ヒルトンHオナーズは世界展開するヒルトンホテル&リゾートの会員制度となっています。登録料金は無料で年会費もかかりません。他のシティホテルと同様にエリートプログラム(上級会員)を採用しており、利用状況に応じて「ブルー」「シルバー」「ゴールド」「ダイヤモンド」の4つのグレードが用意されており、それぞれで提供される特典が異なります。
当然ですがより上位のグレードほど、ヒルトンホテルでの様々な優遇を受けることができるようになっています。
ヒルトンHオナーズ会員のサービス内容
会員になると公式サイト経由の予約で宿泊した場合にHオナーズポイントというポイントが付与されます。ポイントを貯めると無料の宿泊券との交換や提携している航空マイレージとの交換も可能です。
前述の上級会員については、「宿泊・滞在数」「年間のベースポイント(宿泊代金)」などで決まってきます。また、特定のクレジットカードを保有すると自動的に上位の会員ステータスが付与されることもあります。
なお、ベースポイントは1米ドルあたり10ポイントが付与されるようになっています。なおヒルトンのHオナーズポイントは「ベースポイント」と「ボーナスポイント」があります。どちらも同じように利用できますが、上級会員の判定に使われるのはベースポイントのみです。
会員ステータスの条件とそれぞれの特典
より上位のステータスになるほど特典が増えていくのがわかると思います。また、同じ○でも、無償アップグレードにおいてゴールドステータスとダイヤモンドステータスとでは当然後者の会員が優先されることになります。
ブルー | シルバー | ゴールド | ダイヤモンド | |
---|---|---|---|---|
判定条件 | なし | 年に4滞在 年に10泊 |
年に20滞在 年に40泊 年7.5万ベースポイント |
年に30滞在 年に60泊 年12万ベースポイント |
レイトチェックアウト | ○ | |||
エクスプレス・チェックアウト | ○ | |||
同伴者1名無料 | ○ | |||
ボーナスポイント(対ベースポイント) | × | +15% | +25% | +50% |
フィットネスセンター&ヘルスクラブの無料利用 | × | ○ | ○ | ○ |
1滞在につきミネラルウォーター2本 | × | ○ | ○ | ○ |
24時間前までオンラインチェックイン | × | × | ○ | ○ |
無償アップグレード(空室状況に応じて) | × | × | ○ | ○ |
無料の朝食 | × | × | どちらか | ○ |
1滞在ごとのボーナスポイント | × | × | ○ | |
エグゼクティブフロアラウンジ無料 | × | × | × | ○ |
到着の48時間前までの客室保証 | × | × | × | ○ |
やっぱりうれしいのは「無償の客室アップグレード」、「無料の朝食」でしょう。ダイヤモンドになるとエグゼクティブフロアラウンジが利用できます。エグゼクティブフロアラウンジはクラブフロアとも呼ばれ、時間帯に応じて軽食やソフトドリンク、アルコールなどが無料で提供されています。
Hオナーズポイントの使い道と1ポイントの価値
Hオナーズポイントは無料宿泊券か提携エアラインのマイレージと交換するという使い方ができます。最もお得に使えるのは無料の宿泊券としての用途でしょう。
宿泊1ドルあたり10ポイント+αということを考えると1泊2万円(200ドル)として約2000ポイントほどのポイントを貯めることができるわけです。他にも三井住友ヒルトンVISAカードなどを利用すれば+1000~2000ポイントくらいを貯めることができます。
実際の無料宿泊券との交換はホテルのカテゴリーごとにかわります。
ホテルカテゴリー | 必要ポイント数 | 日本国内のヒルトンホテル |
---|---|---|
1 | 5,000 | |
2 | 10,000 | |
3 | 20,000 | ヒルトン成田 |
4 | 20,000~30,000 | ダブルツリーbyヒルトン那覇 |
5 | 30,000~40,000 | |
6 | 30,000~50,000 | ヒルトン福岡シーホーク ヒルトン名古屋 |
7 | 30,000~60,000 | ヒルトンニセコビレッジ ヒルトン東京 |
8 | 40,000~70,000 | ヒルトン大阪 |
9 | 50,000~80,000 | ヒルトン沖縄谷北リゾート ヒルトン東京ベイ |
10 | 70,000~95,000 | ヒルトン小田原リゾート&スパ コンラッド東京 |
カテゴリーは見直されることがあります。2016年10月13日調査時点です。
さて、こうしたポイントで宿泊できます。ただ、実際の宿泊価格と必要ポイントにおいてはかなりのブレがあるようです。1Hオナーズポイントあたりの価値を宿泊料金で計算すると1ポイント0.3~0.7円くらいの価値になりそうです。
1ドル(約100円)で10ポイントもらえるということを考えると会員になれば宿泊料金の3~6%くらいがポイント還元されるというわけですね。
ANAやJALのマイルとも交換できる
マイレージとも交換可能と説明しましたが、ANAマイル、JALマイルとも交換可能です。それぞれ10Hオナーズポイント→1マイルという交換レートになっています。なお、海外のマイレージとも交換可能で、比率もほぼ同様です。
会員ステータスは「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン」とも併用可能
日本のヒルトンホテル限定ですが「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)のメリット、デメリット」でも紹介した有料のヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)の20%割引などの特典とも併用可能です。
上級会員を目指す方法と道のり
ヒルトンの上級会員を目指す場合は「滞在回数」「宿泊日数」「ベースポイント」のいずれかを満たす必要があります。
宿泊日数でダイヤモンドを目指そうと思ったら60泊と年の1/6近くをヒルトンホテルで過ごす必要があります。これはハードル高いですよね。ベースポイントだと1.2万米ドルで年間120万円分(1ドル=100円)の宿泊料金になります。これもハードルが高いですね。
そこでよく活用されるのが滞在回数です。2泊するようなケースでは同じヒルトンホテルに泊まるのではなく、別々のヒルトンホテルに泊まるようにすれば1泊ずつの2滞在としてカウントされます。このような形でヒルトンホテルの上級会員を目指すための「修行」をする人もいるようです。
以前ANA(全日空)の上級会員を目指すための「SFC修行」をこのブログでも取り上げましたが似たようなものですね。
ちなみに、年会費がかかりますが、ヒルトンHオナーズVISAゴールドカード(年会費13950円)を持てば自動的にゴールドステータスがもらえます。また、ヒルトンHオナーズVISAプラチナカード(年会費66500円)もゴールドステータスですが、ダイヤモンドステータスへの条件が通常よりもかなり緩くなります(10滞在 or 20泊 or カード決済120万円)。
こうしたクレジットカードを利用するというのも一つの手ですね。
以上、ヒルトンHオナーズの仕組みや特典、上級会員になる方法についてまとめてみました。
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