PayPay銀行の評判とメリット、デメリット。セキュリティ対策の充実したネットバンク

魅力的な記事を発信するため、Goolgeアドセンス、Amazonアソシエイト、各種プロモーションなどの広告を利用して運営しております。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)はわが国で最初に設立された“ネット専業銀行(ネットバンク)”です。三井住友銀行やYahoo!Japanと関係が深い銀行で、ネットバンクの中でも特にセキュリティ対策に力を入れている銀行です。2021年4月5日にジャパンネット銀行からPayPay銀行に改名しています。

振込手数料や定期預金(普通預金)の金利といった部分に関しては標準的な水準となっていますが、このセキュリティ面が大きなセールスポイントとなっています。ネットバンクは便利そうだけど、不正利用などが怖いと考えている方にとっては最もお勧めできる銀行です。

PayPay銀行公式ホームページ

スポンサーリンク

PayPay銀行の総合的な評価と評判

いわゆる手数料や金利といったスペックで見ると、ネットバンクの中ではやや劣るというのが正直な評価です。金利が高いわけでもないし、手数料が安いというわけでもない、そうみると取り立てメリットはなさそうに見えます。

ところが、PayPay銀行の強みは“セキュリティ対策”の面です。
後述するトークンを利用した不正利用に対する備えは、オンラインバンキングに対して不安を持つ人にとっては絶大なセールスポイントとなるはずです。

 

PayPay銀行の特徴的なサービスを徹底分析

PayPay銀行のの銀行サービスについてその特徴を示すことができるる分をピックアップして紹介していきます。

  • 預金金利や振込手数料は標準的
  • ATM手数料は実は実質無料
  • セキュリティ・トークンは高いセキュリティ性能
  • デビットカード関連サービスは先行
  • ビジネス用途にもおすすめ「ビジネス口座」

 

預金金利・手数料はごく標準的水準

これはどちらかというとマイナス面の紹介になります。PayPay銀行の預金金利は決して高い水準ではありません。また、銀行利用時にかかる振込手数料について、自行同士でも52円、他行あてだと172-270円と高くはないですが、安くもないという状況になっています。

運用やコストを重視する方にとってはあまり向いていない感じですね。

普通預金の金利が高い楽天銀行とイオン銀行を徹底比較
2018-08-01 17:38
2017年現在、普通預金の金利は都市銀行やゆうちょ銀行などでは0.001%にほぼ固定されています。100万円を預金してもたったの10円しか利息が付かないご時世です。 そんな時
リンク
銀行の振込手数料を比較。振込手数料が無料の10のネット銀行と無料条件
2022-07-02 08:14
2022年7月現在における主要な銀行やネットバンクにおける振込手数料を比較していきます。 銀行で仕事で振込が必要だったり、各種支払いや家族への送金などで銀行振り込みを使うこと
リンク

 

ATM手数料は実質無料

ATM手数料は1回あたり162-372円の手数料がかかるのですが、3万円以上の入金、出金であれば手数料は無料となります。3万円以上をやり取りすれば実質無料にできるわけです。セブン銀行ATM、ローソンATM、Enetなど幅広いコンビニATMやゆうちょ銀行ATMにも対応しています。

 

セキュリティ・トークンは高いセキュリティ性能

PayPay銀行が最高に優れていると思うのはこの“セキュリティ対策”です。同行はユーザーに対して“トークン”というハードウェアを無償で提供しています。

このトークンには定期的に変わる6桁の番号が表示されており、その番号で認証を行っています。これは通常のパスワード認証にプラスして行われるため、不正利用しようと思っても、このトークンという物理的なキーがないとできないわけです。

セキュリティコードを物理的方法以外に盗みようがないため、大いに効果的であるとされています。こうしたタイプのトークンを無償で提供しているのはPayPay銀行だけです。

ちなみに画像はキーホルダータイプですが、最近はカードタイプのトークンカードを提供しています。

現在、キーホルダー型を利用している人はサイトにログインして切り替えを依頼することもできます。

 

デビットカード関連サービスは先行

最近では、多くの銀行で導入されているブランドデビットカード。こちらを最初に導入したのはこのPayPay銀行だったはずです。

PayPay銀行のVisaデビットカードのメリット、デメリット
2021-07-28 11:29
海外では、日本とは異なり現金による決済はあまり利用されず、クレジットカードによる決済が多いです。特にアメリカなどは数百円くらいの決済でもカードを使うことが多く、高額決済などの場合は
リンク

ワンタイムデビット(1回限りのデビットカード)などは、カード番号が一度きりなので万が一の漏洩(カード番号の流出)があったとしても二回目は無効となるのでセキュリティは強度なものとなっています。

 

ビジネス口座にもおすすめ

PayPay銀行は、ビジネス(起業)を考えている方にも向いています。個人事業主でも屋号で口座開設が比較的簡単にできます。フリーランスなどの働き方をする人にもおすすめの銀行となっています。
屋号口座などが欲しい人に人気のある銀行となっています。

PayPay銀行(ビジネス口座)公式ホームページ

 

PayPay銀行が向いている人

基本的には、ネット銀行には興味があるけど“セキュリティ面に不安がある”という方向けです。金利や手数料という表面的な部分ではなく、安心安全というところをより重視する方にお勧めです。

 

PayPay銀行の口座開設の流れ

口座開設はオンラインから可能です。
パソコンはもちろん、スマートフォンから以下の公式サイトから簡単に口座開設の手続きが可能です。

スマートフォンからなら、PayPay銀行の公式ホームページから申し込み後に、アプリを使って運転免許証を撮影することで本人確認ができます。この場合、最短5日程度でPayPay銀行の口座開設が可能になり、キャッシュカードやトークンがとどきます。

書面で取り寄せ郵送の場合はおおよそ2週間程度です。

PayPay銀行公式ホームページ

 

以上、PayPay銀行の評判とメリット、デメリットについてまとめました。

執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。

おすすめ記事

当ブログのおすすめ記事を紹介します。

タイアップキャンペーン


おすすめ特集
iDeco比較 確定拠出年金 IPO狙いで証券会社を選ぶポイントとおすすめネット証券

人気の比較記事

MoneyLifehackによる、おすすめの比較記事です。様々な金融サービスをユーザー目線で比較しています。

フォローする

お気軽にフォローしてください

PAGE TOP