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クレジットカード払いは無駄遣いが2割も増える?無駄が増える理由と使いすぎ対策

クレジットカードはお得です。お買い物を現金払いからクレジットカード払いにするだけでポイントが付いたり値引き特典が利用できたりするわけです。1回払いにさえしておけば金利や手数料もゼロ。

これなら現金払いはやめてカード払いにするのが経済的に考えても「お得」になるわけです。でも、知らず知らずのうちに家計赤字拡大の罠(無駄遣いの増加)に陥っている可能性もあります。

クレジットカードはお得だけれども、それで無駄遣いが増えては本末転倒です。

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クレジットカード利用で無駄遣いが増える?

クレジットカードを使って決済をするとどうしても管理が甘くなってしまいます。手元の現金がなくなるわけではなく、また実際に引き落としがされる時期も先になってしまいまうからです。

人の心理と経済的な行動を研究する学問でも、クレジットカードのように“直接現金をやり取りしない取引の場合、取引に対する心理的な抵抗感が小さくなる”ということがわかっています。つまり、無駄遣いが増えやすいのです。

1000円のお買い物をするのに、現金払いするケースでもクレジットカード払いをするケースでも経済的には同じなのですが、人は実際はそう感じないようです。

こうした研究は「行動経済学」という分野で研究されていて、人がいかに非合理的な判断をしているのかがわかります。

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この心理的な抵抗感というものは厄介なもので、自分自身ではなかなか気づきにくいものです。たとえば買い物をするときに、モノを買う、買わないを判断するのに多くの場合、深く考えるのではなく「直感」で判断することが多いことでしょう。

そうしたときに「買い物に対する心理的抵抗感が低くなるカードが手元にあると「買う」という判断をしやすくなる」という状況になるからです。

 

クレジットカード払いだと支払いが20%も増加する

無意識化の思い込みがお金の問題を生み出すかを行動経済学の分野で研究しているデビッド・クルーガー(医学博士・精神科医)が「お金のシークレット」という書籍内で、クレジットカード払いについて言及しています。

こちらではクレジットカード払いを選択すると平均して20%以上も支出が増える(※)という研究をしています。現金払いと比較してお金を使っている感覚が希薄になることがその要因です。

※原著(書籍)内には明確なエビデンスは提示されておりません。

実際に、クレジットカード決済を導入するメリットとしてカード会社からは「客単価のアップ」がカード決済導入のメリットとして紹介されています。

クレジットカードのような「後払い」の決済をすると、実際の預金残高や財布の中のお金が減っていないため、買い物していないような気分になりやすいのです。

これはお金の管理上の問題もありますが、さきほどと同様に心理的な面で無駄遣いが増えると言われています。

人は買い物などをするとき、「その商品(買い物)に対していくらまでならお金を払うか?」ということを判断するときに「今ある(使える)お金の残高」がベースになることが多いと言われています。

たとえば、ちょっと欲しいなと思った1万円の靴を買うか、買わないかの判断をするときを考えます。
今月使えるお金が20万円あるときと5万円しかないときではきっと買う買わないの判断は変わってくるのではないかと思います。

このような考え方をメンタルアカウンティング(心の会計)と呼びます。

クレジットカードのような後払いの決済方法は、このような形で無駄遣いを引き起こしやすいのです。

 

節約好きの感覚(ポイント還元)が無駄遣いを誘発する

クレジットカードなどを活用してポイントを貯めるのが好きな方(私もですが)は、お得情報に目がありません。

まとめ買いでポイント還元率UP、本日〇%オフ、買いまわりでポイントアップ、といったような色々なお得な情報を発見して、実際にお買い物をします。

最近では「ポイント経済圏」といってポイント制度を利用して様々なサービスの利用を促すようなマーケティングを取る会社が増えています。

こうしたポイント還元は確かにお得な反面で、今本当に必要なもの以外を買わせるように働きます。クレジットカード払いだけに言えることではありませんが、ポイント還元につられて無駄遣いをするリスクは高まります。

お得な反面で無駄遣いには要注意という話でですね。

 

クレジットカードで無駄遣いが増えた時の対策はどうする?

理由が分かったところで、じゃあ、無駄遣いを減らすにはどうしたらいいのか?という対策をかんがえる必要がありますね。具体的には以下のような対策があります。

 

1回払い以外は使わない、ボーナス一括払いも危険

これは当たり前です。分割払いやリボ払いのような支払いを先送りできる決済方法を使うようになると、支払いが先になります。すると購入に関する抵抗感が低くなるのです。これを行動経済学では双曲割引といいます。

支払いが後になれば、それだけその支払いの事を軽く感じるわけで、高額商品購入のハードルが下がってしまい無駄遣いが増えます。

さらに、分割払いやリボ払いは高額な金利(手数料)が発生することになるので家計にとってはさらにマイナスとなります。

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ちなみに、クレジットカードの支払い方法にボーナス一括払いというものもあります。こちらは手数料無料で利用できるうえ、支払い時期を後回しにできるメリットがありますが、前述の双曲割引効果を考えると無駄遣いという面からお勧めできないことになります。

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毎月利用明細を必ずチェックして振り返りをする

カード会社から送られてくる利用明細をチェックして振り返りをしましょう。これは無駄遣いじゃなかったのか?本当に必要な買い物だったのかを確認して次に活かしましょう。

なお、利用明細のチェックは不正利用対策としても必要です。

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支払いごとにカード会社からメールをもらう設定をする

クレジットカード払いの場合、財布の中から現金が出ていかないので支払い感覚が低くなるそうです。それを少しでも重くするためにクレジットカードを利用する都度、カード会社からメールをもらう設定をしておきましょう。

携帯(スマートフォン)あてに利用明細メールを送信するような設定をしておくと支払いをした感覚が強くなります。

また、この設定はクレジットカードの不正利用対策としても有効です。

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家計簿をつける、家計簿アプリを利用する

対策の一つとしては家計簿が有効です。

お金の管理を「預金残高」や「財布の中身」ではなく、別のところで管理するようにすることで、無駄遣いを抑制することができます。家計簿をつけるのが面倒という方にオススメなのが「無料家計簿・資産管理ツールのマネーフォワード」でも紹介しているマネーフォワード。特にカード利用が多い人ほど、ほぼ自動的に家計簿が出来上がっていくので管理が簡単です。

こうして「今いくらお金を使っているか?」ということを見える化するのが無駄遣いを減らし、家計の赤字拡大を防ぐ一つの方法です。

最近だとスマホアプリを利用して利用額などを管理できるツールも登場しています。

2019年 家計管理に役立つおすすめ無料家計簿アプリの比較
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利用限度額を低くする

クレジットカードには利用限度額というものがあります。

限度額の範囲までしかお買い物ができないので、あえてカード会社に連絡をして限度額を引き下げてもらうというのも手です。自分で管理できないなら、利用額を制限してしまうというわけですね。

 

デビットカードに切り替えて支払い時期をリアルタイムにする

クレジットカードで無駄遣いが増える理由としては、直接現金がすぐなくなるわけではないというのと、支払い時期が後になるので双曲割引効果が発生するため、今の支払いを軽く感じるのが原因です。

それならば、クレジットカードと同じようにポイント還元が得られてお得な上、支払いがリアルタイムという銀行のブランドデビットカードをメインカードにするというの手です。

参考:デビットカードとクレジットカードの違い

ブランドデビットカードならVISAやJCBなどの加盟店ならクレジットカードと同じように利用できる上、カードによってはしっかりポイント還元もあります。

上手に使えば、ポイント還元などのトクは残したまま、無駄遣いだけを減らせる効果も期待できます。

デビットカードを徹底比較、ネット銀行のブランドデビットのスペックを比較
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上記の記事ではポイント還元や特典がお得なデビットカードを紹介、比較しているのでぜひ参考にしてください。

 

まとめ。クレジットカードは便利でお得だけど自己管理も重要

いかがでしょうか?収入は多いのに意外とお金が貯まらない家計というのはどこかで無駄遣いしているものです。特に、クレジットカードを使うとなおさら分かりにくくなるようです。

クレジットカードは上手に使えばポイント還元などもあり便利です。

ポイント還元率が高いおすすめのクレジットカード」などにもありますが、中には購入額の2%がポイントとして還元されるクレジットカードもあります。年間に100万円の買い物をするなら現金購入よりも2万円も得をすることができます。

一方、クレジットカードのポイントで2万円の得をするために、年間に5万円の無駄遣いをしていては全く意味がありません。クレジットカードを活用するなら、まずは無駄遣いしないための仕組みづくりを考えましょう。

 

以上、クレジットカードで得しているはずが赤字拡大(無駄遣い拡大)の罠というお話でした。


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