Visaのタッチ決済というのはクレジットカードの国際ブランドであるVisaが提供するタッチ型の決済システムです。ちなみに、かつては「Visa payWave」と呼ばれていましたが、現在は「Visaのタッチ決済」で統一されています。ちなみに、VISA以外にもJCB、アメリカンエキスプレス、マスターカードなども同じようにタッチ決済を提供しています。
なお、タッチ型決済システムといえば日本にはすでにSuicaや楽天Edy、WAON、iD、QUICPayなどの電子マネーが存在していますが、こうした国内のタッチ決済ができる電子マネーとVisaのタッチ決済はどのような違いがあるのでしょうか?国内でも導入が広がると予想されているVisaのタッチ決済について、そのメリット、デメリットや活用方法などを紹介していきます。
国内規格のFeliCaと世界のデファクトスタンダードTypeA/B
日本国内のカード・おサイフケータイなど、タッチ式の電子マネーとして国内で幅広く利用されている電子マネー(楽天Edy、WAON、Suica、Pasumo、iDなど)はソニーが開発したFeliCa(フェリカ)と呼ばれるシステムで運用されています。
一方、国際的にみると普及をしているのはTypeA/Bと呼ばれる規格が事実上の標準規格となりつつあります。
今回紹介する「Visaのタッチ決済」は後者のTypeA/B規格に基づいた決済システムになります。最近ではVisa以外のブランドも日本国内でTypeA/Bを利用したコンタクトレス決済のサービスを広く展開していますね。
Visaのタッチ決済なら何ができる?
Visaのタッチ決済に対応したクレジットカードやデビットカード、あるいはおサイフケータイなどを利用すれば、海外でも国内のEdyやSuicaのようにタッチによる決済が可能です。
アメリカ、カナダなどの北米、イギリス、フランスなどのヨーロッパ、オーストラリア、シンガポールや韓国や台湾などのアジアで利用可能になっており、海外に行った時の少額決済ができるお店が増えています。
なお、日本国内は前述のFeliCaが標準規格となっていますが、2020年の東京オリンピックに向けた取り組みとしてVisaのタッチ決済などのTypeA/Bにも対応した決済端末を普及させており、現在ではインバウンド需要を取り込むため、コンビニなどの小売店はもちろん、駅や電車やバスなどの乗車でも利用できる場所が増えています。
Visaのタッチ決済のメリット
以下のような点がメリットとして挙げられますが、基本的には従来型のタッチ式の電子マネーとの差はありません。
1)セキュリティ面
カードを店員に渡す必要がありません。そのためスキミングなどの被害を予防することができます。ただし、決済が簡単ということは紛失時などはリスクがあります(クレジットカードの場合はカードの盗難保険が適用される可能性があります)。
2)少額決済がスピーディー
クレジットカードによる決済と比較してタッチだけでPINコードや署名などが不要ですので、海外での少額決済の取引時間短縮につながります。
Visaのタッチ決済は基本的には海外向けだったが国内でも普通に使えるように
Visaのタッチ決済はこれまでは海外が中心でしたが、現在では訪日外国人の増加などもあってか、様々な場所で導入されています。
iPhoneやAndroid端末も対応しておりApplePayやGooglePayなどでもiDやQUICPayなどと同じようにVisaやJCBのタッチ決済が可能となっています。
【重要】ApplePayやGooglePayではタッチ決済とiD、QUICPayの使い分けが必要に
さて、ここからが結構重要です。たとえばApplePayやGooglePayではVISAのタッチ決済が可能になっています。一方で従来からあるiDやQUICPayも利用可能です。
ApplePayやGooglePayで店頭で支払いをする際は使いわけが必要になります。
たとえば、上記は三井住友ゴールドNLをApplePayに登録したときなのですが、「iD」と「VISA」の両方のロゴがあります。この状態はiD決済もできるしVisaのタッチ決済も利用できるという状態になります。
そのため、レジで決済するときレジ側がiD決済として請求を掛けたらiDで支払いが行われ、クレジットカードで請求をかけた場合にはVisaのタッチ決済として支払いが行われることになります。
なので、店頭でタッチ決済を利用する場合は「クレジットカードで」または「Visaのタッチ決済で」といった形を店員さんに伝える必要があります。セルフレジ等で自分で選択をする場合は「クレジットカード」を選びます。
特に、クレジットカード会社のキャンペーンなどでは最近「タッチ決済」を利用した場合に○○%還元!といったキャンペーンが行われることが増えています。「タッチ決済」という場合はVisaのタッチ決済のことであり、iD決済やQUICPayといった同じようにタッチをして支払うタイプのものは対象とはなりませんのでご注意くださいませ。
また、今回紹介したのはVisaブランドのタッチ決済システムですが、JCB、AmericanExpress、mastercardの各クレジットカードブランドもタッチ決済に対応しております。
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