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mattoco(三菱UFJ国債投信ダイレクト)のメリット、デメリット。大手の投信直販サービスの価値

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mattocoという投資信託の直販サイトが開業されました。独立系の直販型の投資信託としては「ひふみ投信」や「セゾン投信」などがありますが、mattocoは三菱UFJ国債投信が2019年3月に開始したサービスとなっています。

三菱UFJ国際投信はeMAXISシリーズなどの投資信託を運用しているのですが、こちらの直販サービスとなります。

子育て世代を対象にした「学資投資」というものを提案しているのが特徴的です。今回はそんな三菱UFJ国債投信ダイレクト「mattoco」というサービスの特徴やメリット、デメリット、注意点などをまとめていきたいと思います。

mattocoの特徴と評判

「mattoco(マットコ)」では、安定的な資産形成のお役に立つ投資信託のご提案を通じ、お客さまの未来の選択肢を広げるお手伝いをしてまいります。特に、子育て世代のお客さまには、「つみたて」を通じた長期分散投資により、お子さまの夢の実現を資金面から応援する「学資投資」のご提案をしてまいります。

また、「mattoco(マットコ)」のお客さまの声を、新たな商品やサービス拡充に活かし、銀行や証券会社等を通じた投資信託の販売につなげ、日本の資産運用の発展に貢献してまいります。
三菱UFJ国債投信ダイレクトプレスリリース

太字にしたように「学資投資」というテーマを中心に、三菱UFJ国債投信の誇る低コストインデックスファンドの「eMAXIS Slimシリーズ」を中心に資信託の販売を行っています。

 

基本的には月々5,000円~のつみたて投資サービス

サービスは基本的に積立投資を提案するサービスとなっています。

月々5,000円~が最低投資額となり、自分で投資対象を選ぶこともできますし、「mattocoチョイス」という趣味レーションサービスを利用することもできます。

  • スクールで英語をマスターする(30万円)
  • 短期留学する(120万円)
  • 子どもの中学受験をサポート(250万円)
  • 子どもに安定した大学生活をおくらせる(750万円)
  • 海外で博士号を取得する(1000万円)

などのように例が用意されています。

目標のための資金と年数からどの程度のリターンが必要で、そのための投資信託の組み合わせなどを提案してくれます。

目標のための「必要な金額」と「積立期間 または 月々の積立額」を入力することで、投資のアドバイスをしてくれます。

 

選べるファンドは、低コストのインデックスファンド中心で悪くない

2019年6月現在の対象ファンドは以下の通りで、いずれも低コスト型のインデックスファンド、バランスファンドとなっています。

  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)
  • eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー)
  • eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)
  • eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)
  • eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー)
  • これぞ、日本株

※「これぞ、日本株」はアクティブファンドになります。また後述するつみたてNISAの対象外ファンドです。

 

つみたてNISAの対象サービス

三菱UFJ国債投信ダイレクト「mattoco」はつみたてNISAを利用することができます。

つみたてNISAは毎月一定額を非課税で積立投資(投資信託)ができるサービスです。譲渡益や分配金が非課税(最長20年間)となるので、長期の資産形成とは相性が良い税制上の優遇です。

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mattocoのメリット、デメリット

メリットとして、投資初心者が積立投資をする上での最低限のサービスが行われていることです。余計な投資サービスを除外しているため、積立投資オンリーでいい!という方には良いサービスといえるかもしれません。

一方のデメリットは、正直言って特色がないことです。

mattocoが提供している投資信託はネット証券ならどこでも買えます。すでにネット証券に口座を持っている人ならあえて利用するメリットも大きくありません。

むしろ「つみたてNISAは楽天証券が最強!その3つの理由を解説」で紹介しているように楽天証券なら投信購入や保有でポイントが貯まるサービスなどもあるため、実際に投資をするならmattocoよりもお得に運用できるはずです。

また、最低5000円~という投資単位もハードルが高いような気がします。最近のネット証券の主流は100円~積立が可能になっています。目的別に運用を分けたいというような場合であれば、細かく投資ができるほうが使い勝手が良いはずです。

 

点数をつけるとするなら現行だと60点くらい。なにか、特長的、特筆するような点がなければ、あえてmattocoで投信運用をするメリットは見つけにくいです。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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