人気が戻り、満員御礼が続いている大相撲。大相撲を観戦しに行きたいけど、チケットはどうやって買えばいの?予約のやり方はどうすればいいの?席の種類や意味がわからないという方のために、大相撲のチケット予約についての基本や良い席を確保するための方法を紹介していきます。
大相撲の席やチケットの種類
大相撲は場所・会場によって席の種類は異なります。このページでは原則として東京両国国技館のケースで紹介していきます。その他の場所では多少相違点もあるかと思います。
席の種類は「たまり席」「桝席」「椅子席」の3種類
大相撲の席は大きく上記の3種類があります。
たまり席(溜席)
たまり席は砂かぶり席とも呼ばれます。土俵に一番近い席になります。相撲を大迫力で楽しむことができます。テレビ中継でも映ることが多い席です。ちなみに、飲食は禁止、撮影もNG、子ども(小学生以下)NGといったように厳しいです。基本的にこうした席は後援団体や寄付をした人、あるいはお茶屋さんになっており、一般販売はほとんどありません。テレビ中継で場所中に決まった場所にいつも同じ人がいるというのはこうした理由があるわけです。
桝席(マス席)
たまり席の後ろになるのが桝席です。1~8列がマスA席、9列~12列がマスB席、13列~15列がマスC席となります。A>B>Cの価格設定となっています。原則として座布団を正方形に四つならべた4人席が1マスが標準ですが、変則的な形の桝席もあります。
こちらは飲食可能です。相撲を観戦しながら楽しむというのであれば規制の多いたまり席よりもこちらの桝席の方がゆっくりとみることもできると思います。
椅子席
桝席よりもさらに後ろです。両国の場合は2階席はすべて椅子席となります。お値段も最も安いです。土曜からは離れていますが、全体を俯瞰的にみることができる上、お手頃な価格で利用できるのはメリットといえそうです。桝席は席が狭いうえ床も固いので高齢者の方などは椅子席の方がいいという方もいらっしゃるみたいです。
大相撲のチケットを購入する方法
チケット購入は「ネット予約販売」「電話販売」「相撲案内所で購入」「店頭販売」といった方法があります。
ネット予約販売はチケット大相撲
大相撲のチケットは「チケット大相撲」と呼ばれる日本相撲協会の公式販売サイトのほか、チケットぴあでも販売されています。なお、特殊な割引席などは自社サイト(?)であるチケット大相撲のみの取り扱いとなっていることが多いです。なので、ネットで買うなら基本は「チケット大相撲」で購入することになりますね。
ちなみに、場所によって違いはあるものの、先行販売(抽選)が場所の約2か月前に行われ、その後、一般販売が約1か月前に行われます。
基本はこのチケット大相撲を活用するのがおすすめですね。
先行抽選販売は、第1希望、第2希望、第3希望の日程を入れて応募です。あくまでも期間中の応募に対する抽選になるので、急ぐ必要はありません。
一歩の一般発売はよーいドンでの予約スタートになります。サーバーエラー(混雑)とも戦いながら、人気の日程の人気席は早い者勝ちとなります。
なお、チケット大相撲での購入には以下の手数料がかかります。
- システム手数料:216円
- 発券手数料:108円(コンビニ発券)
- 特別販売手数料:514円(先行抽選販売を利用した場合)
となっています。結構手数料取ります。4人マス席なら発券は1枚で済みますが、椅子席を4人分とかだと結構な金額になりますね……。
電話予約を利用する
予約専用ダイヤルによる電話注文も可能です。なお、たまり席に関しては専用ダイヤルによる抽選販売が基本となります。たまり席を利用したいならこちらですね。ただし、前述の通りたまり席については基本的には一般販売の枠はほんのわずかなので期待しない方がよいです。
切符販売を利用する
両国国技館の会場入り口にある切符売り場は座席指定も可能なチケット(切符)の購入ができます。こちらは先着順となり、整理券を手に入れるために早朝から並ぶといったことをする必要もあります。どうしても良い席で相撲を観戦したいという方向けといえそうです。
相撲案内所(お茶屋)を通じて購入する
相撲案内所はお茶屋とも呼ばれる業者さんです。こうした業者さん経由で購入することもできます。やや上級者向けというかなれた人向けと言えるかと思います。ただ、専用通路からの入場やお土産など相撲観戦の雰囲気をより楽しみたいという方はこちらの方法もいいかもしれません。
クレジットカード会社などのプランを利用する
クレジットカードの上位カード(ゴールドカードやプラチナカードなど)では自社の顧客向けにプレミアム席を一定確保しています。たとえばJCBカードではプレミアムカードの会員向けに抽選とはなりますがたまり席の販売も行っています。こうした形での席の確保も一つかと思います。
プレミアムカードの「コンシェルジュ・サービス」もこうしたところに強いカード会社もあるので活用してみるのも手かと思います。
たとえば、JCBカードのブラックカードである、JCB the Classではカード会員限定の抽選販売として「大相撲特別観戦プラン(溜まり席)」が用意されています。
こちらは、ザ・クラスの会員限定のサービスである上、抽選ですが、普段ではなかなか抽選というテーブルにさえつけない、溜まり席が予約可能という事で大変人気があります。
ちなみに、ザ・クラスは直接申し込みはできず、JCBゴールドカードの会員の中で利用実績等を加味してインビテーション(招待)されるカードです。気になる方はまずは「JCB ゴールカード」をお申し込みください。
最近では一時期の相撲の人気停滞が回復して満員御礼となる日が続いていますね。相撲が好きな女性ということでスージョなどという言葉も出てきています。
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