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初めて金券ショップで株主優待券やギフトカードを売る前に知っておきたい売却のコツ
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株主優待券やギフトカードなどの内、自分自身で使わないものを売却するときに活用できるのが「金券ショップ」です。私自身も交通系の株主優待やしばらく使うことがない金券などは何度も金券ショップを通じて売却したことがあります。
金券ショップでの売却は便利でお手軽な一方、場合によっては「足元を見られる」ことも少なくありません。
今のご時世だと、金券ショップ以外にもネットオークションなどの選択肢もあります。
そんな金券ショップで株主優待券、ギフト券、金券などを初めて売るときにぜひとも知っておきたいことをまとめてみました。
事前に買い取り価格はチェックしておこう
まず、金券の買取価格には「相場」というものがあります。こうした相場は金券ショップの公式ホームページや過去のネットオークションなどでの成立価格などをみればわかります。ネットオークションに関しては「オークファン」に無料会員登録すれば過去6か月の売買記録を見ることができ便利です。
一方でこうした公開情報は「全国価格」と呼ばれるものです。
地域のお店によってはこれよりも高い価格で買い取ってくれるケースがある一方で、安い価格になってしまうケースもあります。
たとえば、JR西日本の株主優待券(福岡-大阪間)を東京の金券ショップで売っても買い手が少ないから安くしか買い取ってくれないというのは分かりやすいですよね。逆もしかりです。
金券ショップにあらかじめ価格電話で確認する
ざっくりと相場の調査ができたら、売りに行く予定の金券ショップに「ANAの株主優待券(期限○月×日)を2枚持っているのですば、1枚当たりの買取価格を教えてください。」といったように確認しましょう。
よっぽどのことがない限りは教えてくれるはずです。
あと、念のためですが、「あなたの名前」も伝えたうえで「電話した当日」に金券ショップに行くとよいです。こうしておけば「相場が変わった…」などの理由に買い取り価格を下げられる恐れがすくなくなりあmす。
金券は保管状態にも注意しよう
お金はきれいな1万円も、くしゃくしゃの1万円も1万円の価値があります。金券だって5000円のJCBギフトカードはきれいでも汚くても5000円としてお店で利用することができます。
しかしながら、金券ショップで買い物をする人は様々です。たとえば、JCBギフトカードを贈り物として買いに来るという人もいます。そういう人は折れ曲がったギフトカードを買うとは思えません。
そうした意味もあって、金券ショップでは汚れ、折れ、破損などの状態がよくない金券の買取価格について1~2%程度下げてくる場合もあります。
将来金券ショップ等で売るかもしれないという金券についてはある程度丁寧に保管することを考えておくとよいでしょう。
買取価格に納得出きないなら売らなくてもOK
電話で確認したけど、何かといちゃもんを付けられて買取価格が下がってしまった。価格が安すぎると感じた場合には別に売らなくてもいいです。前述のように状況が悪ければ買いたたかれる可能性もありますが、だからといって自分が納得できないのなら持ち帰りましょう。
周辺に金券ショップがないというような状況でも、郵送による買取を受け付けている業者もいますし、ネットオークションで売るというような手段だってとれます。ばかばかしい価格で金券ショップに売る必要はありません。
金券は1万円以上の買取になると身分証明書の提示が必要
古物営業法という法律によって金券の買取時、1万円以上となる場合は、「氏名」「住所」「職業」「年齢」を確認することが求められています。
この情報は古物台帳に記録されて、こちらは将来警察などからの問い合わせがあった場合などには開示されます。盗品の転売などを防止するための措置となっています。
また、上記を確認するために本人確認書類(免許証や保険証)の提示を求められますので事前に準備しておきましょう。
なお、こうした情報を使って金券ショップがダイレクトメールをおくったりすることはできませんので、ご安心ください。
近くに金券ショップがない場合は「ネットオークション」
近隣に金券ショップがないという場合や、満足いく買取価格が提示されなかったような場合には、「ネットオークション」も活用することができます。以下では金券ショップを通じて株主優待券やギフトカードなどの金券を売却する場合との違いを比較していきます。
ネットオークションのメリット
いわゆる金券ショップのマージンが発生しないため、金券ショップで売るよりも高額で売れる可能性があるというのがメリットといえます。
ネットオークションを利用するデメリット
・価格が確定ではない
オークションによって価格が決まります。最低価格などを調整すれば思った以上に安い値段で売れてしまった……ということは無いでしょうが、望む買取価格になる保証はありません。
・諸経費がかかる
発送費用(送料)などの諸経費が必要になります。ヤフオクなどの場合は「ヤフープレミアム会員」になる必要があるため会費も必要になります。
参考:「ヤフープレミアム会員になるメリット、デメリット」
上記を考えるとある程度の規模感のある取引ならヤフオクなどのオークションの方が効率的かもしれません。1枚1000円程度の株主優待券や金券を売るというのであれば、コスト負けしそうです。ネットオークションで売り手として参加するときのポイントについては「ネットオークションに出品する時の注意点とトラブル防止のポイント」でもまとめているのでこちらもぜひご覧ください。
以上、初めて金券ショップで株主優待券やギフトカードを売る前に知っておきたい売却のコツをまとめてみました。金券ショップを利用するときの参考にしていただければと思います。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。
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