首都圏以外の方は貯めることができません。
ただ、ポイント交換サイトを活用すればそれも可能となります。これは色々なポイントの中継地点となっているオンラインサービスで、ポイントを集約して、別のポイントに交換したり、現金化したりすることができるサービスとなっています。
これらのサービスを利用すれば、余っているポイント有効活用はもちろん、前述のポイント増量キャンペーンなどもより活用しやすくなります。
たとえば三井住友カードのポイント(ワールドプレゼント)を貯めているとしましょう。これを普通にANAマイルに交換したときと、ポイント交換サイトを活用したケースの違いは以下のようになります。
- 三井住友カード→ANAマイル
100ポイント→300マイル - 三井住友カード→PeXポイント→メトロポイント→ANAマイル
100ポイント→5000ポイント→500ポイント→450マイル
詳しくは以下の記事もご覧ください。

まとめ、せっかく貯めたポイントは上手に活用しよう
世の中には今、数えきれないほどの数のポイントプログラムが存在していますが、せっかく貯めたポイントなんですから上手に活用しましょう。
特に、ポイント交換を利用するときは交換元、交換先の価値を考え、またポイント増量キャンペーンなどもお得に活用し、ポイントライフを楽しんでください。
以上、ポイント交換をお得にする交換レートとポイント増量キャンペーンの活用術について紹介しました。
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