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株式の積立投資「るいとう(株式累積投資)」を始めるメリット、デメリット

個別株式に対する積立投資として「株式るいとう」という運用方法があります。株式累積投資の略称で、毎月一定額を拠出して株式を購入することができる方法となっています。

ソニーや任天堂、トヨタ自動車といった個別株に対して毎月1万円からの積立投資が可能になるサービスです。株の積立投資としては最も代表的な方法なのですが、始めるにあたってはいくかの注意点もあります。

今回はそんな株式累積投資(るいとう)のメリット、デメリットや注意点、株式累積投資以外で可能な株の積立投資について紹介していきます。

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株式累積投資(るいとう)の仕組みと特徴

株式累積投資は自分が選択した個別株式銘柄を毎月1万円以上の一定金額から購入することができるサービスとなっています。投資対象は全銘柄ではなく、取引をしている証券会社が指定している銘柄に限られます。

 

株式累積投資の始め方

まずは、株式累積投資(るいとう)に対応している証券会社に口座を開設しています。2017年3月現在で対応している証券会社は下記の通りです。

  • 野村証券
  • 大和証券
  • SMBC日興証券
  • SMBCフレンド証券
  • 三菱UFJモルガンスタンレー証券
  • 岡三証券

ちなみに、いずれも対象となるのは支店口座です。たとえば、SMBC日興証券の場合は「ダイレクト口座」というネット取引専門の口座がありますが、そちらでは株式累積投資をすることはできないようになっています。

口座開設後は累積投資をする銘柄と毎月の積立金額を決めたら自動的に積立投資を始めることができます。なお、すべて調べたわけではありませんが、口座自動振替が可能になっています。

 

株式累積投資のメリット

まずはメリットから取り上げていきたいと思います。最大のメリットは「本来は株数単位でしか買えない株を金額単位で購入できる」ということでしょう。

通常の株式投資では単元株と呼ばれる株数単位でしか投資できません。現在主流となっているのは100株単位です(会社によって異なります)。

たとえば、700円の株価で単元株が100株なら700円×100株=7万円が最低投資単位となるわけです。これは少し金額が大きいと感じる方もいるかもしれません。株式累積投資ならこれを定額(1万円~)で投資ができるわけです。

もう一つはドルコスト平均法が使えるということです。ドルコスト平均法とは「定額投資法」とも呼ばれ一定数量(株数)ではなく、一定金額で積立投資を始めることで、一定数量を買い続けるよりも平均取得価格を下げることができるという投資法です。

株式累積投資ならドルコスト平均法による投資となりますね。ドルコスト平均法について詳しくは「ドルコスト平均法のメリット・デメリット」でも紹介しています。

ちなみに、小額から(1万円~)買えるというのもメリットになるかもしれませんが、最近では多くの企業が単元株を1000株から100株に引き下げたこともあり、最低投資価格は下がっています。

さらにネット証券では「プチ株、S株、ワン株(単元未満株取引)のメリット・デメリット」でも紹介したように単元未満株取引という最低1株単位で売買できるサービスもあることから、あえて小額投資ができるというメリットは挙げておりません。

 

株式累積投資のデメリット、注意点

一方のデメリットや注意すべき点はいくつか(いくつも)あります。その中でも特に大きいのは「コスト」の問題です。

 

1)証券会社が限定されている&手数料が高い

一番大きいのはこれです。冒頭でも書きましたが株式累積投資は利用可能な証券会社が限定されています。また、多くが支店取引限定です。

大手3社の手数料を見てみましょう。

口座管理手数料 売買手数料
野村證券 無料 1.188%(税込)
大和証券 3,240円(株式累積口座管理料) ~1.242%(税込)
SMBC日興証券 無料 ~1.242%(税込)

特に、大和証券がひどいですね……。ちなみに、ネット証券の株の売買手数料を見てみましょう。

ライブスター証券:0.034%
SBI証券:0.0487%
楽天証券:0.0609%

手数料率にすると10倍以上の差が生じることになります。手数料は運用リターンを確実に引き下げる要因であるという観点を考えてもこのコストは看過できるものではありません。

 

2)配当はもらえるけど、株主優待はもらえない

株式累積投資で購入した株の場合、株主は証券会社名義となります。持ち株数に応じて配当金は分配されますが、株主優待を受け取ることはできません。

これは、るいとうの結果、株数がふえて単元株数に達した場合でも同様になります。その場合は株式累積投資ようの口座から通常の口座に移し替えれば、自分名義になるので優待がもらえるようになります。

 

3)投資できる対象は限定されている

株式累積投資の対象になっているのは、各証券会社が指定した銘柄です。

累積投資取り扱い銘柄数 売買手数料
野村證券 1797銘柄 1.188%(税込)
大和証券 1799銘柄 ~1.242%(税込)

1800件程度ということになりますね。一方で東証に上場している銘柄は3,542銘柄となっています。ということは、上場銘柄のうち約半数程度しか投資対象にならないというわけです。

※銘柄数は2017年3月15日各社HP、東京証券取引所のホームページで調査。

 

株式累積投資よりもプレミアム積立

まとめますと、個人的にはわざわざ株式累積投資(るいとう)を使って株を買う必要性はそこまで高くないと思います。やはりネックとなるのはコストです。

単純に株の積立投資をしたいというのであれば、累投を使わない方法もあります。おすすめなのがカブドットコム証券が提供している「プレミアム積立」と呼ばれるサービスです。

毎月500円以上1円単位で単元未満株取引(プチ株)を利用して株の自動積立が可能となっています。さらには自動引き落としにも対応しています。

難点といえば、あくまでも最低投資単位は1株なので完全なドルコスト平均等投資にはなりませんが、ある程度近づいた形で投資が可能です。

最低投資額等を含めても圧倒的に有利です。

株式累積投資 プレミアム積立
最低投資金額 1万円以上 500円以上
投資対象 1800銘柄前後 約3200銘柄
手数料 1.2%程度 0.25~1%程度
自動引き落とし 可能 可能
最低売買単位 小数点以下も可能 1株単位

>>カブドットコム証券の公式ホームページはこちら

 

以上、株式の積立投資「るいとう(株式累積投資)」を始めるメリット、デメリットをまとめてみました。

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