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楽天銀行のデビットカードは、VISAとJCB、MasterCardのどれがお得?

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rakuten-debit最近、デビットカードの普及が進み始めているようです。

クレジットカードの国際ブランドと連携したVisaデビットや2014年からサービスを開始したJCBデビットなどカードブランドと銀行が連携したデビットカードが多数提供されるようになっています。そうしたデビットカードの中でも特にスペックが高くて、私も活用しているのが「楽天銀行デビットカード」です。

発行している種類も多く、楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)、楽天銀行シルバーデビットカード(VISA)、楽天銀行ベーシックデビットカード(VISA)と楽天銀行デビットカード(JCB)、さらに2020年には楽天銀行デビットカード(MasterCard)が加わり5種類。それぞれで年会費やポイント還元等に違いがあります。

今回は楽天銀行の各種デビットカード(キャッシュカード)はどのカードを選ぶのがお得なのかを比較していきます。

そもそもデビットカードって何?

デビットカードとは銀行の預金残高から即時清算される支払い方法です。

通常のクレジットカードの場合、カードで決済しても翌月とかに引き落とされますが、デビットカードの場合は銀行預金残高の範囲でしか利用できず、利用した分はすぐに清算されます。

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この方法のメリットとしては下記の様な点が挙げられます。

 

与信がないので、誰でもカードを持てる

通常のクレジットカードは「後払い」になりますので、カード会社は利用者に「お金を貸している」のと同じことになります。一方でデビットカードの場合、預金から即時差し引きますのでカード会社(銀行)にとってリスクがありません。そのため、条件を満たせばだれでもカードを持てます。

たとえば、JCBデビットカードの場合16歳以上なら未成年でもOK。また、たとえ信用ブラック(クレジットカードのブラックリスト)の状態であってもカードを持つことができます。クレジットカードの審査には落ちたけどクレジット機能(オンラインショッピングでの買い物など)に利用したいという方にもお勧めです。

 

即時引き落としの1回払いなので無駄遣いが減る

クレジットカードのように後払いの決済方法だと、どうしても無駄遣いが増えやすいと言われます。いま自分がいくら使っているのかを把握しにくいためです。デビットカードなら1回払いかつすぐに引き落とされますので今の自分の家計状況をモニタリングできるため無駄遣いが減らせます。

この点については「クレジットカードで得しているはずが赤字拡大の罠」でも記事としてまとめているので気になる方はご覧ください。

他にも「クレジットカードと同じようにオンラインショップなどで決済可能」「少額の買い物ならほとんどがサインレスでOK」などの特徴があります。

デビットカードの商品性は上記の通りです。もっと詳しく知りたいと言う方は「デビットカードの基礎知識 デビットカードとは何か?」なども参考にしてみてください。

 

楽天銀行デビットカードの種類と特徴を比較

楽天銀行デビットカードは楽天銀行に口座を開設する際に申し込みできます。

ただ、楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)、楽天銀行シルバーデビットカード(VISA)、楽天銀行ベーシックデビットカード(VISA)と楽天銀行デビットカード(JCB)、楽天銀行デビットカード(MasterCard)というように5種類があり、それぞれで年会費やポイント還元等に違いがあります。

どれを申し込みすればいいのか、分かりにくいですよね?

 

楽天銀行デビットカード5種類のスペック比較

4種理のデビットカードの基本的なスペックをまずは比較してみます。

JCB MasterCard VISAベーシック VISAシルバー VISAゴールド
年会費 永年無料 永年無料 永年無料 2,000円+税 5,000円+税
利用申し込み 16歳以上 16歳以上 16歳以上 16歳以上 16歳以上
カード審査 なし なし なし なし なし
カードブランド JCB MasterCard Visa Visa Visa
ポイント還元率 1%
たまるポイント 楽天ポイント
※支払いに楽天スーパーポイントを使うこともできます。
ポイント有効期限 最終獲得から1年
タッチ決済 JCBコンタクトレス MasterCardコンタクトレス VISAのタッチ決済(payWave
ETCカード デビットカードは即時払いのため、後払いシステムのETCカードはそもそも発行できません。
補償・保険 盗難補償 盗難補償 盗難補償 盗難補償
ショッピング保険
Visaゴールド優待
盗難補償
ショッピング保険
Visaゴールド優待
国内/海外旅行傷害保険
海外ATM利用 JCBまたはCirrusマークのある海外ATMで可能 mastercard、cirrus、maestro対応 VISAまたはPLUSマークのある海外ATMで現地通貨の引出が可能となっています

大きな差は“年会費の有無”ですね。年会費の必要なVisaシルバーやVisaゴールドになると、「ショッピング保険」「Visaゴールド優待」「国内旅行傷害保険/海外旅行傷害ほけ」が付帯するようになります。

 

デビットカードなのにポイント還元率が高い

楽天銀行デビットカードはデビットカード払いをした金額の1%がポイント還元されます。一般的にクレジットカードのポイント還元率は0.5%程度で、還元率が高いと言われるカードでも1%ちょっと程度ということを考えると、年会費無料でこれだけの還元率はかなりお得なカードと言えるでしょう。

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一般的な銀行のデビットカードのポイント還元率は0~0.2%程度ということを考えてもかなり破格のポイント還元率が示されているということが分かります

 

盗難補償は全カードに付帯

全カードに盗難補償が付帯しています。不正利用時の補償になります。

補償は当行が通知を受理した日の30日前以降、受理した日から60日後までの91日間に行われた不正使用による損害に対して行われ、1口座当たり年間100万円を限度となります。

100万円までです。言い換えるとこれを超えた分は補償されないことになります。楽天銀行のデビットカードは設定で利用上限を設定できるので、これはしておいたほうがいいですね。

 

楽天銀行シルバー(VISA)、ゴールド(VISA)の利用価値は?

年会費のかかる楽天銀行シルバーデビットカード、ゴールドデビットカードは利用する価値があるでしょうか?正直、1%のポイント還元だけであればJCBデビットかベーシック(VISA)で十分かと思います。

  • Visaゴールド優待(シルバー/ゴールド)
  • ショッピング保険(シルバー/ゴールド)
  • 国内・海外旅行傷害保険(ゴールドのみ)

これの違いになるので、ここにメリットを感じるかどうかですね。

 

Visaゴールド優待

  • 海外Wifiレンタル20%オフ
  • 国際線利用時のクロークサービス(15%オフ)
  • 国際線利用時の手荷物宅配サービス(500円)

といった優待があります。主に、海外旅行をする人向けのサービスですね。そこまで魅力的!と思える内容ではないと思いますが、あればいいかなって感じですかね。

 

ショッピング保険(シルバー/ゴールド)

ショッピング保険は楽天銀行デビットカードでお買い物をした商品の破損や盗難などがあった時の被害を一定期間補償してくれる保険です。

購入日から60日間、偶然の事故による破損や盗難などの損害を補償。

クレジットカードにもある保険ですね。軽視されがちですが、場合によっては有用な保険です。ただ、ショッピング保険重視ならこのカードよりも別のクレジットカードの方がおすすめです。

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国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険

国内旅行や海外旅行時の病気やケガ、あるいは事故などを補償してくれる保険です。特に海外旅行傷害保険は海外旅行時は必須といえるでしょう。

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一方で利用付帯(旅行代金の一部をカード払いする必要あり)である上、補償額もあまり大きくありません。

  • 傷害死亡・後遺障害:最高1000万円
  • 傷害・疾病治療費用:100万円
  • 賠償責任:1000万円
  • 救援者費用:100万円

これなら年会費無料のクレジットカードのほうがいいんじゃないの?とういレベルです。あえて年会費を5千円払う価値は……ないでしょう。

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楽天銀行デビットカードはハイスペックなデビットカード

以上のスペックから考えても楽天銀行デビットカードをつくる価値はかなり高いと思います。

おすすめは年会費永年無料となる、JCBデビットか、MasterCardデビット、ベーシックデビット(VISA)のどちらかですかね。シルバーデビットやゴールドデビットについては、あえて年会費を払ってまでの追加的なメリットはそこまで無いように感じます。

すでに楽天銀行に口座を持っている人はマイページから切り替えが可能です。まだ楽天銀行に口座を持っていない人は口座開設をするときに同時に申し込みが可能です(無料)。

以上、デビットカードなら楽天銀行デビットカードが高スペックでオススメというお話でした。

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