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LINE Payカードの仕組みと使い方、メリット、デメリットのまとめ

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linepaycard_thumbLINEがリアル店舗でも利用可能なJCBプリペイドカード「LINE Payカード」の発行を開始しています。クレジットカードブランドの決済の仕組みを利用したプリペイドカードで、Vプリカや三井住友VISAプリペイドに近いサービスです。

決済システムはJCBを利用しているのでJCBのクレジットカードが利用可能な店舗で利用することができます(一部除く)。

登場当初は2%ものポイント還元率が魅力的でしたが、2020年5月より、LINEはマイカラーからポイントプログラムに移行。LINE Pay残高からの支払いのポイント還元率はゼロになりました。このため、LINE Payカードのポイント還元は現在なしです。

さらに、2020年12月をもってLINE Payカード(JCB)の発行は終了し、有効期限をもってサービス提供は終了となります。

なお、新しくVisa LINE Payプリペイドカードのサービスを開始しております。

LINE Payカードを使うまでの流れ

(注意)
現在は発行されていない

LINE Payカードには年齢制限や申込時の審査などはありません。これはプリペイドカードという性質上、与信が不要な為です。年齢や何らかの理由でクレジットカードを持てない人でも作ることができます。

このLINE Payカードは、LINEアプリ上から申し込みできるLINE Payという決済サービスのオプションとなっています(入会金・年会費等は一切無料)

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アプリ起動>設定ページの真ん中に「LINE Pay」のアイコンがあるのでタップ>はじめる>カードの選択(4種類)>名前登録>住所登録>完了です。カードは申し込みから約1週間~10日ほどで郵送されます。

linepaycard

なお、カードフェイスは上記の4種類の中から選ぶことできます。人気なのはブラウンのカードだということです。

 

LINE PayカードとLINE Payの違い

すごく混乱しやすいのですが、LINEが提供する決済サービスにはここまで紹介したLINE Payカードと、LINE Payという決済方法があって、それぞれが違うように見えることです。

LINE Payカード LINE Pay
使えるお店 JCBカード加盟店 LINE Pay加盟店
決済種別 ブランドプリペイドカード スマホ決済・コード決済(店頭)
オンライン決済(ネット)
決済方法 事前チャージ(LINE Pay残高)からの支払
ポイント還元 なし
※2020年5月~

根っこの部分は「LINE Pay」というチャージした残高を使っての決済になるわけですが、LINE Payカードはブランドプリペイドカード(カードを使った決済)で、LINE Payという場合はスマートフォンアプリを利用したアプリ決済(コード決済)のことを指します。

 

そもそも、ブランドプリペイドカードとは何か?

要するにクレジットカードの決済システムを使うけど、後払い方式ではなく、事前にチャージした範囲内でお買い物ができるというカードです。ブランド(クレジットカード決済システム)+プリペイド(事前払い)カードという意味ですね。

事前払いなので審査が不要というのところが大きな特徴といえます。

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LINE Payカードにチャージする方法

LINE Pay残高=LINE Payカード残高となります。

LINE Payにチャージ(入金)するには、「銀行口座連携」「コンビニでの店頭払い、レジチャージ」などを使っての入金となります。

たとえば、コンビニ店頭払いの場合は、LINE Payの画面から「チャージ」を選択して「コンビニ」を選び、チャージする金額を入力すると「受付番号」「予約番号」が表示されるのでそれをもってコンビニ(ローソン/ファミリーマート/サークルK/サンクス/ミニストップ/セイコーマート)で入金すればチャージされます。

 

LINE Payカードでの支払方法

カードが届いたら、利用者登録をLINEのアプリ上で行えば、JCBが使えるお店(一部の店舗やECサイト、WEBサービスの利用はできない場合があります)で、普通のクレジットカードと同じように店舗で利用可能です。

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LINE Payカードのメリットとデメリット

これからLINE Payカードを利用する上でのメリット、デメリットをまとめて紹介していきます。

 

LINE Payカードのメリット

  • 与信審査(カード審査)がない。無審査でカードが作れる
  • LINE Payの機能として友達に送金したり割り勘したり請求できたりする
  • すでにLINEを使っている方は申込などが楽
  • プッシュ通知などの設定が可能で不正利用をスマホで検知しやすい

LINE Payカードに限らず、ブランドプリペイドカード全般に言えることですが、審査不要だというのは大きいところですね。

過去にクレジットカードの支払い遅延等でいわゆるブラック状態の人でもプリペイドながらもクレジットカードと同じように決済ができます。しかも、ポイント還元率が一般のクレジットカード以上に高い!

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また、LINE Payカードの独自のメリットといえるのは、多くの人のスマホにインストールされているLINEアプリに機能が拡張されているので、申し込みから利用、管理が簡単というところが挙げられます。

 

LINE Payカードのデメリット・注意点

  • LINEをそもそも使っていない方は最初が面倒だし用途も限定される
  • プリペイドカードなので事前チャージの範囲内でしか買い物ができない
  • JCB加盟店のすべてで使えるわけじゃない
  • 現金に戻すなら200円(+税)の手数料がかかる

デメリットや注意点として、そもそもLINEを使っていない人には使えません。

また、ブランドプリペイドカード全般に言えますが、前払いという仕組み上、決済額が確定していないお買い物に使えないという点がデメリットとして挙げられます。

たとえば、ガソリンスタンドなどはカードを入れてから給油をしますが、カードを入れた段階ではいくら使うか(給油するか)が決まっていないため、その時点で支払額が確定できません。

そのため、前払い方式のブランドプリペイドカードではこうしたお店では利用できない場合があります。

 

まとめ

JCBやVISA、MasterCardなどのカードブランドの決済システムを利用したブランドプリペイドカードについては他にも存在しますが、当初は大きな還元率で注目を集めました。ところが、2020年5月以降はポイント還元がなくなり、そうこうしているうちに発行自体が終了となってしまったカードです。

以上、LINE Payカードの仕組みと使い方、メリット、デメリットのまとめでした。

ABOUT ME
ふかちゃん
マネーライフハックの編集長 兼 管理人です。節約やマネー術などについての情報発信を2004年から続けています。
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