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いまさら聞けない銀行口座の作り方。口座開設に必要なもの

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account新社会人や新大学生の方も色々と準備している時期かもしれません。新しく一人暮らしや親元からの独立などを機に銀行口座を開設するという方も多いのではないでしょうか?

勤務先(バイト先)から特定の銀行に給与振り込むから新しく口座を作る必要がある、あるいは貯金目的で銀行に口座を作りたい、といったように色々な理由があるでしょう。

そんな時、銀行口座ってどうやって作るの?何が必要なの?など疑問はたくさんあるかと思います。

今回はいまさら人に聞けない、銀行口座の作り方や必要なものなどを分かりやすく解説していきます。

銀行口座をつくることができる人と条件

まず、銀行口座を作るうえで用意しておくべきものをまとめます。原則として15歳以上であれば一人で口座を作ることができます。学生であっても、無職であってもかまいません。口座開設にお金もかかりません。

 

銀行口座開設に必要なもの

以下が銀行の口座開設において必要となるモノです。特段特別なものはありません。

・身分証明書(本人確認書類)
自動車免許証、パスポート、住民基本台帳カード(顔写真入り)、マイナンバーカード(写真入り)などが一番簡単です。他にも健康保険証や住民票の写しなどでもOKです。
ちなみに、住所には郵便番号なども記入する必要があります。一般的な身分証明書には住所の記載はあっても郵便番号の記載はないので事前に控えておくとスムーズです。

・印鑑
シャチハタは不可ですが、それ以外ならOKです。実印である必要はありませんし100均のものでも構いません。ただし、登録する印鑑は今後の銀行取引等で押印する機会もあるので、どの銀行でどの印鑑を登録しているのかを忘れないようにしましょう。登録した印鑑を「銀行印」と呼びます。

・入金するお金(支店で口座を作る場合)
1000円程度あるとスムーズです。

・個人番号(マイナンバー)がわかるもの(投資口座も作る場合)
通常の口座開設だけなら不要です。なお、本人確認書類がマイナンバーカードの場合は省略できます。個人的には銀行に投資用の口座を作る意味はないと考えています。投資をするなら証券会社の方が圧倒的におすすめです。

必要な書類とはこれだけです。

注意したいのは身分証明書の住所と現住所が異なる場合が挙げられるでしょう。行に登録される住所は「身分証明書に記載されている住所」です。キャッシュカード等の郵送はそちらの住所となりますのでご注意ください。

 

未成年の方の口座開設

未成年の方が銀行口座を開設する場合は、原則として親権者の方の同意が必要となる場合があります。こちらの対応は銀行によって異なりますので、事前に銀行に問い合わせをするなどして確認することをお勧めします。

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地方銀行や都市銀行など窓口のある銀行は未成年でも本人確認書類や印鑑などを持っていれば口座開設に応じてくれるところが多いです。ネット銀行系でも「PayPay銀行」などは15歳以上なら親権者の承諾なしで口座開設ができます。

また、未成年でも14歳以下の方は親権者の方が窓口に行く必要があります。その場合、子供との関係がわかる書類が必要になります(住民票など)。たとえば、赤ちゃんや小学生の銀行口座を作りたいとう場合などは、保護者が手続きをして口座開設をします。

 

銀行口座を作るための流れ

続いては、実際に銀行口座を作るための流れを紹介していきます。銀行の窓口に行って口座開設をする方法と、インターネット上で口座開設の手続きをする場合に分けて紹介していきます。

ほとんどの銀行が最近ではネット上での口座開設が可能となっていますし、手続きもラクチンなのでネット口座開設の方をお勧めします。

 

支店(窓口)での銀行口座の作り方と流れ

まずは、口座を作りたい銀行の支店に必要書類を持って行きましょう。できるだけ今住んでいる場所や勤務先、学校などの最寄りにします。あまりに離れたところに行くと、口座開設を断れることもあります(正当な理由があれば別)。

銀行の営業時間は9時~15時です。この時間内に窓口に行って口座を開設します。

特にお昼ごろは込み合いますので、開店直後を狙うとスムーズかと思います。またゴトウ日と呼ばれる(5日、10日、15日、20日、25日、30日)は企業の決済等で窓口が込み合う傾向があるので、待つのが嫌ならこの辺りの日も避けた方がいいかもしれません。

大抵の銀行には総合案内みたいなところがありますので、「口座を開設したいんですけど」と説明しましょう。

ちなみに、口座開設したいというと利用目的や職業を尋ねられます。これは2013年4月以降に決められたルールで、犯罪利用等を予防する目的で決められています。利用目的については「貯金用」でも「お給料の入金用」でもなんでもいいです。

必要な用紙をくれると思いますので、それに従って記入していきます。この時に「暗証番号」を設定します。4ケタの数字ですが、生年月日や電話番号などの推測されやすい番号はNGです。事前に考えておくといいですね。

最後に窓口の方に用紙と身分証明書、入金したいお金を預ければ手続き完了です。

通常、銀行通帳はその場で受け取ることができます。キャッシュカードについては後日郵送による手続きとなるのが一般的で10日程度かかります(クレジット機能付きの場合はもうちょっとかかります)。

 

インターネットでの銀行口座の作り方と流れ

ネットバンクやインターネット支店のように支店(店舗)を持たない銀行の場合の銀行口座の作り方を説明します。
基本的に必要なものは店舗に行く時と同様です。

口座を作りたいネットバンクを決めて、ホームページから「資料請求・口座開設申込」を行います。必要事項を入力すると、自宅に口座開設の申込書が届きます。

届いた申込書に必要な事項を記入して、取引印鑑を押印する。最後に身分証明書のコピーを添付して、郵送すればOKです。後日自宅に口座開設通知やキャッシュカードなどが届きます。最近では、スマホからの手続きの場合は、必要書類をスマホアプリで撮影してデータを送信したうえで、銀行からの郵送物を「本人限定受取郵便」とすることで本人確認完了とする銀行もあります。

なお、銀行といっても様々な銀行があります。どこの銀行に口座を作ればいいのかがわからないという方は「新社会人のための銀行の選び方」を参考にしてみてください。

より具体的に自分にあった銀行を比較したいという方は「ネットバンク比較ランキング」などの記事もぜひ参考にしてみてください。

おすすめ銀行 特徴
イオン銀行 イオン系の商業施設、スーパーをよく使う人は大変おすすめ。普通預金金利が高く、WAONポイントも貯まります。
なお、イオン銀行の口座開設はイオンカードセレクト(年会費無料・クレジットカード)の申し込みを通じて行えます。
PayPay銀行 セキュリティトークン(パスワード生成器)を無料で提供してくれるなど、セキュリティ面が充実しています。ネットバンクはやっぱり不安という方におすすめ。
楽天銀行 楽天市場のアカウントがあれば口座開設も楽々。さらに振込などがあれば楽天ポイントが貯まる仕組みもあります。楽天証券との連携で株式投資などがしやすい。
住信SBIネット銀行 コンビニATM手数料、他行への振込手数料が条件付きで無料になります。大手ネット証券のSBI証券と連携したサービスが充実しています。

 

銀行口座開設の際のキャッシュカードの選び方

銀行に口座を作るときはキャッシュカードを選ぶことになります。キャッシュカードはATMなどを利用して銀行口座のお金を入出金するために利用するカードです。

大きく以下の3種類があります。

  1. キャッシュカード
  2. デビット機能付きキャッシュカード
  3. クレジット機能付きキャッシュカード

(1)は単純なキャッシュカードです。入金、出金の機能だけがついているものです。

デビット機能付きキャッシュカードとは、デビットカードといって銀行口座の残高の範囲内でお店でお買い物をすることができるカードです。クレジット機能付きキャッシュカードはクレジットカードとキャッシュカードが一体化となったものです。

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デビットカードとクレジットカードの大きな違いは先払い(デビットカード)か後払い(クレジットカード)かの違いが大きなところとなります。また、デビットカードは15歳(16歳)以上なら審査なしで作ることができるという点が魅力ですね。クレジットカードはどうしても18歳以上となります。

 

以上、いまさら聞けない銀行口座の作り方。口座開設に必要なものを紹介しました。