マネックス証券の特徴と評判。初心者向からの評価の高く、外国株(米国株・中国株)にも強い

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大手ネット証券にマネックス証券があります。いわゆる大手ネット証券と呼ばれる証券会社で、中でもとくに投資初心者の方からの評判の良い会社となっています。

また、米国や香港の証券会社の買収などを通じ、米国株や中国株の投資にも強みがあるネット証券となっています。ネット証券としてIPO、貸株サービス、単元未満株取引といったように全般的なサービスを提供する総合ネット証券です。

今回はそんな大手ネット証券のマネックス証券の特徴や投資家の評判などを紹介していきます。

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マネックス証券に対する総合的な評価と評判

総合的に、大手ネット証券の中では国内株の手数料はやや高めであるものの、取扱投資商品の種類や投資関連サービスは充実しているという点が特徴的です。

IPO投資、投資信託、外国株投資といった投資商品の種類も豊富であり、貸し株サービスや単元未満株取引、投資信託のポイントプログラムのような投資関連プログラムも充実しています。

中でも、外交株投資(米国株投資)については大手ネット証券の中で最安水準の手数料やトレードツールをい提供するなど優れています。また、中国株についても取り扱い銘柄数が多く、低コストで取引可能です。

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マネックス証券の特徴、特色をピックアップ

以下はマネックス証券を評価するうえで重要といえそうなポイントをピックアップしたものです。

  1. 国内株手数料はやや割高。大口投資家には不向き
  2. 一方の外国株はネット証券最安値の手数料体系と取扱数
  3. IPO投資家にもおすすめ、公平な一人一方で小額投資家にもチャンス
  4. 保有株の貸株が利用可能。第3のインカムゲインがもらえる
  5. 投資信託のポイント制度はあるけど、少しだけ注意が必要

 

国内株手数料はやや割高。大口投資家には不向き

まずはネット証券の基本ともいえる国内株の売買手数料。マネックス証券は小額売買であればネット証券の中でも安い方といえますが、取引金額が大きくなると不利です。
数百万単位で株を買っているという人にはまず不向きです。

一方で小額売買であればさほど高くない(むしろ安い)ので株を始めたばかりという初心者の方には向いています。

証券会社 売買手数料
10万円 20万円 30万円 40万円 50万円 100万円 150万円 300万円
SBI証券 90円 105円 250円 250円 250円 487円 582円 921円
楽天証券 90円 105円 250円 250円 250円 487円 582円 921円
マネックス証券 100円 180円 250円 350円 450円 1000円
(1500円)
1500円
(2250円)
3000円
(4500円)
auカブコム証券 90円 180円 250円 250円 250円 990円 1890円 1890円
SBIネオトレード証券 80円 97円 180円 180円 180円 340円 400円 600円

※いずれも税別。マネックス証券の()内の手数料は指値注文をしたときの手数料
※2017年12月25日手数料改定

主要なネット証券で手数料を比較してみると、1回当たりの売買代金が30万円くらいまでであれば手数料は安い方になりますが、40万円を超えてくると手数料が他社と比べると高くなります。

マネックス証券がよく初心者におすすめといわれる理由はここにあります。

 

一方の外国株はネット証券最安値の手数料体系と取扱数

国内株の手数料についてはやや高めという悪い評価がされることが多いマネックス証券ですが、外国株については別です。

以下はネット証券の米国株投資に対する手数料や取扱です。

マネックス証券 SBI証券 楽天証券
特定口座対応 対応 対応 対応
NISA口座での投資 可能 可能 可能
米ドル為替手数料(スプレッド) 25銭(片道) 25銭(片道) 25銭(片道)
売買手数料 0.45%(税抜)
最低5ドル、最高20ドル
0.45%(税抜)
最低5ドル、最高20ドル
25ドル(税抜)
トレードツール トレードステーション なし なし
貸株サービス なし あり(Kastock なし

売買手数料はもともとネット証券1位の安さだったのですが、先日SBI証券が手数料を改訂してマネックス証券に追随した形になっています。

また、マネックス証券は米国株以外に中国株にも強いです。

 

IPO投資家にもおすすめ、公平な一人一方で小額投資家にもチャンス

IPO(新規公開株)については、上場後の値上がり幅や高い勝率などから多くの投資家が抽選に応募する人気の投資商品です。

IPO銘柄を上場前に購入するには、ブックビルディングに参加して証券会社が実施する抽選などに当選する必要があります。そのIPO投資においてマネックス証券は大手ネット証券として評価が高いです。

<2022年版>IPO狙いで証券会社を選ぶポイントとおすすめネット証券
2022-04-25 04:12
IPO銘柄への投資の成績が高まっており、投資家の方からIPO銘柄に投資するにはどうしたらいいのか?という関心が高まっています。 実際に勝率も高いですし、リターンも高いケースが
リンク

ネット証券の中ではIPOの引受件数はSBI証券に次いで第2位となっています。また、SBI証券とことなり、抽選はすべて完全公平な一人一票の抽選制度となっています。
そのため、大口投資家が優遇されるということもなく、投資金額が少ない人でも公平に抽選に参加できるというのは大きな魅力です。

 

保有株の貸株が利用可能。第3のインカムゲインがもらえる

現物株に関しては、貸株サービスが利用できます。これは保有株をマネックス証券に貸してあげることで、その対価として貸株料を受け取ることができるサービスです。

年率にすると0.1%が基本ですが、ボーナス銘柄については0.5%の少し高めの貸株料がもらえます。率にしたら大したことはないかもしれませんが、配当金や株主優待とはまた別にもらえるので第3のインカムゲイン(金利的収入)を得ることができます。

貸株サービス(貸し株)の魅力とそのリスク。ネット証券各社のサービス比較
2019-12-26 06:44
最近、一部のネット証券が投資家に対して提供しているサービスに「貸株サービス」というものがあります。これは、簡単に説明すると投資家が所有している株式を、一時的に証券会社に貸すことによ
リンク

なお、マネックス証券以外だと、楽天証券、SBI証券、auカブコム証券といった大手ネット証券くらいしかサービスの提供ができていません。

 

投資信託のポイント制度はあるけど、少しだけ注意が必要

投資信託の保有残高に対してポイントがもらえるというサービスです。こちらも利率的にはさほど大きくありませんが、投信ポイントがない他の証券会社や銀行などで保有するよりはお得です。

保有する投資信託残高の年率0.08%程度がポイント(マネックスポイント)として付与されます。ただし、ニッセイ日経225インデックスファンド・eMAXISシリーズ・<購入・換金手数料なし>シリーズ・「たわらノーロード」シリーズなどの低コスト型インデックスファンドはポイント付与の対象外となっているので注意が必要です。

投資信託による資産運用を中心に考えているのであればこうした対象外ファンドがない「楽天証券」か「SBI証券」を使うほうがお得です。

投資信託の保有ポイント制度でネット証券を比較
2021-12-29 05:52
ネット証券の中には投資信託を保有することでポイントが付与するところが数社あります。これらのサービスを利用すれば、投資信託の保有コストである信託報酬の一部を実質的に値引きしてくれるこ
リンク

 

マネックス証券の口座開設から取引までの流れ

マネックス証券への口座開設は簡単です。以下の公式ホームページからネットのみで簡単に口座を作ることができます。ペーパレス口座開設が可能で、書面による提出物なしでもスピード口座開設が可能です。

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最短で2営業日で取引が可能となります。口座開設に必要なものは以下の2つだけです。

  • 本人確認書類(免許証)
  • マイナンバーカード以外を本人確認書類とする場合はマイナンバー通知カード

なお、証券会社の新規口座開設は2016年1月よりマイナンバーが必須となっています(全証券会社共通)。

 

マネックス証券への入金・出金

マネックス証券の証券口座に対しては以下の金融機関(銀行)からなら手数料無料で即時入金が可能です。

入金が完了したらすぐに株を売買することができます。
また、出金は事前に登録している金融機関(銀行)にこちらも振込手数料無料で出金してくれます。

この他、マネックス証券とセゾンカード(クレディセゾン)が提携して発行しているクレジットカード「マネックスセゾンカード」を作れば、セブン銀行のATMを使ってマネックス証券の口座から手数料無料で入金・出金が可能です。

 

まとめ。初めてのネット証券に最適、上級者は外国株用の証券会社にも

国内株の売買単価が大きくなると手数料がやや割高になる点を除けば、かなり高く評価できるネット証券です。そのため、初めての株取引をする人(投資初心者の方)が、まず初めに口座を作るというのにおすすめです。

また、外国株(米国株・中国株)の取り扱いも豊富かつサービスが充実しているので外国株取引用の証券会社とするのも手ですね。

また、IPOが公平抽選されるという点も高く評価できるので、口座だけでも作ってIPOに応募するだけする(当選したらラッキー)といった利用方法もアリですね。

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以上、マネックス証券の特徴と評判についてまとめました。

執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
SNS苦手でしたけど最近はtwitterやっています。ぜひ絡んでくださいませ。

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