自動車保険(任意保険)の保険期間は基本的には1年単位であり、大体の方が年間契約を更新していることかと思います。ただ、この更新作業を、保険会社から通知がくるからそれにしたがってただ漠然と更新しているという方も多いのではないでしょうか?

面倒くさがらず、毎回見直しをすることで自動車保険料の大きな節約とちょっとしたお小遣いがゲットできるチャンスがあります。

もちろん、比較の結果、今の保険を継続するというのもアリです。

自動車保険はスイッチングコストが低い保険

自動車保険は生命保険とは異なり、スイッチングコスト(切り替えコスト)がとても低い商品です。

基本的に自動車保険は1年間の掛け捨て型ですので、保険会社を切り替えたからといって損をすることはないのです。(※一部の保険会社では、保険料率改定の影響を受けない2年・3年の長期契約を選ぶことも可能です。長期契約は更新の手間が省けるメリットがある一方で、無事故による等級アップがその期間は保留されるという特徴があります。)

逆に生命保険の場合は数年~数十年の加入が前提となっているような商品も多く、気軽に切り替えをするわけにはいかない事が多いかと思います。

そのため、自動車保険は毎年の保険料やサービスなどを比較したうえで、より条件がよい保険会社に乗り換えていくというのがベストな選択となります。

他社に乗り換えても等級は引き継がれる

自動車保険を乗り換えるハードルが低い理由の一つに、等級制度の引き継ぎがあります。

自動車保険の等級は1等級から20等級まであり、1年間無事故であれば翌年の更新時に1等級アップし、保険料の割引率が高くなります。この等級は、別の保険会社に乗り換えた場合でもそのまま引き継ぐことが可能です。

現在加入している保険でコツコツと等級を上げてきた実績は無駄にならないため、安心してより条件の良い保険会社を探すことができます。

保険会社(損保)によって保険料算出の根拠や条件が違う

自動車保険の保険料というのは各社によってその基準が異なります。

そのため、同じ条件のドライバーや運転歴、事故歴であっても保険会社によって補償内容は同一にしても保険料が違うということが多々あります。

代表的なところでいえば、「年齢区分の評価」や「ドライバーの免許証の色(ゴールド)を評価」、「走行距離に対する評価」などをどのように評価してどの程度保険料を割引するのかは各社で異なっています。

ダイレクト型(通販型)と代理店型の具体的な違い

自動車保険を比較する際、大きく分けて「ダイレクト型」と「代理店型」の2種類があります。

  • ダイレクト型(通販型):インターネットや電話で直接契約するため、中間マージンがかからず保険料が安いのが最大の特徴です。ただし、事故時のサポートは主に電話やオンラインでの対応となります。
  • 代理店型:自動車ディーラーや保険代理店を通して契約します。保険料は高めになりますが、担当者と対面で相談ができ、事故時にも手厚いアフターフォローを受けやすいというメリットがあります。

一般的に保険料を大きく節約したい場合は、ダイレクト型(通販型)と呼ばれる保険会社を選ぶと安くなる傾向にあります。

人によって条件は違うのでどの自動車保険が安いとは一概に言えない

ダイレクト型が安いとはいえ、契約者一人一人によって自動車保険の保険料の算出根拠となる条件は違ってきます。

  • あまり走行距離がない人、めちゃくちゃ乗る人
  • 年齢制限を付けてもOKなひとNGなひと
  • 免許証の色
  • 事故歴の有無
  • 等級
  • 車両保険の有無
  • 弁護士費用特約など、特約の有無

一つ一つの項目ごとに自動車保険の保険料算出のやり方は変わってきますし、割引する金額(率)も違ってきます。

そのため、どの自動車保険が一番安いのかを計算するのは見積もりを取ってみないとわからないのです。

でも、何社にもホームページから車種、走行距離、年齢、補償内容などを入力して見積もりを取るのは大変な重労働です……。

そうした手間をなくすためには自動車保険の一括見積もり・比較サイトを使うのが便利なうえ、プレゼントや特典などがありお得です。

自動車保険の見直しに最適なタイミング

自動車保険を見直すのは、毎年の更新時だけではありません。以下のようなライフスタイルの変化があった時も、保険料を安くできる大きなチャンスです。

  • 車を買い替えたとき(車種によって保険料の料率クラスが変わります)
  • 同居家族の増減(子どもの独立や帰宅によって運転者の条件が変わります)
  • 運転者の誕生日(年齢制限の区分が変わるタイミングで安くなることがあります)
  • 免許の色が変わったとき(ゴールド免許に切り替わった直後などは割引が適用されます)

自動車保険の一括見積もりサイトを使うメリット

なんといっても、一括見積サイトを利用すれば、手入力をする回数が少なくて済むというのが大きいですね。

個人情報や車両に関する情報、つけたい保険内容(補償内容)などを損保会社一社ずつ検索していくのへきわめて面倒です。

一括見積サイトを使えば、一つのサイトで必要な情報を入力すれば、しっかりとした見積もりを出してくれます。必要な情報としては以下の通りです。

  • 自分自身(契約者)の情報
  • 車両に関する情報(走行距離や車検証)
  • 現在の補償内容(保険証券)

こちらがあればOKです。あとは、一括見積サイト上で入力して、見積もりを取りたい保険会社を複数選択して依頼すればOKです。

複数の一括見積もりサイトを比較

現在、自動車保険の一括見積もりサイトはいくつか存在します。主なサービスの特徴を比較表にまとめました。

サービス名 最大見積もり社数 特徴・特典の傾向
インズウェブ 最大20社 見積もりで特典あり。平均節約額が大きい。
保険スクエアbang! 最大16社 利用者数800万人突破の老舗。見積もり特典あり。
価格.com 自動車保険 複数社 満足度ランキングや実際の口コミもあわせて閲覧可能。
楽天 自動車保険一括見積もり 複数社 見積もりや成約で楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施。

一括見積サイト経由なら特典もある

また、自動車保険の比較・見積もりサイトは、一括見積利用者に対しての特典を用意していることが多いです。

たとえば、最大20社から比較できる一括見積もりサイトである「インズウェブ」では、自動車保険の一括見積もりをするだけで、初回利用者にはもれなくハーゲンダッツアイスクリーム2個をプレゼントといった特典があります。上手に活用すれば得できますね。

それぞれの保険会社の保険料を一括で比較できるほか、インズウェブ経由の契約だとさらにプレゼントがもらえるキャンペーンをやっている保険会社もあったりします。

なお、インズウェブをはじめとする自動車保険の一括見積もりは、引越しの一括見積もりとは異なり、見積もり結果の連絡はメールやハガキとなっているので、しつこい営業電話などがかかってくることはありません

メールの配信(メルマガ)や個人情報はしつこい?

一括見積をするデメリットの一つとして多くの方が認識しているのが、連絡はメールだけかもしれないけど、そのメール(メルマガ)がうざいんじゃないの?というものかと思います。

たしかに、見積もりを依頼すると入力した個人情報や条件が各保険会社に送信されるため、依頼した最大20社ほどの会社から案内メールは届きます。

ただ、送られてくるメルマガには必ず「メルマガを解除する方法」が記載されています。そちらから手続き(ほとんどはワンクリック)をすればメールの配信は止まります。不要になったタイミングで解除すれば問題ありません。

参加しているのはいずれも大手の損保会社なので、個人情報の取り扱いやこの辺りの対応は安心できるところです。

自動車保険の一括見積を上手に活用して保険料を節約しよう

自動車保険の一括見積をすることで、インズウェブの2024年のアンケートデータでは、平均37,154円の保険料の節約につながっているそうです。

自動車保険のような保険料は「固定費」となっています。こうした固定費は毎月(年)のように支払いが生じることになります。一度節約してしまえば、あとは継続的にずっと節約効果がいきるのが固定費節約の良いところです。

家計見直しは固定費削減から!毎月の支出を減らす具体的な手順と節約術家計における支出見直し、節約に効果的なものはやはり「固定費の削減」です。固定費というのは家賃や保険料のように、毎月固定的に支出される費用...

毎月の細かな節約をしていくよりも大きな固定費を下げることが家計改善の大きな力になります。

また、少し話はずれてしまいますが、保険料を見直すのではなく、自動車保険の保有自体を見直すというのも一つの手だと思います。

最近はカーシェアリングサービスなども普及しており、都市部では自動車を所有せず、必要なタイミングだけ借りるほうがコスト的に節約となることがあります。

自動車の維持費は年間にいくらかかる?車を手放せば固定費改善・節約効果は抜群家庭の固定費削減という話が出るときに真っ先にやり玉にあがるのが「自動車」ではないかと思います。一般家庭における耐久消費財としてはもっとも...

以上、自動車保険は節約のためにも毎年見直し・比較をして得しようというお話でした。

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ふかちゃん
マネーライフハック編集長。証券会社で個人向け金融サービスに従事した経験をもとに、2004年より金融・投資・クレジットカード・節約・ポイント活用に関する情報を発信しています。2011年からMoneyLifehackを運営し、2018年3月には月間200万PVを達成。金融サービスの提供側ではなく、利用者目線で実際に使って検証した一次情報をもとに、家計改善に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
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