ホテル予約サイトに一休.comというサイトがあります。高級ホテル、高級旅館専門予約サイトという位置づけの同サービスは国内1600軒という厳選されたホテルや旅館を予約することができるというプランに特化したサイトとなっています。
また、一休.comの特徴として一休プレミアサービスと呼ばれる、利用状況(利用金額)に応じたランク制を採用しているのが特徴です。特に、最上ランクの「ダイヤモンド会員」になると、その特典はホテルの上級会員になったような好待遇の特典を受けることができます。こうしたホテルに泊まることが多い方に一休.comはおすすめできるサービスです。
ハイグレードなホテルや旅館に宿泊したい方向けの予約サイト
一休.comというホテル予約サイトは、シティホテルやリゾートホテル、旅館といった、ややお高めの宿泊料が設定されている宿のプランが豊富です。
なので、ビジネス用途ではなく、家族旅行や夫婦、カップルでの旅行、あるいはビジネス用途としてもエグゼクティブな方向けといえる予約サイトです。
ただ、高級ホテルや旅館への予約は「楽天トラベル」や「じゃらんネット」といった他のホテル予約サイトでも普通に予約することはできるわけです。ポイント還元などでみれば楽天トラベルやじゃらんネットの方が良さそうに見えます。
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それでは、あえて一休.comで予約するメリットはどんなところがあるのでしょうか?
大きな特徴として挙げられるのは「一休プレミアサービス」の存在でしょう。これを活用できればホテルや旅館での宿泊が一層プレミアムなものになると思います。
一休プレミアサービスで特別セールや特別待遇
一休プレミアサービスは、一休.com関連のサービス利用に応じて判定されるランク制度です。
- レギュラー
- ゴールド
- プラチナ
- ダイヤモンド
の4ランクに分けられており、半年ごとの利用金額によってステージが決まります。
レギュラー、ゴールド、プラチナについては基本的にはホテル予約やレストラン予約などでたまるポイント還元がアップするという特典が中心です。
一つ違うのは、一休プレミアサービスの最上位である「ダイヤモンド」の資格です。半年で30万円以上の利用が必要なこのダイヤモンド資格には「ダイヤモンド会員様限定プレミアサービス」が用意されています。
ダイヤモンド会員様限定プレミアサービスでエリート特典
一休.comのプレミアサービスの最上級会員のダイヤモンド会員に対しては、一部のホテル、旅館が限定の特典を用意しています。内容は会員以外には非公開となっていますが、一部公開されているホテルもあるので、紹介してみましょう。
東京ステーションホテルのダイヤモンド特典
以下は東京ステーションホテルにおける一休プレアサービス(ダイアモンド)の特典内容です。
- お部屋の無料アップグレード
- チェックアウト1時間延長 (レイトチェックアウト)
- ウエルカムプチギフト
- 客室のビデオオンデマンドが無料
- フィットネス・温浴施設無料
- ブルガリのバスアメニティ提供
といったようになっています。
ホテルの上級会員(エリート会員)向けのサービスのようなものとなっています。ただ、こうしたホテルのエリート特典は通常はそれぞれのホテルグループだけが対象なのに対して、一休ダイヤモンド会員特典は幅広いホテル、旅館が対象となっており、使い勝手がいいですね。
一休ダイヤモンド会員になるための方法
大きく2つあります。
- 一休.comの利用実績、半年で30万円以上利用する
- クレジットカードの特典でダイヤモンド会員になる
半年で30万円以上の利用というのが公式な方法となります。ホテル宿泊以外にも一休.comレストラン予約なども利用できますが、月5万円というと結構ハードルはたかそうです。
一休の最上級会員というわけでもあるので、出張などのビジネス利用が多く、シティホテルなどへの宿泊が許されるといった方でないとダイヤモンド会員を維持し続けるのは難しいかもしれません。
もう一つの方法はクレジットカード特典でダイヤモンド会員資格を得るというものです。
ホテル関連の資格取得であればSPGアメックス(自動でSPGゴールド会員資格が得られる)というカードのように、クレジットカード特典として会員ランクが付与されるカードもあります。
実は一休ダイヤモンド会員資格は、「ダイナースクラブ プレミアムカード」というクレジットカードの保有者に対して自動付与されるようになっています。
ダイナースクラブ プレミアムカード
年会費:13万円(税別)
直接の申し込みはできません。通常のダイナースクラブカードを取得した上で、利用実績(クレヒス)を積み上げて、ダイナース側からインビテーション(招待)を受けて取得することになります。
年会費はかなり高額な部類になり、ライバルといえるのは「アメックスプラチナカード」になります。
ただ、一休ダイヤモンド会員のためにこれだけの年会費のカードを持つというのはやや本末転倒な感じがあります。カードの取得の条件もインビテーションとハードルが高いです。
カードで会員取得は手段と目的が逆で、一休ダイヤモンドのためにカードを作るのではなく、ダイナースクラブプレミアムカードを持っているなら、一休ダイヤモンド会員の特典を活用しましょう、ってところになりますね。
ホテルの利用頻度が高く、高級志向な方にお勧めのサイト
総括すると、一休.comは一年を通じてホテルやレストランの利用が多く、宿泊先も東横インやドーミーインなどのビジネスホテルではなく、マリオットホテルやヒルトン、オークラといったようなシティホテル系が多いという方向けのホテル予約サイトです。
旅館においても、比較的価格帯の高い高級系の宿が多くラインナップされている予約サイトとなっています。
記事内でも紹介したように一休プレミアサービス(特にダイアモンド)の優待内容は大きいので、こうしたホテル、旅館の利用が多い方は、一休.com経由の予約に集中させることで、旅行を大いにお得なものにしてくれるでしょう。
以上、高級ホテルや旅館を予約に強い、一休.comのホテル予約の活用方法と上手な使い方を紹介しました。
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