クレジットカードでお買い物というと「借金」とか「金利」とかいった負のイメージを持たれている方も多いかもしれません。

実際、私の周りにもクレジットカードは怖いから使ったことがないという人も多くいますし、私が大学に進学したころはクレジットカード破産(カード破産)が社会問題になっていたのか、入学時のオリエンテーションでクレジットカードは怖いもの。というような指導も行われました。しかし、クレジットカードは上手に活用すれば、普通に買い物をするよりもお得に買い物ができるケースが多いのです。今回はそんなクレジットカードのメリット、デメリットをまとめていきます。

クレジットカード払いは基本的には得をする

まず、大原則として正しい使い方をすればクレジットカードは基本得をすることができるものです。

  • 利用額に応じてポイントが貯まる(一般的には1回払いで金利・手数料はゼロであり、還元分が純粋な得になるケースが多い)
  • 付帯保険などの保障が特典として付く
  • その他カード会員向けの割引などが受けられる

ただし、ネット通販や一部の加盟店では、加盟店側が負担する決済手数料分を上乗せして請求するケースも稀にあるため、「常に100%得をする」とは言い切れない点には少しだけ注意が必要です。

利用額に応じてポイントが貯まる

クレジットカードのメリットの中でも最もメリットとして挙げられることが多いのがポイントです。100円利用につき1ポイントといったようにクレジットカードでお買い物をすると支払いに応じてポイントをもらうことができます。

こうしてためたポイントは換金したり、次回のお買い物に使ったり、あるいは商品などの交換することもできます。

多くの一般的なクレジットカードならお買い物額の0.3%〜0.5%程度がポイントバックされています。なお、このポイントによる還元はクレジットカードによっては1%を超えるような還元率が高いカードもあります。

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現金払いの場合、こうした還元はありませんので、クレジットカードでお買い物をすると、現金払いよりもポイント還元分だけ安く買えるということになります。

<ポイント還元の具体例>
0.5%還元のカードで月に10万円利用すると、年間では約6,000円相当のポイントがたまります(10万円×0.5%×12か月)。年会費が無料であれば、この還元分は純粋な得と見なせます。一方、年会費1万円のカードでは、年間100万円以上利用すれば、年会費分を上回る還元を得られる計算になります。

付帯保険などの保障が特典として付く

クレジットカードには様々な保険がセットされています。カードによってついていたり、ついていなかったりしますが一般的には下記のような保険があります。

付帯保険 その特徴
盗難保険 多くの主要カードに付帯しています。クレジットカードが不正利用されたときの被害額を補償してくれる保険となっています。
旅行傷害保険 旅行中の死亡やケガや病気などの費用、第三者に対する損害賠償責任などを補償してくれる保険です。国内向けと海外向けがあります。
ショッピング保険 クレジットカードで買い物をした商品が壊れた、盗難などの被害にあったときに損害額を補償してくれる保険です。

クレジットカードは不正利用が怖いという声もありますが、多くの主要カードには盗難保険がセットされており、不正に利用された場合の損害額は保険でカバーされます。

ショッピング保険で商品への保険が自動でセット

また、クレジットカードで商品を購入するメリットの一つに「ショッピング保険」という保険がつくということがあげられます。ショッピング保険というのはカード会社によって多少名称が異なりますが、要するに買った商品が盗難されたり火事の被害にあったり、落下等で破損した場合などにおいて損害額を補償してくれる保険となります。

こうしたショッピング保険はクレジットカードを使って買い物をした商品そのものに対する損害保険です。

どのような商品がどの金額まで対象になるのかはクレジットカードによって異なりますが、年会費が無料のクレジットカードでもこうした保険が付帯しているケースも少なくありません。こんな保険は現金で買った場合には基本的に付帯しませんので、カードで購入するほうがお得といえます。

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※補償の際はクレジットカードの売上票が必要になるケースがあるのでレシート等は保存しておきましょう。

海外旅行に行くときの保険もカードでカバー

旅行傷害保険もクレジットカードの代表的な付帯保険です。海外旅行傷害保険については海外旅行でのけがや病気などをカバーしてくれる保険です。海外旅行に行くときは加入が推奨されることが多いですが、クレジットカードの付帯保険を活用して十分な補償を得ることだって可能です。

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十分な保険があれば、海外旅行の際に、わざわざ保険料を払って個別の保険に入らなくても済む場合があります。

その他カード会員向けの割引などが受けられる

クレジットカードは、お店によっては自社の会員カードのようにして扱っているところもあります。特に商業施設やデパート、スーパーなどでは自社のクレジットカードを使えば割引を受けられたり、特典があるようなケースもあります。

また、航空会社のクレジットカードも人気です。こちらはマイルを貯めて特典航空券(無料航空券)との交換をしたいという人が多いようですね。

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ライフステージに合わせたクレジットカード選び

クレジットカードを選ぶ際は、ご自身のライフステージや利用用途に合わせて選択するとよりメリットを実感しやすくなります。たとえば、以下のような基準で選ぶのがおすすめです。

  • 学生やフリーター:年会費無料で還元率が高く、家計管理がしやすいカードがおすすめ。
  • 勤労者・家族:海外旅行傷害保険やショッピング保険が充実した汎用カード。
  • 海外旅行が多い人:海外でのポイント還元率や旅行関連の保険・特典が充実したカード。

クレジットカードは怖い?怖くない?

ここまでクレジットカード利用のメリット部分を紹介してきましたが、もちろんクレジットカードを利用することでのデメリット部分もあります。

怖い?怖くない?という話でいえば「使い方を間違えてしまえば怖い」という話になります。じゃあ、どういうケースが怖いのでしょうか?

クレジットカードは年会費がかかるから損をする

クレジットカードには年会費が無料のカードもたくさんあります。たとえば、当ブログでも人気の高い高ポイント還元率のクレジットカーである「楽天カード」や「リクルートカード」はいずれも年会費無料です。

その一方で年会費がかかるカードもあります。

たとえば、ゴールドカードと呼ばれるカードだと年1万円程度、プラチナカードなら5万円〜10万円を超えるようなカードもあります。

別にこの年会費はメリット、デメリットではなく自分にとってそれを払う価値があるかどうかで判断すればよいと思います。最初に書いたように楽天カードのように年会費無料でもスペックの高いカードはあるわけです。

ただ、年会費が高いカードにはそれなりの特典やベネフィットが用意されていること多いので、使い方次第では、年会費のモトを取ることは十分に可能です。

年会費有料のクレジットカードの元は取れる?取れない?クレジットカードの中には年会費が全くかからない無料のものもあれば、数千円程度がかかるもの、数万円するもの、中には10万円を超えるような年...

不正利用や盗難などが心配

こちらは「盗難保険」の項目でも説明したようにクレジットカードの盗難や不正利用の場合は保険がおりますので基本的には安心してください。

ただし、カード会社は署名やカード情報の自己管理を求めています。裏面に署名をしていない、不正利用されてからの連絡が長期間遅れたなど、利用者側に重大な過失がある場合は補償が制限されるケースもあります。この辺りは以下の記事もぜひご一読ください。

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支払い方法でリボ払いや分割払いを多用すると怖い

クレジットカードはその仕組み上、カード会社が一時的に立替払いをする形になります。1回払いであれば金利・手数料がかからないルールになっていますが、分割払いを利用する場合は金利(手数料)が発生することになります。

多くの場合、年率10%〜15%程度と消費者金融と同等レベルに高いため、基本的には利用しないほうが良いです。

中でもリボ払い(リボルビング払い)のような返済猶予型のカード決済を利用すると、残高が増えても毎月の支払い額が変わらないため元金の返済が進みにくく、いつまでも金利を支払い続けるということになりかねません。

<リボ払いの金利シミュレーション>
例えば年率15%のリボ払いを利用した場合、10万円を1年間で返済し続けると、支払い総額は約11万5千円程度に膨らむ計算になります(単利近似)。毎月の支払い額が少なく見えても、支払い総額と金利負担は想像以上に大きくなるため、「リボ払いは長期利用しない」「分割払いも必要最小限」にするのが安全です。

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基本的に、カードを作ったら1回払い!を徹底しましょう。

無駄遣いが増えすぎると怖い

支払い方法については1回払いを厳守すれば怖くありませんが、クレジットカードを作ることで無駄遣いが増えてしまうのが怖いという方も多いかと思います。

これは、確かにありえる話です。

クレジットカードは「信用に基づく先払い」が可能なため、現金感覚が鈍くなり、今もっている以上のお買い物ができてしまいます。結果として買い物をしすぎて、あとから支払いができずに困る……という事態になる可能性はあります。

近年、自己破産の債務原因として「浪費・クレジットカードによる購入」が増加している統計もあり、ネットショッピングの普及やリボ払いの乱用が背景に挙げられています。(※自己破産はあらゆる債務が対象になるため「カード破産」という用語は俗称に過ぎませんが、無計画な利用がリスクになるのは事実です)

最近では「家計簿アプリ」にクレジットカードを連携することで利用額をチェックしたりすることができるサービスなどもありますので、こうしたサービスも含めて使いすぎをチェックするようにすると良いと思います。

必要以上に怖がる必要はないが、知識も必要

クレジットカードは必要以上に怖がるものではありません。

ただし、どんな便利な道具でも使い方を間違えると人を傷つけてしまうように、便利でお得なカードも使い方を間違えると大変なことになります。

カード破産リボ地獄といったような言葉もあるように、使い方を間違ってしまうとお金で人生を苦しめてしまうことになります。

そうならないためになにが必要なのか?

それはカードを持たないという選択ではなく、正しい使い方ができるように知識を身に着けるということです。

【クレジットカードを安全に使うための行動ルール】

  • 利用額は、毎月の収入と支出を見積もった上で「返済できる範囲」に収める。
  • 利用限度額を「自分の感覚に合わせて低く設定」し、衝動買いを防ぐ。
  • 月に一度はカード明細や家計簿アプリで、利用額と支払い予定額を確認する。
  • 「1回払い以外の支払い方法(リボ・分割・ボーナス)」は、どうしても必要な場合にだけ限定利用する。

当ブログではそうしたお金に関する知識を身に着けることができるように、正しい情報を専門家が紹介していきます。クレジットカードについても「お得なクレジットカード活用術」のカテゴリで情報を発信しています。

正しい知識を持ってクレジットカードをお得に上手に活用してください。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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