ビジネスマン必見!仕事、アイデア出しに使える証券会社の無料情報ツール

2019/08/19 更新   webサービス

infomation株をやらないという方にとって証券会社ってほとんど接点が無いとは思います。しかし、証券会社が顧客の投資家向けに提供する情報ツールは仕事やビジネスのアイデアやネタなどにとっても役立つものです。今回はそんな情報ツールの中でも普段の仕事に役立ちそうなものをピックアップしました。ぜひ、活用してみてください。

最近は各証券会社では株アプリ(株取引が可能なスマホアプリ)も用意していて、こうしたアプリも活用できるようになっています。せっかく提供してくれているツールですから、利用しましょうね。

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証券会社が提供する情報ツールや配信ニュースをビジネスに活用しよう

証券会社は株式投資(株取引)をするためには欠かすことができない金融機関です。そして、株取引をするには何といっても情報が必要です。

そのため、各証券会社は自社で取引をしてくれる投資家のために、様々な情報ツールやニュースの配信などを行っています。こうした情報って株取引に役立つのは勿論なんですけど、ビジネスにも役立てることができます。

  • ニュース
  • 各企業の決算報告(有価証券報告書)
  • 企業の収益性等の分析
  • 業界や企業に対する分析

ニュースはもちろん、アナリストレポートなどは業界の状況を知ったり、あるいは個別企業の独自性や収益性、将来性などを見るうえでも役立つはずです。

就職活動中の学生さんや、転職活動中の方にとっても、今後働くことになる企業や業界を知ることにも役立ちます。

就職活動や転職活動において有価証券報告書をチェックすべき理由と読み方
2019-08-23 22:34
大学生が就職先を探すときや、転職をしようと考えているときなどは企業のホームページやパンフレットなどを参考にすることが多いかと思います。 今回はそこから視点を少し変えて有価証券
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こんな風に証券会社の情報ツールをうまく活用していきましょう。

 

新聞記事からニュース検索までできる万能な日経テレコン

まず、一番にお勧めしたいのがコレ。日経新聞が提供している記事データベースサービスです。日経新聞の記事を検索できるうえ、本文もすべて読むことができます。日経新聞は電子版が有料化されて久しいですが、この方法なら日経新聞の記事すべてを実質無料で読めるわけです。

さらに、記事検索は過去1年分が利用できます。日経新聞の記事1年分というと相当のボリュームです。関わっているビジネスや仕事に関するキーワードを放り込めばかなりの情報を得ることができるでしょう。

他にも大手企業に限りますが人事情報やその企業のプロフィール、売上高、企業の現状に関するコメントなども読むことができます。取引先情報を収集する時にも活用できます(中小企業は無いけど・・・)

通常価格は月額8,000円(税別)とお高めですが、一部の証券会社では顧客の投資サービスの一環として日経テレコン(○○証券版)を提供しています。詳しくは以下の記事もご参照ください。

日経新聞の記事や過去記事の検索ができる日経テレコン活用法。証券会社版は無料で使える
2020-12-16 13:45
経済系の新聞といえば日経新聞(日本経済新聞)がとても代表的な新聞ですね。日経新聞は電子版もありますが、無料で読めるのはダイジェストだけです。全文を読むためには電子版として4,277
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おすすめは楽天証券

こちらを使えばニュース情報の検索だけでなく、取引先の企業が報道された日経記事を検索することもできます。話題作りは勿論ですし、ビジネスにも直結する情報が得られるかもしれませんよ。なお、日経テレコンが利用できるおすすめの証券会社は楽天証券です。パソコンはもちろん、スマートフォンアプリの「iSpeed」をいれておけば、スマホでも日経テレコンを利用できます。

楽天証券の特徴と評判。投資ツールのマケスピや日経テレコンなど情報面にも強み!
2018-11-15 08:54
大手ネット証券としてSBI証券に続き、第2位の口座数を持つ楽天証券。楽天証券はネット証券の中でも特に人気のトレードツールとして「マーケットスピード(通称:マケスピ)」をほとんどの投
リンク

楽天証券公式ホームページ

 

アナリストレポートで業界分析や企業分析

証券会社が投資家向けに提供しているもう一つのサービスが「アナリストレポート」が挙げられます。個別企業のお話もあるんですけど、ビジネスネタとして活躍するのが業界レポート。

業界レポートはそれぞれの業界(自動車業界、鉄鋼業界、石油業界、通信業界、百貨店業界など)における最近の動向や今後の予想などが書かれたものです。自分の関連する業界や取引先業界などの予備知識などを入れておくことは大切です。アナリストレポートで上手に業界分析をやっておきましょう。就職活動中の学生の方にもこうした業界レポートはお勧め。

いくつか無料で利用できるものをピックアップします。

産業レポート(三井住友銀行)
法人客向けに提供している産業レポート。法人向けとありますがネットで公開されているので誰でも読めます。

三菱UFJ銀行 経済・産業レポートとマーケット情報
主要21業界における現状と今後の分析がなされています。年1回更新ですが、過去のバックナンバーも閲覧できます。

野村證券 調査レポート
野村證券のアナリストによる調査レポート。

参考元:アナリストレポートが無料のネット証券の比較

上記のような業界レベルの話ではなく、もっと小さい情報になってくると証券会社に口座開設をすれば、色々な情報が入手できます。
業界全体といった大きな話なではく、上場企業であれば個別企業に対するレポートも出されることがあるのでそうした情報も参考になります。

 

おすすめはauカブコム証券、マネックス証券

アナリストレポートが充実しているネット証券はauカブコム証券マネックス証券があります。企業情報や業界、経済に関するレポートなどを読むことができます。口座開設は無料ですし、こうした情報も口座を持っていれば無料で読むことができます。

・auカブコム証券
三菱UFJモルガンスタンレー証券によるアナリストレポートを口座開設者に対して無料で月間200~500本以上

auカブコム証券公式ホームページ

・マネックス証券
個別企業・業界レポート(毎日更新)、マクロ経済に関するレポート(週1回更新)

マネックス証券公式ホームページはこちら

 

QUICKリサーチで企業の業績動向を知る

QUICKリサーチは、主に上場企業の企業業績などの動向を配信してくれるニュースサービスです。個別銘柄(企業)ごとのアナリストレポートがタイムリーに届きます。新着のレポートをメール配信してくれるようなサービスもあります。

証券会社を通じて提供されていますが、基本的には「有料サービス」になっています。ただし、ネット証券の「松井証券」ではこのQUICKリサーチが無料となっています。

松井証券公式ホームページはこちら

 

せっかくの情報ツールをうまく活用していきましょう

こうした情報ツールは投資家向けに提供されているものですが、証券口座を作れば、無料で使えるわけです。もちろん、証券会社の口座開設も無料となっています。せっかくのツールですから、うまく活用していきましょう!

なお、証券会社を通じて配信されている情報にはすべて著作権があります。情報として読んで、自分のビジネスに活用することは全く問題ありませんが、これらで配信されたテキストや画像、グラフ、レポートなどを無断で資料などとして利用することは禁止されています。

あくまでも、自分が読むための情報ツールとしてご利用くださいね。

執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。

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