大手ネット証券とは言えませんが、その売買手数料の安さでシェアを伸ばしている証券会社がSBIネオトレード証券です。近年では手数料だけでなく、サービス面でも充実度を高めており、注目度ではネット証券でも随一となっています。
冒頭でも書いたように手数料の安さは大手ネット証券を大きく凌駕しており、特殊注文の種類も豊富です。より高頻度な株売買、アクティブな投資を行いたい人の取引用証券会社として強く推奨できます。
なお、ただいま当ブログ限定でSBIネオトレード証券とタイアップしており、以下リンクより口座開設手続きをすると“もれなく現金2,000円”がもらえるキャンペーンを実施中です。
SBIネオトレード証券に対する総合的な評価と評判
特長といえるのは株取引のコストと売買注文です。
- 業界最安値水準の売買手数料
- 高性能なトレードツール
- 様々な投資スタイルに使える特殊注文
- 先物やオプション、FXなどの投資商品も充実
このように、SBIネオトレード証券が他社と比較して強みとする部分は主に株のトレードに関する部分です。実際に証券会社の口座はいくつあってもよいわけですから、他に必要なサービスは他の証券会社で使って、SBIネオトレード証券を取引専用として使っている方も少なからずいらっしゃるようです。
業界最安値水準の売買手数料
SBIネオトレード証券の最強の強みといえるのはやはり手数料でしょう。
「SBI証券」や「楽天証券」といったように大手ネット証券も手数料はかなり下がっていますが、手数料特化型のSBIネオトレード証券には及びません。
少額取引から高額取引まで大手ネット証券の手数料水準を大きく引き離しています。
証券会社 | 株式売買手数料 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
10万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 | 100万円 | 200万円 | |
SBI証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 487円 | 487円 | 921円 |
楽天証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 487円 | 487円 | 921円 |
auカブコム証券 | 90円 | 180円 | 250円 | 990円 | 990円 | 1890円 |
SBIネオトレード証券 | 80円 | 97円 | 180円 | 340円 | 340円 | 600円 |
※消費税税別となっております。※2017年12月25日手数料改定
正直言って、株式投資(売買)の手数料は下がるところまで下がっているところがありますので、率にしてみるとそこまで大きな差はないかもしれません。ただ、売買回数が多くなれば、小さな差でも大きな手数料の差(投資パフォーマンスの差)につながっていきます。
投資や資産運用において「コスト(手数料)」は税金と並んで投資のパフォーマンスに大きく影響を与える要素です。
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月に1回、2回くらいの取引であれば、差はあまり出ないでしょうが、月に何十回といったようにアクティブに投資をする人なら1回当たりの手数料の差が100円でも金額は大きくなっていきます。
そういった意味で、国内株の売買手数料においては圧倒的な強みを持つSBIネオトレード証券は取引用の証券会社として最適です。
信用取引手数料も業界最低水準
アクティブな投資をする人は、投資効率を高めるために株の信用取引を活用する方も多いかと思います。SBIネオトレード証券は信用取引手数料もネット証券最低水準です。
売買金額300万円未満なら80円(税別)で300万円以上なら手数料無料となります。
さらに、信用取引を利用するときに必要となる、株の購入代金を借りるときにかかる信用金利も2.3%とSBI証券の2.8%、楽天証券の2.85%、松井証券の3.1%と比較してかなり抑えられています。
信用取引においては手数料はもちろんですが、信用金利(貸株料)も重要なので、その意味でSBIネオトレード証券は信用取引にもおすすめできます。
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口座開設から2か月間は手数料が無料!
さらに、SBIネオトレード証券では口座開設から2か月間は手数料が完全無料になります。
現物株手数料はもちろん、信用取引手数料についても無料です。
高性能なトレードツールが無料で使える
SBIネオトレード証券では、パソコン向けにlivestar Rというトレードソフト、スマートフォン向けにlivestar S(S2)というスマホアプリを提供しています。
トレードツールとしての完成度は高く、大手ネット証券のツールと比較してもそん色ありません。後述する、特殊注文もツールを通じて出すことができるので戦略的な投資も可能です。
いずれも無料で利用できます。
様々な投資スタイルに使える特殊注文が使える
証券会社での株の発注については一般的に下記の2つがあげられます。
- 指値注文(価格と数量を指定する注文)
- 成行注文(数量のみを指定する注文)
この二つだけでも株取引委をするのは可能なのですが、これ以外にも様々な特殊注文(条件付き注文)を出すことができます。
最も代表的なのは逆指値注文です。逆指値注文は一定金額以上になったら買い、一定金額以下になったら売りという注文方法になります。一般的には損切(ロスカット)の際に活用できます。
この他にもSBIネオトレード証券では数々の特殊注文が利用できます。
SBIネオトレード証券の代表的な特殊注文 | |
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IOC指値注文 | 今この瞬間で指値注文をして、その瞬間に約定(売買成立)しなかった場合は即時注文を失効させる注文です。相場の急騰時、急落時などに活用できそうで鵜s。 |
不成注文 | 指値注文として注文を出しますが、成立しなかった場合、引け(相場終了時)に成行注文に切り替える注文です。今日買いたいけど、できるだけ安く買いたいといった場合に有効です。 |
OCO注文 | 指値注文と逆指値注文を同時(1回)で発注します。 たとえば、保有株が600円になったら利益確定の売り、一方で400円になったらロスカットの売りといったように同時に2つの注文を出せます。 |
IFD注文 | イフダン(もし○○ならば××)という注文です。 具体例としてもし、500円になったら買いたい。売買が成立して、そのあと600円になったら売りたいという連続した注文ができる特殊注文です。 |
IFDO注文 | 親注文とその子注文としてOCO注文が出せる特殊取引です。 たとえば、A株を500円で買い。買いが成立した場合は600円で利益確定売りと400円でのロスカット売りのOCO注文を出すといったことができます。 |
SBIネオトレード証券は手数料が安いという強みがあるため、こうした特殊注文を使ったよりアクティブな投資にも向いています。
また、それだけでなく、相場がオープンしている時間帯は仕事をしていて忙しいという人は、こうした特殊注文を活用すれば、仕事にも集中できますね。
ちなみに特殊注文ではSBIネオトレード証券以外にも「auカブコム証券」も充実しています。
先物やオプション、FXなどの投資商品も充実
また、日経先物、オプション取引、FX(外国為替証拠金取引)といった比較的短期の売買益を狙うような投資商品の取り扱いも充実しております。これらの売買手数料等のコストも、株の売買手数料と同様にネット証券の中でも最低水準となっています。
この辺りの投資に興味がある人もSBIネオトレード証券は向いています。
SBIネオトレード証券の弱み、デメリット
SBIネオトレード証券は株の売買という面やオプション・先物といった投資商品ではコスト的な競争力強い一方で、大手ネット証券と比較してサービス面が弱いという点が挙げられます。
SBI証券や楽天証券といった大手ネット証券が提供している「貸し株サービス」や「単元未満株取引」などの付加サービスについては現在提供していません。
また、投資商品の扱いにおいても投資信託や個人向け国債、外国株や海外ETFといった商品のラインナップは充実しておりません。こうした投資商品を買いたいという人はSBIネオトレード証券だけでなく、他の証券会社にも口座を持つ必要がありそうです。
もっとも、冒頭でも書いたように証券会社は一社だけと決まっているわけではないので、目的に応じて証券会社を使い分ければよいと思います。
SBIネオトレード証券の口座開設から取引までの流れ
SBIネオトレード証券の口座開設は、オンライン上で完結できます。
必要情報の入力はもちろん、証券会社の口座開設には必須となる本人確認書類やマイナンバー通知カードも携帯電話・スマートフォンのカメラで撮影したものをアップロード(あるいはメールで添付)するだけでも提出できます。
auカブコム証券への口座開設は簡単です。以下の公式ホームページからネットのみで簡単に口座を作ることができます。auカブコム証券は「インターネットでらくらく電子口座開設」というスピード口座開設も可能です。
スマートフォンから本人確認書類やマイナンバーの通知カードなどをアップロードすれば、最短即日口座開設が可能です。
SBIネオトレード証券への入金はクイック入金が便利でお得
SBIネオトレード証券への口座開設が完了すると、ログインするために必要なIDやパスワードが記載された書類が本人限定受取郵便で届きます。
受け取り後に管理サイトからログインするとクイック入金が利用できます。これはSBIネオトレード証券のサイト上から振込手数料無料で即時、銀行からお金を振り替えできるサービスです。
- ゆうちょ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- セブン銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- イオン銀行
といったように大手都市銀行、ゆうちょ銀行、多くのネット銀行(ネット専業銀行)に対応しているので送金しやすいですね。
まとめ。アクティブ投資に最適、当サイト経由なら現金プレゼントも
ここまでまとめたようにSBIネオトレード証券は、売買頻度が高い人にとってはかなり有利なネット証券となります。
デメリットのところでも紹介したように「投資信託」や「海外ETF(外国株)」「個人向け国債」といったような扱っていない(少ない)投資商品を買いたいのであれば、別の適した証券会社と併用すればよいだけです。
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その上で、SBIネオトレード証券は株取引用や信用取引用といったように、コストが安いという投資における最大のメリットを上手に活かしていきましょう。
以上、手数料が安いSBIネオトレード証券の特徴と評判についてまとめてみました。
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