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本人限定受取郵便が受け取れないときの対応方法。家族受取、窓口受取、土日受取などの方法

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japan-postクレジットカード、銀行口座、証券会社などの申し込みをすると、カードが「本人限定受取郵便」という形で送られてくることがあります。単なるサインが必要な書留とは違い本人確認を兼ねている配送方法となります。金融機関のような本人確認が必須となる取引のネット申し込みなどの場合によくとられる方法です。

今回はそんな本人限定受取郵便の基本や忙しくて受け取れないときもありますよね。今回はそんな本人限定受取郵便が受け取れないときの対応方法もまとめていきます。

そもそも本人限定受取郵便とは?

本人限定受取郵便とは本人確認も兼ねた郵便物の配達ができるシステムです。
銀行の口座開設は本人確認法という法律によって本人であることを確認しなければなりません。振り込め詐欺やマネーロンダリングなどに使われることもあるからです。

ネット銀行の口座開設や、ネット申し込みの場合はそうした本人確認が現地(窓口)ですることができません。そのための確認として本人限定受取郵便という方法が利用されているのです。

大きく「基本型」「特例型」「特定事項伝達型」の3種類があります。金融機関等の本人確認で行われるものは特定事項伝達型になります。

 

本人限定受取郵便の受け取りの流れ

この受け取りまでの流れも少し面倒です。普通の郵便のようにワンアクションではなく、次のようにツーアクションが必要になります。

1)郵便局から本人限定受取郵便到着のお知らせが届く
これをもとに、いついつ受け取るかを連絡します。アクションをしないと届きません。

2)返信した情報を元に配達される
配達されるので、受け取ります。受け取りの際には本人確認書類(免許証など)が必要です。

 

家族や代理人は受け取れないの?

受け取れません。このあたりをゆるくしてしまうと不正に利用されるリスクが大きくなります。このように少し面倒な制度なのですが、本人確認を行うということが必要なシステムなのでこれは仕方がないです。

 

事務所などに転送してもらうことはできないの?

こちらもダメです。受け取ることができるのは本人限定受取郵便物到着のお知らせの書類が届いた住所か郵便局窓口になります。

 

本人確認書類として可能な物

基本的には免許証か個人番号カード(マイナンバーカード)、旅券(パスポート)、在留カード、特別永住者証明書、外国人登録証明書がお勧めです。これなら1枚でOKです。

 

本人限定受取郵便の受け取り方法

配達時間は8時~21時で大まかですが時間指定も可能です。土日の配送も可能です。受け取り期限は10日ほどで期限を過ぎると差出人(依頼主)に返送されてしまうのでなるべく早くに受け取る必要があります。

・午前 (8:00~12:00)
・午後1(12:00~14:00)
・午後2(14:00~17:00)
・夕方(17:00~19:00)
・夜間(19:00~21:00)

ただ、仕事が忙しくて配達可能時間に自宅にいることがほとんどないという人も多いかもしれません。土日もちょうど外出する予定があるなどで所定の10日間に自宅では受け取れないという人も多いかもしれません。

そんな対策を紹介していきます。

 

郵便局の窓口で受け取る

仕事が忙しいなどで指定時間に自宅で受け取ることが困難であるという方は「郵便局の窓口で受け取る」という方法がおすすめです。本人限定受取郵便が届いたときにはそのお知らせ書類があるはずです。

1)特例型
郵便窓口(ゆうゆう窓口)で受け取ることができます。通知書と本人確認書類が必要です。

2)特定事項伝達型(特伝型)
指定の郵便窓口で受け取ることができます。なお、通知書と顔写真付きの本人確認書類が必要です。また、本人確認書類に記載されている住所が、指定の住所である必要があります。

最初窓口に取りに行くつもりであれば保管場所(郵便局)が書かれているので、その通知と免許証などの本人確認書類を一緒に持って行きましょう。

 

保管期限内には受け取れないという場合

出張や旅行などで保管期限内には受け取れないという場合もあるかもしれません。保管期限は絶対的な物ではありませんので、わずかな期間であれば延長してくれます。本人限定受取郵便のお知らせ書類に問い合わせ先も書いてあるので、連絡してみましょう。

 

いずれにしても、普通の郵便と比べるとかなり面倒に感じてしまう、本人限定受取郵便ですが、本人確認というものを兼ねているため仕方がない部分もあります。