スマートフォン利用者が増えており、ネット証券でもスマホ対応が進んでいます。各ネット証券では株取引や情報収集用のスマホ株アプリをリリースしており、顧客投資家向けに提供しています。
スマホのような狭い画面は多くの情報を集めるのには適していませんが、それでも画面上でリアルタイムの相場情報を確認することが出来たり、発注ができるのは大きな強みがあるといえるでしょう。
今回はこの大手ネット証券のスマホ株アプリについて、2020年最新のそれぞれのアプリでできる取引や入手できる情報などをまとめていきます。
株アプリとは?
株アプリとは、証券会社(ネット証券)が提供しているトレードツールです。スマートフォンを通じて情報取集から株の売買注文まで出すことができます。
すでに株取引をしている人(証券会社に口座を持っている人)はそれぞれの証券会社の名前でアプリストアから検索してみてください。
まだ証券会社に口座を持っていないけど、スマホで株取引をしてみたいという方は、株アプリから取引する証券会社を選ぶというのもいいですね。
スマホ株アプリでできること、求めること
投資家として株アプリに求めることは以下の3点が挙げられると思います。
- 売買注文の出しやすさ
- 株価(気配やチャートなど)の見易さ
- マーケット情報、ニュースなどの投資情報
実際に株取引までスマホですると言う方は(1)や(2)が優先、情報収集ツールとして使いたいというかたは(3)が優先と言ったところでしょうか。
トレードツールというとパソコンが中心でしたが、今ではスマホの性能も高くなりパソコンさながらの操作や取引ができるようになっています。
画面が小さいという点はやはりネックにはなりますが、チャートやニュースなどの情報も確認できます。
それでは、具体的に大手ネット証券各社のスマホ株アプリについて比較していきます。
おすすめスマホ株アプリランキング
以下は私が実際に試してみた各ネット証券のスマホ株アプリについての評価です。
楽天証券(iSpeed)
PC用トレードツールでは人気の「Market Speed」を提供する楽天証券だけあってスマホ株アプリも高機能。チャートの種類はスマホ株アプリ最多、さらにチャートにトレンドラインまで引けます。
市況ニュースなどの投資情報の他「日経テレコン」や「ロイターニュース」などの情報も見ることができます。板から直接発注できたり、売買注文も特殊注文がかなり使える。
スマホ株アプリであれば最も秀逸といえるのが楽天証券iSPEEDだと思います。トレードからニュースまで幅広く網羅している株アプリです。
特に日経テレコンが使えるので、新聞記事を読むための情報収集アプリとしても活用できます。株取引をする人は勿論ですが、株アプリを情報収集用に活用したい人にもおすすめできる株アプリです。
- チャート:12種類
- 投資情報
- 日経テレコン
- 四季報
- 入出金:不可
- NISA取引:不可
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SBI証券(SBI証券株アプリ)
国内株式のトレードに特化したアプリとなっています。わかりやすい画面構成や銘柄の入力サポートや検索機能などが充実しています。正式な会社名や銘柄コードがわからなくても関連語で検索できるはうれしいです。
銘柄登録数はネット証券大手最多で、PC版と自動同期してくれます。会社四季報情報がPC版と同様にフル情報になっているのが見やすいです。
ランキング情報などの種類も多いのでとりあえず情報が欲しいという方に特におすすめ。チャート上ではトレンドラインを引くこともできます。
株価ボードのように一元的に株価を確認でき、見やすいです。
- チャート:4種類
- 投資情報
- 四季報
- 入出金:可能
- NISA取引:不可
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/securities/11471″]
auカブコム証券(kabuステーションアプリ)
もともとauカブコム証券は多彩な売買注文が利用できることがウリの一つですが、スマホの株アプリでもそれを可能にしています。最近では株の売買注文もパソコンは使わずにスマホだけという人もいらっしゃるようですが、そういう人に向いているといえそうです。
欲を言えば板注文(板を見ながら売買注文を出す)に対応してくれれば注文周りでは完璧だと思うのですが……。
- チャート:4種類
- 投資情報
- 四季報
- 入出金:不可
- NISA取引:不可
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マネックス証券(マネックストレーダー)
ランキング情報が豊富です。
10分前との比較(ランキング)のような他社にはない気機能もあります。こちらを利用することで、短期売買(デイトレード)にも使えます。
また、ニュース関連は豊富で、株経ONLINE、株探ニュース、個別銘柄に対するニュースの絞り込みなどが可能です。相場の概況や状況を知りたいときに役立ちます。
一方で企業情報(四季報)は確認できないのは残念。
パソコンでトレードしている方にとってうれしいのはPCとの同期機能があるので、普段はパソコン、外出時は株アプリという使い分けが可能です。
- チャート:5種類
- 投資情報
- TDNET
- 入出金:不可
- NISA取引:不可
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/securities/11722″]
岡三オンライン証券(岡三ネットトレーダーWEB2)
岡三オンライン証券の株アプリです。ランキング情報などが豊富でテクニカル分析に使える指標も確認することができます。オリコン満足度ランキングの「分析ツール」部門で1位を取得しており、スマホ株アプリの中でも銘柄分析をしていくうえでWEB2は最適なツールの一つだと思います。
- チャート:10種類
- 投資情報
- ロイター
- 入出金:可能
- NISA取引:可能
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DMM.com証券(スマホアプリ)
DMM.com証券は手数料の格安のネット証券です。株アプリは「かんたんモード」と「ノーマルモード」の2種類を用意しています。かんたんモードは難しい用語などを使わない優しい操作画面となっています。
株初心者の方でこれから株アプリで株式投資をしたいという方には使いやすいと思います。慣れてくれば、より詳しい分析などができるノーマルモードに切り替えて利用すればよいと思います。
- チャート:5種類
- 投資情報
- 四季報
- ロイター
- 入出金:可能
- NISA取引:可能
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/securities/account-securities/15699″]
GMOクリック証券(株roid,iClick株)
GMOクリック証券では、アンドロイド端末向けの株roid、iOS端末向けのiClick株というスマホ株アプリを提供しています。
ニュースやレポートなども充実しており、適時開示情報(EDINET)、アナリストレポートなども検索できます。
もともとネット証券の中でも最安レベルの証券会社という点も大きな強みですね。
[bloglink url=”https://money-lifehack.com/securities/account-securities/20266″]
松井証券(株touch)
チャート分析の種類が豊富で、様々なチャートを表示することができます。スマホ上でトレンドラインを引くこともできます。
一つのアプリで株式投資(信用取引)、先物取引、オプション取引にも対応しています。ニュース情報や企業情報などが確認できないのはちょっと残念なところですね。
- チャート:6種類
- 入出金:不可
- NISA取引:可能
スマホ取引中心の人はスマホ株アプリから証券会社を選ぼう
基本的には口座を持っている証券会社の株アプリを使うことになるのでしょうが、モバイル取引が中心という方はスマホの株アプリの使い勝手というのも大切な比較要素になろうかと思います。
ぜひ、参考にしていただければと思います。
以上、大手ネット証券のスマホ株アプリについてまとめてみました。
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