DCカード jizile(ジザイル)は三菱UFJニコス(DCカード)のクレジットカードです。年会費無料にもかかわらずポイント還元率は1.5%もあるモンスターカードです。2017年現在においては還元率では第1位でしょう。その一方で注意したい点があります。それはDCカード jizileがリボ専(リボ払い専用)だということです。
「リボ払いカードはリボ払いをしない」という裏技は使えるカードなので、上手に活用すれば1.5%ポイント還元をお得に活用できるカードです。今回はこんな、リボ専だけどお得な年会費無料のDCカード jizile(ジザイル)についてまとめていきます。
DCカード jizile(ジザイル)の基本スペック
まずは、DCカード jizileのクレジットカードとしての基本スペックを見ていきましょう。
年会費無料のカードとしては相当ハイスペックです。
年会費 | 無料 |
---|---|
カードブランド | MassterCarrd |
ポイント還元 | 1か月のショッピング1000円ごとに3ポイント ポイント還元率1.5% |
たまるポイント | DCハッピープレゼント |
貯めたポイントの使い道 | ・キャッシュバック ・商品との交換 ・JALマイル ・dポイント ・楽天ポイント ・Tポイント ・Pontaポイント ・ヨドバシカメラ ・Walletポイント ・Amazonギフト券 ・nanacoポイント |
ポイント有効期間 | 毎年4月~翌年3月までのポイントが200ポイント以上あれば、翌年自動繰越で最長3年間 |
海外旅行傷害保険 | 最高1000万円(自動付帯) |
DCカード jizile(ジザイル)のメリット、強み
まずはDCカード jizileのメリットといえる部分を見ていきましょう。大きくは1.5%還元の使い勝手の良いDCポイントが貯まるという事と、海外旅行傷害保険が「自動付帯」しているということでしょうか。
年会費無料のクレカとしては最高の1.5%ポイント還元
これがDCカード jizileの最大のメリットです。年会費無料としては現時点で最強です。
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リクルートカード(1.2%)や楽天カード(1.0%)などの高還元率カードを破るすごい還元率となっています。
海外旅行傷害保険が「自動付帯」する
これも大きな魅力です。海外旅行傷保険は海外旅行中の病気やケガ、盗難被害や携行品(カメラや電話など)の破損、第三者への賠償責任などをカバーしてくれる保険です。
「自動付帯」を強調しているのは、DCカード jizileがカードで旅行代金を支払っていなくても保険の対象になるという事。たいていの年会費が無料のカードは利用付帯といって支払いをした場合にのみ、保険の対象になるので、自動付帯のほうが圧倒的にメリットがあります。
理由は「積み上げ」ができるからです。たとえば、3つの海外旅行傷害保険があれば、その3つの合計額が最大の保証額となります(死亡保障・後遺障害は別)。
海外旅行傷害保険で最も使われるのは病気やケガによる通院ですが、自動付帯のカードがそれぞれ100万円の保険がついているとすれば300万円まで保険で医療費がカバーできるということになります。
死亡・後遺障害 : 最高1000万円
傷害治療費用 : 1回の事故につき30万円限度
疾病治療費用 : 1回の疾病につき30万円限度
賠償責任 : 1回の事故につき1000万円限度
携行品損害 : 1旅行中10万円限度(自己負担3,000円、年間100万円上限)
救援者費用等 : 50万円限度
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年会費無料のクレジットカードで海外旅行傷害保険が自動付帯するのはDCカード jizile以外では、エポスカード、JCB EITの2枚です。
DCカード jizile(ジザイル)のデメリットと注意点
さて、DCカード jizileの最大のデメリットはこのカードが「リボ払い専用」のクレジットカードであるということです。リボ払いというのは利用金額を翌月まとめて払うのではなく、「事前に定めた一定の金額+手数料」を支払うだけになっているというものです。
DCカード jizileは初期では5000円になっていますので、1か月の利用金額が5000円を超えた分は翌月以降に自動的に繰越されます。繰越された分に対しては年率15%という高い手数料が発生します。
リボ払いについては以下の記事でも問題にしていますが、最低額を毎月上回るような使い方をしていると、徐々に徐々に残高が膨らみ、手数料負担(利息負担)が高額化し、返しても返しても借金が減らない「リボ地獄」に陥ってしまうことです。
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リボ払いカードはリボ払いしないで攻略
正直言って、DCカード jizileがいくら高いポイント還元があっても、年率15%とかいう10倍ほどの手数料をリボ払いの残高に払っていてはとてもじゃありませんが、お得じゃないです。
DCカード jizileはリボ払い専用ですが、「翌月に支払われた分には手数料がかからない」という性質があります。
なので、今月利用した金額を全額翌月一括で払うような形になれば、手数料無料で、DCカード jizileの1.5%ポイント還元の恩恵だけを受けることができます。
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DCカード jizileは設定上、5万円までしか設定できない……
一方で、DCカード jizileはカード会員向けのサービスサイト(DC Webサービス)において、毎月の支払額を変更することができます。
- 5000円
- 1万円
- 2万円
- 3万円
- 4万円
- 5万円
このため、最高額の5万円に設定しておけば、これを超える利用をしない限りはリボ払いになりません。また、万が一超える利用をした場合でもDC Webサービス上またはサポートデスクに電話をすれば翌月一括払いに変更することはできます。
年間67,000円以下の利用しかしない人は向かない
こちら、ポイント有効期限のところにも書きましたが、DCカード jizileのポイントは年間の最低獲得数が定められています。
なお、DCカードの「DCハッピープレゼント(ポイント)」は1年間で200ポイント以上の獲得がないと翌年に繰り越せません。ただ、DCカード jizileの場合、1000円につき3ポイントが貯まりますので、200ポイント貯めるには年間で67,000円以上を使っていればOKということになります。ハードルはかなり低いです。
ただ、このハードルを越えられないという場合はポイント失効のリスクが高いです。いくらポイント還元率が高くても失効させてしまっては元も子もありません。それなら多少還元率が落ちても有効期限が長いカードを使ったほうが精神衛生上もよいかと思います。
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活用できれば非常にお得なクレジットカード
DCカード jizile(ジザイル)はリボ払い専用カードというマイナス点があるため、月々5万円以上の使い道をする人は少し面倒だという一方で、充実した保険と高いポイント還元率は非常に魅力的です。
特に海外旅行傷害保険が自動付帯+年会費無料というのはかなりのベネフィットです。
旅行や出張で海外に行くことが多いというのであれば、DCカード jizileを作るだけ作っておいて机の中に入れてお守り代わりにするだけでも価値があります。
貯めたポイントの使い道も豊富なので上手に活用してください。
以上、リボ専だけど1.5%還元の年会費無料カード DCカード jizile(ジザイル)の活用法と注意点についてまとめてみました。
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