永久不滅ポイントはセゾンカード(クレディセゾン)が提供しているポイントプログラムです。クレディセゾンのクレジットカードの利用などでポイントが貯まります。その名前の通り有効期限がないというのが大きな特徴です。
一般的なクレジットカードのポイントは1年~3年程度の有効期限が設けられていることが多いのですが、永久不滅ポイントは期限なしです。今回はそんなクレディセゾン(セゾンカード)の永久不滅ポイントの活用方法や交換方法、さらには永久不滅ポイントの運用方法まで紹介していきます。
永久不滅ポイントの基本
セゾンカードを発行するクレディセゾンのポイントプログラムです。前述の通り、有効期限なし(無期限)のポイントとなっているのが特徴的です。
クレジットカードのポイントは「クレジットカードはポイントの失効(期限切れ)に注意。期限切れの対策はあるか?」でも紹介したようについつい失効(有効期限切れ)を起こしてしまうこともありますが、この心配がないというのはいいですね。じっくりと貯めることができます。
有効期限:無期限
ポイントの価値:1ポイントあたり5円程度
永久不滅ポイントを貯める方法
通常はセゾンカードの利用で貯めることができます。基本のポイントは1000円利用当たり1ポイントとなっています。ポイント還元率にすれば0.5%くらいという事になりますね。ごく一般的なクレジットカードの水準といえます。
ただし、一部のクレジットカードではボーナスポイントとして1000円あたり1.5ポイントが貯まるクレジットカードもあります。この場合は還元率は0.75%となりますね。
なお、ネット証券の「マネックス証券」を利用している方は、マネックス証券でたまる「マネックスポイント」を永久不滅ポイントに交換することができます。マネックスポイントはマネックス証券で投資信託の保有などに応じて貯めることができます。
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ポイントは合算可能
セゾンカードは様々な会社との間で提携カードも数多く発行しています。たとえば、西友でのお買い物がお得なウォルマートカード、パルコでのお買い物がお得なPARCOカード、無印良品のMUJIカードなどがあります。
こうした複数のカードで貯めた永久不滅ポイントも一つに合算可能です。さらには、家族が貯めた永久不滅ポイントも合算(移行)して利用可能です。
ポイントの交換や利用方法
貯めた永久不滅ポイントは「商品との交換」「ギフト券との交換」「利用代金への充当(ポイントdeお買い物)」などに利用可能です。
- JALマイル
- ANAマイル
- dポイント
- Tポイント
- nanacoポイント
- Suica
- Amazonギフト券
- Walletポイント
- 無印良品
- 西武(プリンスポイント)
- JTBトラベルポイント
- ベルメゾン
- ビックカメラ
- ヤマダ電機
- スターバックスカード
- 投資信託
ギフト券との交換や利用代金への充当については最初に書いた通り1ポイントあたり5円として交換可能となっています。なお、ギフト券との交換については時々、増量キャンペーンなどが行われることもあるでの、そうしたチャンスを活用しましょう。
利用代金への充当は200ポイントあたり900円となるので、1ポイントあたり4.5円と少しレートが落ちます。
永久不滅ポイントを投資して運用できる?
永久不滅ポイントをなんと「運用して増やす」ことができるようになったそうです。ポイント運用サービスという名称で、ポイントを投資信託の運用成績に合わせて増やすことができます。
ポイント運用サービスとは?
永久不滅ポイントの設定をすると、ポイントの残高がクレディセゾンの関係会社である「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問」の運用する投資信託の運用状況に連動して増減するようになります。
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問というと「マネックス証券のラップ口座MSV LIFE(マネラップ)の特徴と活用方法」でも紹介したマネックス証券のラップ口座であるMSV LIFE(マネラップ)でも紹介した会社です。ロボアド(ロボットアドバイザー)を活用した運用が魅力的なサービスです。
ポインと運用サービスの始め方
利用するにはクレディセゾンの会員サイトであるNetアンサーに登録する必要があります。
100ポイント単位で投資が可能です。1ポイント5円とすると500円から投資ができるという事になりますね。売買の手数料はかかりません。
運用先は二つあり、一つは外国株や外国債券を中心に運用する「MSV内外ETF資産配分ファンド(Hコース)/アクティブコース」。もう一つは国内債券を中心に運用する「MSV内外ETF資産配分ファンド(Aコース)/バランスコース」となります。
前者はハイリスクハイリターン、後者はローリスクローリターンの運用となります。
また、2018年7月からはTOPIXコース(日本株)、VOOコース(米国株)の二つも投資対象に加わりました。この二つはインデックス投資としてよさそうではありますが、「配当金抜き」ということになります。VOOを普通に買えば配当金がもらえることを考えると、この二つのETFコースは少し避けたほうが良いかもしれませんね。
将来的には個別株に投資をできるポイント投資の仕組みも予定しているそうです。
永久不滅ポイントのポイント運用は、ポイントで投資信託を買うのではなく、ポイント自体が変動する形になるわけですね。非常に面白い取り組みだと思います。
そもそも、ポイントはお買い物のついでにたまったものだから、それをほったらかしておくよりは運用してうまくいったら儲けものといった感覚で試してみやすいかもしれません。
早速、私もある程度は永久不滅ポイントがたまっているのでポイントを運用してみたいと思います。
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