長期株主がお得なビックカメラの株主優待券の活用方法

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biccamera家電量販店大手のビックカメラ(3048)は毎年2月末、8月末時点の株主に対してお買い物優待券を提供しています。比較的高い優待利回りと長期保有によって優待率がアップする点、意外と広い使い道で人気の高い株主優待となっています。100株と少額の投資で利用できるため、株主優待投資初心者の方にも人気です。

今回はそんなビックカメラの株主優待の活用方法について紹介していきたいと思います。

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ビックカメラの株主優待の基本情報

ビックカメラ(3048)の株主優待の基本は下記の通りです。

2月末
100株以上:2000円
500株以上:3000円
1000株以上:5000円
10000株以上:25000円

8月末
100株以上:1000円
500株以上:2000円
1000株以上:5000円
10000株以上:25000円
さらに、1年以上2年未満の株主には+1000円、2年以上なら+2000円

もっとも効率的な株式保有するは100株となりますね。2016年9月12日現在の株価は840円なので84,000円の投資と10万円未満の投資で株主優待をゲットできる小型の優待銘柄といえます。

 

一人でたくさん持つよりも家族で分散して保有する方がお得

最高効率の保有株数は100株ということもあって、一人でたくさんの株を保有するよりも家族で一人100株ずつを持つといったスタイルが効率的といえます。

ビックカメラの優待券1000円、2000円があってもどうしようもありませんが、家族4人で一人100株ずつ持っていれば、2年以上の長期株主なら一人当たり年5000円×4人=2万円分の優待券をゲットできる計算になります。
※有効期限は約半年ですが、上手に使えば1年分を重複して利用もできます。

 

ビックカメラの株主優待券の上手な使い方

ビックカメラの株主優待は1000円券となります。店舗はもちろんですが、ビックカメラ.com(オンラインショップ)でも利用することができます。ただ、少し面倒なところがあるので、素直にビックカメラのお店で使うことをお勧めします。

 

低ポイント還元率の商品を購入すべし

株主優待での購入についてはビックカメラはポイント付与対象外としています。普通に買えば10%分のポイントがつく商品を買う場合、1000円券でのお買い物は実質的には900円の価値しかないことになります。
一方で1%しかポイントがつかない商品の場合は990円の価値になります。

そのため、ビックカメラの優待券を利用するときはできる限りポイント還元率が低い商品の購入時に利用するようにするべきです。このあたりは「お買い物をするときの賢いポイントやポイントカードの使い方」でも紹介したポイントの使い方とほぼ同じですね。

ビックカメラはお酒の取り扱いも豊富なのでそうした商品の購入に利用するのもよいかもしれませんね。

 

オンラインショッピングでも優待券は利用できる

ビックカメラ.comはもちろんですが、楽天市場店でも優待券が利用できます。
ビックカメラ.comでのお買い物の場合は、ポイント分が差し引かれてのキャッシュバックとなりますが、楽天市場店でのお買い物の場合は楽天ポイントは付与されるそうです。

楽天市場の場合ではお買い物マラソンや楽天スーパーセールのようにポイント倍付のキャンペーンも多いため、このあたりを活用すればもっともお得に購入できる可能性が高いです。スーパーセール等については「楽天スーパーセール、お買い物マラソンで賢く買い物するためのポイントと注意点」をご参照ください。

ただし、オンライン通販の場合は優待券を別途郵送する必要があるなど多少手間がかかります。

 

金券ショップやヤフオクでの買い取りも積極的

そうはいってもあまりビックカメラは使わないんだよなぁ、という人には金券ショップやヤフオクなどのネットオークションで販売するのも手です。レートも90~95%程度と比較的高いので、現金化するにしても価値のある金券といえそうです。金額は少ない場合はヤフオクだと送料がもったいないので、素直に金券ショップがよいかと思います。

金券ショップでの優待券売却については「初めて金券ショップで株主優待券やギフトカードを売る前に知っておきたい売却のコツ」もご参照ください。
ちなみに、売るなら届いてすぐの利用期間が長いタイミングで売る方がよいですよ。

 

ビックカメラの株主優待券を手に入れるまでの流れ

ビックカメラの株主優待券を手に入れるための流れは下記のとおりです。詳しい株主優待銘柄の買い方については下記記事もご参照ください。

株主優待の基礎知識。株主優待のもらい方、受け取るための手続き、流れのまとめ
2019-08-14 06:49
株主優待というのは、上場企業が株主に対して自社サービスの利用券や割引券、自社商品、そのほか商品等を提供する優待です。 日本で独自に発展してきた株主に対する還元制度で、上場企業
リンク

 

1)証券会社に口座を開設する

株式の購入(売買)は証券会社を通じて行います。とりあえずのおすすめはネット証券の「SBI証券」や「楽天証券」などが代表的です。詳しく証券会社を選びたい方は下記の記事なども参考にしてみてください。

株主優待の為の証券会社の選び方とお勧めのネット証券
2019-10-01 17:04
株主優待制度を設ける上場企業(証券取引所で取引できる会社)の数は年々増加しています。2015年8月時点での調査によると上場企業3663社のうち、株主優待を実施している会社は1227
リンク

 

2)期限までにビックカメラの株を購入する

ビックカメラの権利確定日は2月末、8月末となっています。そのため、それぞれの3営業日前(権利付き最終日)までに同社の株式を購入しておく必要があります。

それ以降(権利付き最終日の翌日)であればビックカメラの株を売却しても優待券は送られてきます。

ただし、記事全体で紹介したようにビックカメラの優待は長期株主向けの特典が用意されているため、ずっと優待投資をしたいという方は都度売却するのではなく、保有し続けるほうがお得です。

 

以上、長期株主がお得なビックカメラの株主優待券の活用方法を紹介しました。

執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。

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