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自動車税をクレジットカード払いにして節約する3つの方法の比較

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car5月31日が納付期限となる「自動車税」。私もつい先ほど払ってきました。こうした税金は払わないというわけにはいきませんが、できるだけお得に支払いたいものですよね。

その代表的な方法はクレジットカード払いにして、ポイント分得をするというもの。2019年現在、大きく「Yahoo!公金支払い」を使う、「nanaco払い+クレジットカードチャージ」という2つの方法があります。

また、2020年5月からは「WAON払い+クレジットチャージ」という方法も追加されました。

今回はこの自動車税・軽自動車税をお得に納付する3つの方法の紹介と、それぞれのメリット、デメリットを比較していきます。

自動車税(軽自動車税)とは?

自動車税(軽自動車税)は4月1日時点で自動車を保有している人が支払う税金の一つです。おおよそ5月の上旬ごろに納付書が届くと思います。

なお、車を手放した場合は手続きをしておかないと税金がかかり続けます。廃車にする場合は抹消登録手続きを、他人に譲渡した場合には登録変更が必要です。

参考記事

軽自動車の税額は一律ですが、自動車税は自動車の総排気量によって税額は異なります。

2019年10月より前(消費税8%)で新車登録した自動車税

  • 1リットル以下:税額29,500円
  • ~1.5リットル以下:税額 34,500円
  • ~2.0リットル以下:税額 39,500円
  • ~2.5リットル以下:税額 45,000円
  • ~3.0リットル以下:税額 51,000円
  • ~3.5リットル以下:税額 58,000円
  • ~4.0リットル以下:税額 66,500円
  • ~4.5リットル以下:税額 76,500円
  • ~6.0リットル以下:税額 88,000円
  • 6.0リットル超:税額 111,000円
  • 軽自動車 :税額10,800円

2019年10月以降に新車登録した自動車税の税額一覧

  • 1リットル以下:税額25,000円
  • ~1.5リットル以下:税額 30,500円
  • ~2.0リットル以下:税額 36,000円
  • ~2.5リットル以下:税額 43,500円
  • ~3.0リットル以下:税額 50,000円
  • ~3.5リットル以下:税額 57,000円
  • ~4.0リットル以下:税額 65,500円
  • ~4.5リットル以下:税額 75,500円
  • ~6.0リットル以下:税額 87,000円
  • 6.0リットル超:税額 11,000円
  • 軽自動車 :税額10,800円

環境性能が優れたエコカーを新車登録した場合の減税や、年数経過の重課

2005年排ガス規制75%低減または、2018年排ガス規制50%低減を達成した自動車については減税が受けられます。
一方で、13年超(ディーゼルは11年超)の年数が経過した環境負荷の大きい自動車は15~20%重課される仕組みとなっています。

となっています(1年分)。

一般的に自動車税の納付は自宅住所に届く納付書(収納代行)を銀行や郵便局、コンビニなどに持ち込みをして現金で納付するのが一般的です。

でも、現金で納付している自動車税を“クレジットカード払い”することができれば、ポイントも貯まりますしお得ですよね。

 

クレジットカードで自動車税を払う3つの方法

クレジットカードで自動車税を払おうと思っても、銀行窓口やコンビニなどではカードを使って納付することはできません。ただし、クレジットカードを使って自動車税を払ってポイント分得をする方法があります。

  • Yahoo!公金支払い
  • nanaco払い(クレジットチャージ利用・セブンイレブン)
  • WAON払い(クレジットチャージ利用・ミニストップ)

と、この3つになります。

 

Yahoo!公金支払いを活用する

手数料がかかるのでお得度は低い。自宅にいながら納付できるのがメリット

まず、一つの方法として「Yahoo!公金支払い」というサービスを利用すればクレジットカードでの自動車税の納税ができます(都道府県による)。

もちろんカード払いと言うことになりますので、クレジットカードのポイントを貯めることができます。

ただし、注意点があります。それは決済手数料として300円(税別)が必要になると言うことです。

クレジットカードで1%のポイントを貯めても300円が別にとられるのでは意味がありません。「ふるさと納税」の場合には手数料がかからないのに、これはちょっといただけないですよね。

また、Yahoo!公金支払いの場合は車検を受ける時に必要となる「納税証明書」をすぐに受け取ることができず、別途手続きをする必要があるというのが面倒です。よって、この方法は自動車税納付という場合は、正直お得とは言えないですね。

ただ、大きなメリットは自宅のPCから納付できちゃうということです。わざわざコンビニに行かずに払い込み完了とできるのは大きな強みです。

また、一部のクレジットカード会社では、Yahoo公金支払いを利用した自動車税の納付に関するキャンペーンを行っているところもあります。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/tax/9814″]

 

nanacoのクレジットチャージ+セブンでnanaco払い

セブンイレブン×nanacoというスタンダードな方法。チャージ可能なクレカが減ってきたところが残念。

2つ目の方法はセブンイレブンの電子マネーである「nanaco」を利用する方法です。セブンイレブンでは収納代行(自動車税)の支払いを「現金、またはnanaco」で行うことができます。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/2295″]

上記記事でも紹介しているようにnanacoにクレジットカードから残高をチャージし、そのnanacoで自動車税を支払えば、実質的にクレジットカード払いができることになります。

nanaco払い自体ではポイントはつかないけど、そのnanacoにチャージをするときにクレジットカードのポイントを貯めることができるので、事実上、クレジットカードポイント分が節約できるというわけです。

Yahoo!公金支払いと違い手数料もかかりませんので純粋にクレジットチャージで貯まるポイント分だけ得をすることができます。

nanacoへのクレジットチャージでポイントが貯まるクレジットカードは一部に限られています。2020年3月以降は、新規の登録はセブンカード・プラスなどセブンアンドアイ系のクレジットカードに限定されています。

それ以前に登録されていた方は、還元率が高めのリクルートカードがお得ですが、これからという方は還元率が0.5%のセブンカード・プラスしかありません。

0.5%相当とはいえ、ポイントが貯まるのはちょっとお得ですね。なお、nanacoは1枚のチャージ上限額は5万円となっています。ただし、複数枚を利用して支払いも可能なので、組み合わせれば5万円以上の自動車税の支払いも可能です。

 

WAON+ミニストップでもクレカチャージ可能

JALマイルをためている方には強み。2020年5月に再開。

コンビニにミニストップでWAON払いが可能です。2019年にWAONは収納代行の支払いを終了していましたが、2020年5月4日より自動車税・軽自動車税の支払い(一部)に対応しました。

セブンイレブンほどの件数がありませんが、電子マネーの「WAON」に以下のようなクレジットカードでチャージ(オートチャージ)すればポイントを貯めることができます。

[bloglink url=”https://money-lifehack.com/creditcard/7423″]

チャージ可能クレジットカード

イオンカードセレクトはオートチャージにしか対応していないので、少し調整が必要になります。JALカード+JMB WAONを使ったチャージ方法は、任意にチャージ可能で、1%相当のJALマイルを貯めることができます。1%分のJALマイルが貯まるというのは結構大きいですね。

JALマイラーの方ならnanacoよりWAONがおすすめです。なお、WAONはチャージ上限が5万円なので、5万円を超える税額の自動車税の支払いはできません。

また、すべての自動車税・軽自動車税に対応しているわけではなく、払込票のバーコード番号(91)に続く6桁の数字が以下のものが対象です。

・548527・548953・548958 ・548972・549084・549770 ・550107・929170・929185 ・929186・929208・929233 ・959919・959982

 

まとめ、少しでもお得に自動車税を支払おう

Yahoo公金支払いはお手軽に利用できますが、手数料がかかることから無駄が多いのでメリットはありません。仮に2%のポイントが付くとしても、手数料をペイするのがやっとという状況になります(自動車税の安い軽自動車などはマイナス)。

そう考えると、ひと手間がかかり面倒ではあるもののnanaco+クレジットカードチャージやWAON+クレジットチャージを使って貯める方法の方がお得と言えるでしょう。

上手に活用して自動車税を節約しましょう。

あと、自動車つながりになりますが、税金と同じように自動車保険も一緒に見直すと効果的ですよ。「自動車保険は面倒くさがらず毎年見直し・比較をして得しよう」でも書いていますが、年1回の見直しを比較サイト経由にすれば、プレゼントがもらえるなどの特典もあるので、ぜひ毎年見直しましょう。

以上、自動車税をクレジットカード払いにして節約する方法を紹介してみました。