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ポイント投資サービスを徹底比較、ポイント運用のメリット、デメリット

世の中、いろいろな“ポイント”が貯まる時代になりました。電気屋さんの会員カードのポイント、Tポイントやdポイント、Pontaといった共通ポイントカードのポイント、クレジットカードのポイント、WEBサービスのポイントなど様々です。

そんなポイントの使い道は、ポイントを使って買い物をするというものがスタンダードでしたが、2016年末ごろから増えているポイントの使い道が「ポイントを投資する」というサービスです。ポイントを消費のために使うのではなく、投資のために使うことができるわけです。

今回はそんな各社のポイント投資サービスを比較していきます。

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ポイント投資を徹底比較

当ブログでもポイントを投資に回すことができるサービスについて発表されるごとに紹介してきましたが、そうしたポイント投資が可能なサービスが増えてきたので、各サービスの特徴を比較したいと思います。

  • クレディセゾン 永久不滅ポイント運用サービス (2016年12月)
  • インヴァスト証券 ポイント自動売買積み立て投資 (2017年7月24日)
  • 楽天証券 投資信託ポイント買付サービス (2017年8月26日)
  • トラノコ ポイントで投資 (2017年10月24日)
  • StockPoint(2017年12月9日)
  • dポイント投資サービス(2018年5月15日)
  • ポイント運用 by 楽天スーパーポイント(2018年10月3日)
  • 松井証券ポイント投資(2018年10月22日)
  • Pontaポイント運用(2019年4月9日)
  • auWalletポイント運用(2019年4月9日)
  • Tポイント投資・ネオモバ(2019年4月10日)

現状はこんな感じになっています。雨後の筍みたいにポコポコとポイント投資サービスが登場していますね。

まずは簡単にそれぞれのサービスを紹介していきます。

 

クレディセゾン 永久不滅ポイント運用サービス

クレジットカード大手のクレディセゾンが発行しているセゾンカードなどのクレジットカードの利用でたまる「永久不滅ポイント」を運用することができるサービスです。

100ポイント(500円相当)から運用可能で売却は1ポイント単位で可能です。

運用についてはクレディセゾンはマネックス証券などと提携して「MSV LIFE(マネラップ)」という自動運用サービスを提供しており、そのシステムを使っています。投資先ETFなどの運用商品です。

大きな特徴といえるのはポイントをポイントのまま運用しているということです。投資や売却はすべてポイント単位で行われます。そのため、証券口座の開設が不要であることが挙げられます。同社では“投資の疑似体験”とよんでいます。

一方のデメリットとして、永久不滅ポイントが貯まるクレジットカードは全体的にポイント還元率が低いため、ポイントを貯めること自体に苦労するということが挙げられます。

セゾンカードの永久不滅ポイントの活用方法や交換方法。運用もできるポイント制度
2016-12-20 19:28
永久不滅ポイントはセゾンカード(クレディセゾン)が提供しているポイントプログラムです。クレディセゾンのクレジットカードの利用などでポイントが貯まります。その名前の通り有効期限がない
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インヴァスト証券 ポイント自動売買積み立て投資

こちらはインヴァスト証券のクレジットカード(発行はジャックスカード)である「インヴァストカード」を使ったポイント投資サービスです。
ポイント還元率は1%でそのお買い物でたまったポイントがインヴァスト証券のトライオートETF(マネーハッチ)という運用サービスで投資されるというものです。

特徴的なのはポイントを貯める段階で「投資」という出口が考えられていることですね。

  • クレジットカードでたまるポイントを失効させてしまったという苦い経験がある方
  • ポイントで損はしたくないけどあれこれ考えるのは嫌という方

などにはメリットの大きなクレジットカードだと思います。ポイント還元率も1%と高いですし。

一方のデメリットとしては、トライオートETFに投資をするという投資先でしょうか。トライオートETFは単純なETF投資ではなく、CFD取引(差金決済取引)という仕組みを使って運用しています。レバレッジ運用をしなければ投資額以上に損をすることはありませんが、少し注意と学習が必要になります。

クレジットカードのお買い物でポイント投資のインヴァストカードのメリット、デメリット
2017-11-01 19:19
クレジットカードの利用でポイントが貯まるというのは、多くの方がご存知かと思いますが、インヴァスト証券という証券会社が発行しているクレジットカード「インヴァストカード」はお買い物をす
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楽天証券 投資信託ポイント買付サービス

ポイント投資として、今回紹介する中で一番対象となるポイントを貯めている方が多いのではないかと思われます。

対象となるポイントは「楽天ポイント(楽天スーパーポイント)」です。

といったようにポイントを貯める手段が多いです。

貯めた楽天ポイントを投資するには「楽天証券」という大手ネット証券に口座開設が必要になります。そしてポイント買付の手続きをすると楽天ポイントで投資信託が買えるようになります。

注意点としては「他社ポイントから交換された楽天ポイント」や「期間限定ポイント」は買付の対象外となるということです。楽天ポイントはポイントの交換先としても多いので、「交換ポイントがOK」ならかなり投資の幅が広がっただけに少し残念です。

楽天証券で楽天ポイント投資が可能に!投資信託ポイント買付サービス
2017-05-15 23:50
大手ネット証券の楽天証券では2017年8月26日より、楽天スーパーポイント(楽天が提供している共通ポイントサービス)を使って投資信託の購入ができるサービスを開始することになりました
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なお、2018年には「ポイント運用 by 楽天スーパーポイント」といって前述の投信ポイント買付とは別に、楽天ポイントをポイントのまま運用できるサービスも始めています。よりライトな感じのサービスとなっています。

ポイント運用 by 楽天PointClubの仕組み。楽天ポイントをポイントのまま運用可能
2018-10-05 13:35
楽天市場(楽天ポイント)がまた新しいポイント利用サービスを開始しました。その名も「ポイント運用 by 楽天PointClub」です。楽天ポイントを使って投資ができるサービスですね。
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トラノコ ポイントで投資

トラノコは、登録したクレジットカードや電子マネーでのお買い物時に「おつり」相当額を投資に回すことができるというサービスです。
たとえば100円を設定したときに1420円のお買い物をしたら、100円と端数の20円の差額=80円を投資に回すというサービスになっています。

このおつり投資というサービスも2017年になって今回紹介するトラノコや、ロボアド投資サービスの「WealthNavi(ウェルスナビ)」が提供する「マメタス」のようにサービスが展開されています。

手軽な積立投資、おつり投資ができる投資サービス・アプリの比較と注意点
2017-05-27 06:11
フィンテック(金融と投資の融合)に関するサービスとして近年は様々なサービスが登場しています。そんな中、2017年に入って新しく登場したジャンルの一つが「おつり投資」と呼ばれるものが
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さて、トラノコは2017年より、PointExchangeやGポイントというポイント交換サービスと提携し、同社のポイントをトラノコの投資資金として扱えるようになりました。
今後もトラノコはポイントで投資の対象ポイントを増やすと発表しているので今後に期待ですね。

トラノコのサービスにおいて注意したいのは、トラノコでは月額300円の利用手数料がかかるということ。決して安い金額ではなく、数十万単位の運用をしていないと、おそらく運用しても赤字になってしまう可能性が高いです。運用のリスクではなく手数料負けするわけです。
そんな何十万単位のポイントを持っている人は少ないでしょうから、あくまでもトラノコをおつり投資アプリとしてフル活用している方向けといえそうです。

おつり投資アプリ トラノコの評判と始め方、利用上の注意点のまとめ
2017-11-09 16:48
トラノコは2017年6月7日にサービス開始となったフィンテックアプリサービスで、おつり投資という新しい資産運用のジャンルを開拓しています。 おつり投資というのは、登録したクレ
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StockPointでドットマネーを個別株に投資できる

ドットマネーというポイント交換サイトのポイントを使って個別株式やETFに疑似投資できるサービスです。2017年12月にサービスが開始されています。

ドットマネーという多くの人は貯めていないであろうポイントであることと、手数料が高いこと、配当金がでないことなどを考えると現時点ではあまりおすすめはできません。

ポイントは株価に連動する際、配当落ちにも連動するわけなので、実質的に配当分リターンが小さくなります。ドットマネー自体は「現金」にも交換可能なポイントなので、あえて、StockPointで運用するくらいなら現金に換えてSBI証券なりで普通に株を買うほうがいいと思います。最近は1株単位でも株が買えますし……(参考:単元未満株取引で比較

以下の記事でもレビューしております。

ポイント投資のStockPoint(ストックポイント)の評判とメリット、デメリット
2018-01-05 06:52
StockPoint(ストックポイント)というサービスが登場しました。 ストックポイントでは、お買い物などで貯めたポイントを株式投資として運用することができるサービス(アプリ
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dポイント投資サービス 投資信託投資を共通ポイントで投資

dポイント投資サービスは2018年5月に開始したポイント投資です。ドコモのポイントであり、共通ポイントカードのポイントでもあるdポイントを使って、ロボアド運用の「お金のデザイン」と連携した投資信託に疑似的に投資ができるようになっています。

アクティブコース、バランスコースを選択し保有するdポイントを投資することができます。実際の投資信託の変動と連動して、dポイント建てで残高が変動します。

dカードGOLDなどを保有されているドコモユーザーの方は、万単位でまとまったdポイントが貯まっている方も少なくないはずで、そうした方の余剰ポイントの活用に使えそうです。

dポイント投資とは?dポイントで資産運用をするメリット、デメリット
2018-05-17 00:38
共通ポイントカードの「dポイント」が新たなポイント活用サービスを開始しました。ロボアド(ロボットアドバイザー)運用のお金のデザインと共同でポイント運用(ポイント投資)のサービスを開
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松井証券ポイント投資

ネット証券大手の「松井証券」が提供しているサービスです。同社発行の「MATSUI SECURITIES CARD」のお買い物で貯まるポイント(1%相当)を松井証券が扱っている投資信託に1ポイント=1円として投資することができます。

仕組み的には前にも紹介している「インヴァストカード」を使ったサービスと似たような感じですね。

MATSUI SECURITIES CARDの評判と口コミ、松井証券ポイントが貯まり投資もできる
2019-02-19 17:25
松井証券がジャックスカードと提携して、クレジットカードを発行しています。その名も「MATSUI SECURITIES CARD」です。そのまんまの松井証券カードですね。 ポイ
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Pontaポイント運用

共通ポイントのPontaポイントを使って投資体験ができるサービスです。サービスとしては前に紹介している「STOCK POINT」の仕組みをそのまま使った形になっています。正直言って、ポイントを運用ポイントに交換する際の手数料が高すぎて、運用価値を見出すことはできません。個人的にはやる価値ないと思ってます。

配当落ちの調整もないので、長期投資をすればするほど損をするような形になっています。

Pontaポイント運用がスタート!メリット、デメリットを分析
2019-03-21 06:10
共通ポイントカードのPonta(ポンタ)がポイント運用サービスを始めることを発表しました。 ポイント運用サービスはポイントを疑似的に投資してその結果でポイントが増減するサービ
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au Walletポイント運用

通信キャリアのau(KDDI)のポイントであるau Walletポイントを使って投資体験ができるサービスとなっています。KDDI系の投資信託運用会社が提供しているauの投資信託への投資をWalletポイントを使って疑似体験できるサービスになっています。

ポイントはポイントのまま運用することが出来、売却すればWalletポイントに戻ります。

au WALLETポイント運用がサービス開始!サービスの特徴を分析
2019-04-04 17:27
au WALLETポイントは携帯電話のauの利用や、au WALLETプリペイドカードの利用、他社ポイントとの交換で貯めることができるKDDIのポイントです。 このau WA
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Tポイント投資(ネオモバ)

Tポイントの運営会社であるCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)とSBI証券が連携して開業したSBIネオモバイル証券(ネオモバ)を通じてTポイントを使って株を購入できるサービスとなっています。

投資対象は国内株式となっており、1株単位で売買できるようになっています。

SBIネオモバイル証券はTポイント投資が可能!1株単位で株式をTポイントで買える
2018-10-30 18:34
最近は様々なポイントを使ってのポイント投資、ポイント運用が流行っていますが、共通ポイントカードの雄であるTポイントが、ネット証券最大手のSBI証券と組んでのポイント投資サービスを開
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ポイント投資サービスを一覧で比較

ながながと各社のサービスを紹介してきましたので、最後に各サービスの大きな特徴を一覧形式で比較してみます。

どんどん数が増えていて追っていくのが大変になってきました(笑)

投資先 利用料 証券口座 使うポイント
永久不滅ポイント運用 ポイントを疑似運用(投信) 無料 不要 永久不滅ポイント
インヴァストカード CFD投資 無料 不要 インヴァストカード利用額の1%が投資される
楽天ポイント投信買い付け 投資信託をポイント購入 無料 必要(楽天証券 楽天ポイント
トラノコポイント運用 投資信託をポイント購入 月額300円 不要 PointExchange
Gポイント
StockPoint ポイントを疑似運用(個別株) 無料
(交換手数料が発生)
不要(ただし、SBI証券口座があると株に移行可能) ドットマネー
永久不滅ポイント
dポイント投資 ポイントを投資信託に疑似運用 無料 不要 dポイント
松井証券ポイント投資 投資信託をポイント購入 無料 必要(松井証券) 松井証券ポイント
Pontaポイント運用 個別株に疑似投資 無料
(交換手数料が発生)
不要 Pontaポイント
au Walletポイント運用 ポイントを投資信託に疑似運用 無料 不要 Walletポイント
StockPoint ポイントで個別株を直接購入 月額200円
※ただし、毎月200円分のTポイントがもらえます。
必要(SBIネオモバイル証券) Tポイント

 

ポイントのまま投資をするときのメリットとリスク

ポイント投資を考えるとき、「ポイントのまま運用」というケースと「ポイントを投信などの金融商品と交換」というケースの二つがあり、それぞれメリット、デメリットがあります。

 

ポイント運用は税制上のメリットがある

あくまでもポイントが増減するということになるので、利益が出ても基本的には一時所得扱いになると考えられます。年50万円の控除があるため、実質的にポイント運用でも儲かっても税制上、有利になることが多いという点が挙げられます。

楽天ポイントの投信買い付けのように投資信託を買った場合、あくまでも「ポイント→円→投信を買った」ということになるので、普通にお金で投信を買うのと同じことになります。

 

ポイント運用は、運営会社の破たんリスクがある

ポイントのまま運用するというのは、場合によってまとまった金額をポイントとして保有するということになります。そして、ポイントというのは一般的に保護される度合いが小さいです。

たとえば、ポイント運用をしている場合、その運用会社が破綻した場合には保護されない可能性が高いです。

一方で、ポイントを投資信託や個別株に交換して運用した場合、保護預かり・分別管理といったようないろいろな保護の仕組みや保険(日本投資者保護基金)などのセーフティーネットがあります。

証券会社が倒産したら株やお金はどうなる?銀行のペイオフのような保護制度はあるの?
2018-01-12 14:08
銀行には預金保険(ペイオフ)があり、一定の範囲で補償されるような仕組みがありますが、証券会社が万が一倒産・破たんした場合、預けている株や投資信託などの運用資産、現金などはどのような
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ポイント運用のポイントは相続できない

一般的に「ポイント」というのはその権利を譲渡したり相続したりできるようになっていません。

永久不滅ポイント
本人会員が次の各号のいずれかに該当した場合、本人会員は保有するポイント並びに商品との交換及び合算に関する一切の資格を喪失するものとします。
(2)死亡した場合

 

dポイント
<ご契約者様の死亡による承継>
dポイントクラブ、dポイントは引き継げません。

 

ポイントを疑似的に運用できる「永久不滅ポイント運用」「dポイント投資サービス」のどちらもポイントも会員が死亡した場合には、相続人などが引き継ぐことはできないようになっています。

クレジットカードのポイントや航空会社のマイルの相続。ポイント長者がしておくべき対策
2018-05-17 11:36
様々な企業が発行しているポイントプログラムや航空会社のマイレージ(マイル)なども個人単位でみれば立派な資産といえるほどの金額規模になってきています。 クレジットカードのポイン
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ポイント運用・ポイント投資はあくまでも補助的な投資

以上を考えると、ポイント投資やポイント運用といったものは、あくまでも小額運用するというあくまでも補助的なものと考えるべきですね。

これまで投資をしたことがないという方にとっての入り口としてお金を払うことなく、余っているポイントなどで投資を経験できるサービスと考えるべきでしょう。

 

以上、ポイント投資サービス各社のサービスについて紹介、比較していきました。皆様の参考になれば幸いです。

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