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【サービス終了】国内も海外もお得なプリペイドカード、マネパカードの活用術、デメリットや注意点

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FX大手のマネーパートナーズが発行するMasterCard付帯のブランドプリペイドカード「マネパカード」は国内でも海外でも大変使えるプリカです。

国内での利用なら最低1.2%~という高還元率でキャッシュバックを受けることができるうえ、海外ではFX口座を活用して割安な為替手数料で外貨cをチャージして好きな通貨を使うことができます。

まさに国内・海外の両方で使えるブランドプリペイドカードです。今回はそんなマネパカードの作り方や活用方法などをわかりやすくまとめていきます。

2023年9月29日でサービス終了となります。6月30日でカード利用の停止、9月中旬に各種機能停止で29日に全機能が停止されます。

そもそものブランドプリペイドカードとは何か?

ブランドプリペイドカードのブランドというのはクレジットカードの国際ブランドです。JCBやVISA、MasterCard、American Express、ダイナースクラブのように世界の加盟店でクレジットカードの決済システムを提供している会社ですね。皆さんがお持ちのクレジットカードにはこうした国際ブランドのロゴが入っているはずです。

この国際ブランドの決済システムを利用したプリペイドカード(前払い式のカード)をブランドプリペイドカードと呼びます。

クレジットカードと違って後払いでないため、審査がいらないといった特徴があります。ちなみに、類似のサービスにブランドデビットというものもあります。

審査 支払い方法 代表例
クレジットカード あり 後払い(銀行引き落とし) 三井住友VISAカード
楽天カード
JCBカード など
ブランドデビット なし 銀行口座から即時引き落とし ソニーバンクウォレット
楽天JCBデビットカード など
ブランドプリペイド なし 事前にチャージ LINE PAYカード
au WALLET
dプリペイドカード など

最近は本当にいろいろカードが増えましたね。

マネパカードの基本スペック

マネパカードはLINE PAYカードなどと同様のブランドプリペイドカードにあたります。カードブランドはmastercard(マスターカード)で現金をチャージすればMasterCardが使えるお店でクレジットカードと同じように利用できます。

年会費:無料
基本ポイント還元率:1~2%分のキャッシュバック(キャッシュバック)
チャージできる通貨:6通貨(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル)

国内利用は最大2%という高いキャッシュバック率が魅力

まずは、国内での利用のメリットです。マネパカードは2016年から国内でも利用できるようになりました(それまでは円はチャージできなかった)。このときのは利用金額の最大2%分がキャッシュバックされます。

一般的に「ポイント還元率が高いクレジットカード」といわれているカードでも年会費が無料のものなら1~1.2%程度ということを考えると、2%のキャッシュバックはかなり大きな特典であるといえそうです。

ポイント還元率 2017年6月まで
基本還元率 1% 1.5%
マネーパートナーズFX口座保有 1.2% 1.7%
マネーパートナーズFX口座で月間100万通貨以上取引 1.5% 2.0%

※新規入会の場合、翌月まではだれでも一律2%還元となります。

最大キャッシュバック率となるには、100万通貨以上の取引と少し厳しいところもありますが、FX口座を持っているだけでも1.2%(2017年6月までは1.7%)という高いキャッシュバック率になるのはうれしいですね。

メインとなる海外旅行時の外国でのお買い物

正直、マネパカードにおける国内利用でのキャッシュバックというのは多少オマケ的なもので、サービスの中心は海外での利用になります。

マネパカードの強みは海外での外貨決済です。日本円以外に、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドルの5通貨を外貨としてそのままチャージしておくことができます。

チャージする外貨の購入もFX取引業者のマネーパートナーズのFX口座があれば低コストでチャージが可能です。そして、MasterCardが使えるお店ならそのままクレジットカードと同じように利用することができます。

マネパカード クレジットカード
(海外ショッピング・JCB)
米ドル 80銭 174銭
ユーロ 100銭(1円) 185銭
英ポンド 130銭(1.3円) 218銭
豪ドル 70銭 132銭
香港ドル 10銭 22銭

上記はマネパカードにチャージするときにかかる手数料と、よく海外旅行で一般的なクレジットカードを使った海外ショッピングの手数料を比較したものです。

なお、クレジットカードの手数料は為替レートに一定の率が手数料としてかかるタイプであるため、 2017年04月14日換算日のJCB基準レート 並びに手数料率(1.6%)をもとに管理人が計算した数字となっています。そのため、為替レートが変動すると手数料は多少変動することをご了承ください。

ただ、そうした多少の誤差を考慮したとしても半分近いコストで利用できることがわかります。

海外利用は現地での現地塚引き出しも可能

また、海外旅行の際にはクレジット払いだけができるわけではないので、外貨(現金)として引き出したいという場合もあるかと思います。そうした際もマネパカードなら外貨の引き出しにも対応しています。

なお、クレジットカードの場合でも海外キャッシングということで現地通貨を引き出すことが可能ですが、この両者は多少の違いがあります。

マネパカードの場合:ATM手数料のみ発生
クレジットカードの場合:ATM手数料+キャッシングとして金利が発生(年18%程度)

クレカの場合はキャッシングという扱いになるため、借入期間に応じた金利が発生します。1万、2万といった小額の場合はさほど大きな金額になりませんが、数十万という金額をキャッシングするケースなどでは金利も大きくなることもがあります。

さらに、クレジットカードの海外キャッシング利用のATM手数料はJCBのように無料としているところもあれば、三井住友カードのように100円~200円の手数料がかかるところもあります。

マネパカードでの外貨出金手数料(ATM手数料)
米ドル:2ドル
ユーロ:1.75ユーロ
英ポンド:1.5ポンド
豪ドル:2.5豪ドル
香港ドル:20香港ドル
※いずれも200円程度

そう全体的に考えると、あくまでも預けている(チャージしている)外貨を引き出すだけというマネパカードん現地通貨引き出し(外貨出金)は比較的低コストで出金も可能ですね。

マネパカードのデメリットは

マネパカードの利用においてはいくつかの注意点やデメリットもあります。この辺りはしっかりと理解しておきたいところです。

1)チャージができるのは平日のみ

マネパカードへのチャージは平日のみとなっています。旅行当日が土日という場合はチャージできない……。ということになります。海外にいてもインターネットからチャージの手続きは可能ですが、何かあった時のことも考えておくと、日本にいるタイミングでチャージしておきたいところです。

2)何度も海外に行かない人は面倒なところも

マネパカードは最初に外貨をチャージしてそれを海外に持っていくという形になります。チャージしている外貨分には外貨預金のような金利が付くこともありません。もちろん、日本に戻ってから円に戻すということも可能なのですが、その場合は為替手数料が再度かかることになります。

国内も海外もマルチにつかえるプリペイドカード

以上のようにマネパカードは国内でも海外でもマルチに使えるプリペイドカードとなっています。

海外旅行や海外出張が比較的多いという人は年会費等は無料ですし、取得を検討してみてもよいかと思います。

FX(外国為替証拠金取引)の業者ということもあって、怖いという印象もあるかもしれませんが、このような外貨利用をベースに考えるのであれば、全く怖いことはありません。
参考:FXは怖いと考えている方へ。FXと外貨預金のリスクの差を比較

以上、国内も海外もお得なプリペイドカード、マネパカードの活用術を紹介してみました。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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