REXカードというクレジットカードが人気です。
食べログや価格.comなどを運営している価格コムがJACCSと提携して発行しているクレジットカードで、利用額の1.25%という高ポイント還元率のカードです。
JACCSカードならではのJデポ(値引きサービス)も利用できるのでポイントを事実上のキャッシュバックとして値引きに使えるのも高評価です。
今回はこのREXカードのメリットやデメリットなどを紹介していきます。
REXカードの特徴とメリット
REXカード(レックスカード)についてまずは基本スペックから見ていきましょう。最大の特徴は1.25%というポイント還元率の高さです。
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | MasterCard |
ETCカード | 〇 |
カード審査 | 満18歳以上で安定した収入のある方、その配偶者の方 |
貯まるポイント | REX POINT |
ポイント還元率 | 1.25% |
ポイント有効期限 | 獲得から2年間 |
ポイントの使い道 | Jデポとの交換 ANAマイルとの交換(0.25%) |
海外旅行傷害保険 | 最大2000万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最大1000万円 |
ショッピング保険 | なし |
REXカードは登場当初は1.75%という超高還元率でしたが、2015年12月に1.5%へと改悪、さらに2017年10月には1.25%とダウンになりました。
一方で従来必要だった年会費を無料化しており、単純な年会費無料の高ポイント還元カードという位置づけになりました。
年会費無料のクレジットカードの中も還元率が高いカードを列挙すると下記のようになります。
- REXカード(1.25%:年会費無料)
- リクルートカード(1.2%:年会費無料)
- 楽天カード(1.0%:年会費無料・楽天市場内は3%)
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年会費無料というカードのくくりの中では最高レベルのポイント還元率となっています。
Jデポが使えるのでポイントの無駄がない
REXカードはJACCSが発行しているカードなのでJデポの利用ができます。
JデポというのはJACCSカードのサービスで、貯めたポイントをJデポに切り替えることで、その分をクレジットカードの請求額から直接値引きすることができるというサービスです。
クレジットカードのポイントって意外と使い勝手が悪かったりしますが、Jデポを使えば事実上の「利用額キャッシュバック」として利用できるので便利でお手軽です。
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ちなみに、ANAマイルとも交換することができますが、交換レートは0.25%と低くおすすめできません。マイルを貯めたいなら別のカードにするべきです。
海外旅行傷害保険が自動付帯!
また、REXカードにはポイント還元率だけではない魅力があります。それは“海外旅行傷害保険が自動付帯している”という点です。
自動付帯というのは何の条件もなしに保険が使えるという意味で、一般的なクレジットカードの場合、旅行代金(の一部)をカード決済した場合のみ保険対象となる「利用付帯」が一般的です。
ところが、REXカードはこれが自動付帯となっているのです。
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上記の記事でも紹介していますが、海外旅行傷害保険の死亡・後遺障害以外の保険は保険の積み増しが可能になっているので、REXカードを持っているだけで海外旅行に行ったときの万が一の保障が大きくなります。
これは大きいです。年会費無料のクレジットカードなら「エポスカード」も対象なので、このエポスカードとREXカードの二枚持ちをすれば保障はさらにUPします。
補償項目 | 保険金額 |
---|---|
死亡/後遺障害 | 最高2000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2000万円 |
携行品損害 | 最高20万 |
救援者費用 | 最高200万円 |
ジャックスモールを経由して購入すればAmazonの還元率が+0.5%
ジャックスモールというのはジャックスカードが運営している会員サイトです。こちらのジャックスモールを経由してからAmazonなどでお買い物をすると通常のポイントとは別に0.5%分のREXポイントが還元されます。
- Amazon:+0.5%
- 楽天市場:+0.5%
- LOHACO:+1.0%
- Yahooショッピング:+0.5%
- ヤフオク:+0.5%
- 楽天西友ネットスーパー:+1.0%
- イトーヨーカドーネットスーパー:+1.0%
- ヤフオク:+0.5%
- じゃらんnet:+1.0%
- 楽天トラベル:+0.5%
- 一休.com:+0.5%
元々の1.25%のポイント還元に対して+0.5%なの、Amazonなら合計1.75%の高ポイント還元となります。
REXカードのデメリット、弱み
続いてはREXのデメリット、弱みを紹介します。主だった欠点はないのですが、強いて上げるとすれば以下のような点が弱みといえそうです。
- ポイント還元の計算が2000円単位
- REXポイント交換先が実質Jデポのみ、最低年6万円は決済が必要
- 紙の明細書を希望する場合は80円の手数料が発生
- 電子マネーチャージはポイント還元の対象外
それぞれ見ていましょう。
ポイント還元の計算が2000円単位
ポイント還元は2000円利用につき25ポイントの付与となっており、1,999円以下の利用分は足切りとなります。ただし、こちらは月間利用額に対してなので、大きな違いはありません。
REXポイント交換先が実質Jデポのみ、最低年6万円は決済が必要
ここは要注意です。
REXカードは2000円につき25ポイント(REX Point)が貯まります。貯めたポイントはJデポ(1500P→1500円)かANAマイル(1500P→300ANAマイル)と交換できます。
ANAマイルは価値判断が難しいですが、一般的には1マイル=2円程度で見れば十分です。そう考えると1500円相当のポイント→600円相当のANAマイルとなるわけで交換レートがかなり不利です。
というわけで、REXポイントはJデポと交換するしかありません。
1500円相当のJデポを貯めるには12万円のお買い物が必要です。REXポイントの有効期限は2年とすると年間に最低でも6万円はお買い物をしないとポイントが失効するリスクが出てきます。
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ほとんどクレジットカードで買い物をしない(あるいはREXカードはサブカードのように考えている)のであれば、少し考えた方が良いかもしれません。
他の高ポイント還元(年会費無料)のクレジットカードでも楽天カード(1.0%~3.0%還元)やリクルートカード(1.2%還元)の場合は1ポイント単位で使えるため、少額の利用でも失効リスクは小さいです。
紙の明細書を希望する場合は80円の手数料が発生
また、原則としてカード利用明細は「オンライン確認」となっていて紙の利用明細書が欲しい場合は別途80円(税別)の手数料が必要になります。どうしても明細は紙じゃないとダメ!という方には向いてないですね。
ただ、最近は紙の明細書を発行しないクレジットカードも増えています。
電子マネーチャージへのクレジットチャージはポイント還元の対象外
電子マネークレジットチャージはnanacoや楽天Edyといったプリペイド電子マネーにクレカを使って残高をチャージすることです。一部のクレジットカードではチャージでポイントが貯まるので、ポイントの二重取りができます。
たとえば「リクルートカード」の場合、電子マネーのnanacoや楽天Edyにチャージをするとリクルートポイント(Pontaポイント)が貯まります。
一方のREXカードは電子マネーチャージはポイント付与対象外です。
まとめ。REXカードが向いている人
REXカードは高ポイント還元かつ海外旅行傷害保険が魅力的なクレジットカードとなっています。年会費も無料なのでぜひ持っておきたい一枚といえそうです。
1.25%還元は決済金額が大きい人ほど有利になります。ある程度まとまった支払いをする前提であれば、かなりおすすめできるクレジットカードです。
以上、REXカードのメリット、デメリットと注意点をまとめてみました。
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