夏前にやっておきたいエアコンのお手入れと試運転の方法
夏場は大活躍することになるエアコン(冷房)。実は、エアコンのトラブルは7月に急増します。大手空調メーカーのパナソニックによると、修理などの問い合わせは7月に4月比で4.3倍に達し、業界全体でも7月がピークになります。ダイキンなどのメーカーでも、異常を発見するタイミングで最も多いのは、夏になって暑くなり、いざ冷房を使おうと思ったときなのだそうです。
そのため、7月はエアコンの修理依頼や取付依頼が殺到します。必要な時にエアコンが使えない……なんてことになる可能性が非常に高いです。近年では4月10日が「エアコン試運転の日」として制定されており、経済産業省や各メーカーも夏前の早期試運転を強く呼びかけています。
そうならないためにも、夏本番を迎える前にエアコンのお手入れや試運転をしておき、正常に動作するかをチェックしておきましょう。
試運転の前に確認すべき5つのポイント
試運転を行う前に、まずは基本的な準備ができているかを確認しましょう。
- 電源プラグがコンセントに正しく挿さっているか
- リモコンの電池が切れていないか
- エアコン専用ブレーカーが「入」になっているか
- 室外機の周囲に障害物がなく風通しが良いか
- ドレンホース(排水ホース)が折れ曲がったり詰まったりしていないか
エアコンの試運転の正しいやり方
事前確認が終わったら、実際にエアコンの試運転を行います。ダイキンなどのメーカーが推奨する手順は以下の通りです。
- モードを「冷房」にする
- 温度は最低温度(16度、18度など)に設定する
- まずは10分程度運転し、冷風が出るかなどを確認する
- さらに30分ほど連続運転する
このとき、以下の点に注意して異常がないかチェックしましょう。
室内機のチェック項目
- 冷風はちゃんと出ているか?
- エアコン本体に異常を示すような表示(ランプ)が点灯・点滅していないか?
- 室内機から水漏れなどがないか?
- 異常な音がしていないか?
- 異臭がしないか?
室外機のチェック項目(重要)
エアコンの冷房能力は室外機の動作に大きく依存しています。室内機だけでなく、必ず室外機も確認してください。
- 室外機が正常に動いているか(ファンが回っているか)?
- 室外機から異音や異常な振動がないか?
- ドレンホースから水が排出されているか?
- 室外機周辺に空気の循環を妨げる植物や物が置かれていないか?
これらのチェックで異常が見られた場合は、故障の可能性があります。早めに販売店またはメーカーに相談しましょう。試運転は4〜5月のうちに行っておけば、万が一修理が必要になっても夏本番前に間に合わせることができます。
夏本番前のエアコンのメンテナンス
実際に異常はなかったとしても、日常使用をする前にエアコンのお手入れ(フィルターの掃除など)をしておきましょう。エアコンを快適に使えるというだけでなく、掃除やメンテナンスをすることで節電効果が高まることもあります。
なお、エアコン(冷房)の電気代節約については下記の記事でも詳しくまとめています。
フィルターを掃除しておく
エアコンのフィルターが汚れていると、エアコンの冷房能力が低下してしまいます。冬の暖房使用が終わった時に掃除したかもしれませんが、本格稼働前にもう一度掃除をしておきましょう。
- フィルターを外す前に、掃除機でフィルター周りやエアコンパネル部分の掃除をする(ホコリの飛散防止)
- フィルターの外側から掃除機をかけて表面のホコリを取る
- お風呂場などで水洗いをして陰干しする(洗剤を使うなら台所用中性洗剤を薄めて使用)
水分が残ったまま取り付けるとカビの原因になります。必ずしっかりと陰干しして乾燥させてください。
吹き出し口やルーバーの掃除
エアコンの吹き出し口やルーバー部分にもホコリがたまっていることがあります。手の届く範囲で掃除しましょう。
- 電源を落とす(コンセントを抜く)
- ルーバーを手で動かして開く
- タオルなどに台所用中性洗剤を薄めたものを含ませて、汚れをふき取る
- コンセントを挿して送風運転をし、しっかり乾かす
ニオイがするときは、16度設定+窓全開で1時間運転
エアコンのニオイ対策として、部屋の窓を開け、エアコンを16度に設定して1時間運転するという方法があります。これは一部のメーカーが公式に回答している方法で、低温で冷房運転することでエアコン内部に結露を発生させ、ニオイ成分を水に溶かして外へ洗い流す効果が期待できます。
エアコンがフル回転することになるため電気代はそれなりにかかりますが、手軽にできる応急処置として有効です。
この方法はニオイを一時的に軽減する応急処置であり、カビ菌が内部に残るため根本的な解決にはなりません。また、最近のエアコンには冷房停止後に自動で内部を乾燥させる「内部クリーン機能」が搭載されている機種が多くあります。日常的にこの機能を活用することで、ニオイの発生自体を予防できます。
なお、汚れやニオイがひどい場合や、奥まったところも汚れているという場合は、素人が無理に掃除をしないほうが安全です。エアコン専門のハウスクリーニング業者などに依頼し、専用の道具を使った内部洗浄を利用することをおすすめします。
もう買い替え時かも……というときは
エアコンの不調が続く場合、新しいエアコンに買い替えるという判断も重要です。エアコンの平均寿命(設計上の標準使用期間)は一般的に約10〜15年と言われています。10年以上使用している機種の場合、修理費用が本体価格の半額を超えるようなら、買い替えを検討するタイミングです。
また、最新のエアコンは省エネ性能が大きく向上しています。環境省が運営する「しんきゅうさん」というシステムを使えば、お使いのエアコンの型番から最新機種に買い替えたときの省エネ効果(電気代の節約効果)を簡単にチェックすることができます。
こうした節電による省エネ効果と、高額なクリーニング代や修理代を総合的に考慮して、買い替えを検討するのも一つの手段です。
まとめ:夏本番を迎える前にエアコンのチェックを
エアコンは夏に大活躍する必須の冷房器具です。
これから6月の梅雨の時期からジメジメし、蒸し暑い日がやってきます。そうなる前の4〜5月のうちに、一度エアコンの試運転やメンテナンスを行って、快適な夏を過ごせるように準備しておきましょう。
以上、夏前にやっておきたいエアコンのお手入れと試運転の正しい方法について紹介しました。
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