モロゾフ(2217)の株主優待|割引券・自社商品・長期保有条件を最新情報で解説
モロゾフ(2217)は、プリン、チョコレート、焼き菓子などで知られる神戸発の洋菓子メーカーです。
株主優待は、モロゾフの商品が好きな読者には魅力があります。
ただし、現在の制度は「7月末に100株を持っていればすぐもらえる」という単純な仕組みではありません。
2025年7月末基準日から、株式分割後100株以上かつ半年以上の継続保有が条件になりました。
この記事では、2026年6月時点の公表情報をもとに、モロゾフの株主優待の内容、優待券の使い方、直前購入で失敗しやすい点を整理します。
先に結論
- 権利確定月は7月末です。
- 対象は、7月末時点で100株以上を半年以上保有している株主です。
- 2026年7月末基準日の権利付き最終日は、2026年7月29日です。
- 100株から299株は自社商品が中心で、300株以上は優待券と自社商品から選べます。
- 株主優待券は1冊20枚つづりで、1枚につき割引前本体価格1,000円までの買い物や飲食が20%割引になります。
- モロゾフオンラインショップで年4回使えた20%割引制度は、2025年7月末基準日の優待から廃止されています。
モロゾフの株主優待の基本情報
モロゾフの株主優待は、毎年7月31日時点の株主を対象にした年1回の優待です。
かつては年2回の優待説明が残っている情報もありますが、現在の基準日は7月末です。
対象になるには、100株以上を半年以上保有している必要があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 2217 |
| 市場 | 東証プライム |
| 権利確定月 | 7月末 |
| 対象株主 | 7月末時点で100株以上を半年以上保有する株主 |
| 優待内容 | 株主優待券または自社商品 |
| 発送時期 | 11月下旬ごろ |
| 優待券の有効期限 | 翌々年5月31日 |
2025年2月1日に1株を3株にする株式分割が行われました。
現在の100株以上という基準は、株式分割後の株数で見ます。
分割前の100株と同じ投資額を前提に考えると感覚がずれるため、株価と必要株数を現在の単元で見直します。
2026年7月だけを狙って買う場合の注意点
2026年6月や7月に初めてモロゾフ株を買っても、2026年7月末基準日の優待対象にはなりません。
半年以上保有は、1月31日と7月31日の株主名簿に同じ株主番号で2回以上連続して記録されることを指すためです。
2026年7月末の優待を受けるには、原則として2026年1月末時点でも同じ株主番号で記録されている必要があります。
保有株数と保有期間ごとの優待内容
モロゾフの優待は、保有株数と継続保有期間で内容が変わります。
100株から299株では自社商品が贈られ、300株以上では優待券と自社商品から選ぶ形式になります。
| 保有株数 | 半年以上3年未満 | 3年以上 |
|---|---|---|
| 100株から299株 | 1,000円相当の自社商品 | 2,000円相当の自社商品 |
| 300株から2,999株 | 優待券5冊、または2,000円相当の自社商品のどちらか1つ | 優待券5冊、2,000円相当の自社商品A、2,000円相当の自社商品Bから2つ |
| 3,000株以上 | 優待券10冊、または3,000円相当の自社商品のどちらか1つ | 優待券10冊、3,000円相当の自社商品A、3,000円相当の自社商品Bから2つ |
300株以上の株主には、9月中旬ごろに株主優待品選択の案内が郵送されます。
100株から299株の株主は選択式ではなく、保有期間に応じた自社商品を受け取る形です。
公式ページでは、優待券と自社商品は2025年度の内容であり、2026年度以降は変更の可能性があると説明されています。
株主優待券の使い方
株主優待券は、モロゾフの指定店と通信販売で使える20%割引券です。
1冊は20枚つづりです。
優待券1枚につき、割引前本体価格1,000円までの現金での買い物や飲食が20%割引になります。
1枚あたりの最大割引額は200円です。
| 優待券 | 枚数 | 最大割引額の目安 | 使い切るための購入額の目安 |
|---|---|---|---|
| 5冊 | 100枚 | 20,000円 | 割引前本体価格100,000円 |
| 10冊 | 200枚 | 40,000円 | 割引前本体価格200,000円 |
この表の最大割引額は、優待券をすべて上限いっぱいに使った場合の計算です。
優待券は現金と同じ価値ではありません。
モロゾフの店舗をよく使う人や、手土産やギフトを定期的に買う人ほど、優待券を活かしやすくなります。
年に数回だけ買う読者は、優待券より自社商品のほうが管理しやすい場合があります。
優待券を金額換算だけで評価しないほうがよいです。
5冊の最大割引は20,000円ですが、そのためには割引前本体価格で100,000円分の買い物や飲食が必要です。
近くに取扱店舗があるか、ギフト購入で使い切れるかを先に見ます。
通信販売で使うときの注意点
近くに取扱店舗がない場合でも、モロゾフの通信販売で株主優待券を使えます。
通信販売は電話またはFAXで申し込み、注文時に株主優待券を利用する旨を伝える流れです。
納品書と一緒に返信用封筒が送られ、その封筒で利用する株主優待券を返送します。
届け先1カ所につき、割引前本体価格7,000円以上の購入では送料をモロゾフ側が負担する扱いです。
一方で、通常のモロゾフオンラインショップで年4回20%割引になる制度は廃止されています。
現在の優待券は、店舗と専用の通信販売で使うものとして考えます。
継続保有条件と株主番号
半年以上保有の判定は、1月31日と7月31日に発行される株主名簿で見ます。
同一の株主番号で2回以上連続して記録されると、半年以上保有の条件を満たします。
3年以上保有は、同一の株主番号で7回以上連続して記録されることが条件です。
相続による名義変更、証券口座変更、その他の理由で株主番号が変わった場合は、その直後の基準日から保有期間を計算します。
この条件があるため、モロゾフは直前だけ優待クロスをする銘柄としては扱いにくくなりました。
優待クロスを考える場合でも、保有期間の条件を満たしているかを先に確認します。
優待クロス取引の基本的な考え方はこちらで整理しています。
優待利回りの見方
モロゾフの優待利回りは、単純な金額換算がしにくい銘柄です。
100株から299株では自社商品として1,000円相当、3年以上なら2,000円相当を受け取れます。
300株以上の優待券は、使い方によって価値が変わります。
最大割引額で見ると大きく見えますが、必要な購入額も大きいため、実際に使い切れる分だけを評価します。
優待目的で買うなら、優待額だけでなく配当、株価変動、業績、使い切れる店舗環境を合わせて見ます。
モロゾフの商品を普段から買う読者には相性がよく、優待券を使う予定がない読者には自社商品だけの評価になります。
モロゾフ優待が向いている人
- モロゾフの店舗やカフェを日常的に使う人
- 手土産や季節ギフトで洋菓子を買う機会が多い人
- 7月末の直前取得ではなく、半年以上の保有を前提にできる人
- 優待券より自社商品を受け取るだけでも満足できる人
買う前に確認したいポイント
モロゾフの株主優待は、優待券の枚数だけを見ると魅力的に見えます。
しかし、半年以上の継続保有条件があり、優待券も現金同等ではありません。
短期の優待取りよりも、モロゾフの商品を普段から買う読者が長く持つ前提の制度です。
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