ふるさと納税の活用法 PR

ANAマイルを貯めるなら、「ANAのふるさと納税」と「楽天ふるさと納税」のどちらがお得?

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fiteqふるさと納税をすることで特典を提供するポータルサイトも増えてきています。代表格といえるのが、「楽天ふるさと納税」です。こちらはふるさと納税をすることで納税額の1%を還元してくれます。また、お買い物マラソンや「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」などのポイントアップも活用すれば最大で15%ほどの還元率になります。

もうひとつは「ANAのふるさと納税」です。大手航空会社のANAが提供しているふるさと納税で、2016年11月からは寄付金額100円につき1ANAマイルを提供するというように特典を大きく拡充させてくれました。

今回はそんな「楽天ふるさと納税」と「ANAのふるさと納税」についてANAマイラーという視点からどちらがお得かを比較検証していきたいと思います。

そもそもふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、自分が住んでいる自治体以外に寄付をすることで寄付金控除が利用できるという制度です。寄付したお金の大部分は税金が安くなるという形で戻ってくるうえ、多くの自治体は寄付をしてくれた人にお礼の品を送っているので、その差額分がお得になるというシステムです。

たとえば、5万円寄付をした場合は所得にもよりますが48,000円が税還付されます。ということは2000円の自己負担です。そのうえで、寄付をした自治体からお礼の品がもらえます。仮に2万円分のプレゼントがされた場合には実質的には2000円の自己負担で2万円の商品がもらえるということになるわけです。

より詳しくは「ふるさと納税の基本。特産品・特典をもらって得をする仕組み、計算方法」をご参照ください。

 

ふるさと納税のポータルサイト利用での特典

ふるさと納税をするときは多くのケースでポータルサイトを利用します。ふるさと納税の自治体別のお礼の品の情報などを掲載しているサイトです。

・楽天ふるさと納税
・ANAのふるさと納税
・ふるなび
・ふるぽ
など様々なサイトがあります。これらのサイトを利用すればクレジットカードで寄付ができたり、今年の寄付金額を管理したりすることができるなど便利です。

ふるさと納税ポータルサイトを比較。どこでふるさと納税をするのがお得?」でもポータルサイトの比較をより詳しくしていますが、2016年以降のトレンドとしては、ポータルサイトによるポイント還元を行うサイトも登場しました。

それが今回比較する「楽天ふるさと納税」と「ANAのふるさと納税」です。

 

単純な比較だと楽天ふるさと納税が圧倒的に強い

単純に比較すると楽天ふるさと納税の方が圧倒的に強いです。提供されるポイントは楽天スーパーポイント(1ポイント=1円)です。

基本ポイント還元:1~15%
楽天カードで決済:3%
楽天ゴールドカードで決済:4%
楽天モバイル(格安スマホ)利用:1%
スマホアプリで月1回以上購入:1%
お買い物マラソンなどの買い回り:1~9%
野球 or サッカーチームの勝利:1~2%

※楽天カード以外のクレジットカードで決済をした場合は決済したカードのポイントが付与されます。

このようにさまざまなポイントが貯まる要素があり、それぞれを加算して足していくことができます。すべてを加算することはできないにしても10%~15%くらいのポイント還元を狙うのは難しくないでしょう。
フルフルで狙えば20%台も夢ではないはずです。

より詳しい攻略方法については「楽天ふるさと納税のメリット、デメリット。寄付をしてポイント還元が魅力」でも紹介していますが、ポイントは月に1回ほど実施している買い回りイベント(楽天での購入件数に応じてポイント還元率がアップ)や、2016年から開始されたスーパーポイントアッププログラム(楽天カードや楽天モバイル利用、スマホアプリ利用でポイントアップ)の組み合わせでしょう。

参考:楽天スーパーセール、お買い物マラソンで買い物するためのポイントと注意点
参考:楽天市場のスーパーポイントアッププログラムの攻略方法と注意点

 

ANAのふるさと納税はシンプルに100円につき1マイル

一方のANAのふるさと納税は2016年10月までは1件あたり100スカイコインというショボイ内容(失礼)でしたが、2016年11月からは100円の寄付あたり1ANAマイルとかなり頑張った内容に変更してきました。

特典としての魅力度も高いですね。ANAのマイルは「ANAマイルの上手な貯め方や使い方、活用方法や注意点のまとめ」でも紹介したように使い方によっては1円程度~10円以上という使い方もできます。特典航空券でビジネスクラス・ハワイの旅なんかを考えている人にっては高い還元でマイルを貯めることができます。

 

ANAマイルの視点で楽天ふるさと納税とANAのふるさと納税を比較

実は楽天ポイントは200ポイント=100マイルという交換レートで楽天ポイントをANAマイルに交換することができるのです。

 

ANAマイルを貯めることを目的に考えるならどう?

楽天でポイントをANAマイルに交換することができるのは「基本ポイント」部分です。楽天ふるさと納税の場合は、基本的には1%で店舗(自治体)が特別にポイント付与率を高めている場合はそれに従います。
楽天ふるさと納税のランキングでも常に上位にいる「都農町」などはよく10%還元をしています。

200ポイント=100マイルという図式を考えた場合、基本のポイント還元を2%以上にしている自治体があれば、楽天ふるさと納税を利用する方がお得ということになります。

 

まとめて多額の寄付をするならANA?

楽天ふるさと納税は高いポイント還元率が魅力ですが、実は上限があるものがあります。

たとえば、買い回りイベントに関しては10店舗で買い物を知れば(寄付先も1件1店舗カウント)、ポイント還元は10%になりますが、1度のイベントでの上限は1万ポイント付与(10万円購入まで)となります。

他のお店での購入も含めて10万円までなので多額のふるさと納税をする方は上限額を超えてしまう可能性があるわけです。

買い回りイベントは月に1回以上は行われているので、分散させればいいだけですが、一度の寄付で何十万円分もしたいという場合は還元率が低下することになります(それでも基本ポイント+楽手カード分だけでも5%以上にはなりますが……)。

一方のANAのふるさと納税は上限がないので、まとめて多額の寄付をしたいならANAのふるさと納税の方がANAマイルを貯めることだけを考えるなら魅力的かもしれません。

 

とはいえ、全体的に考えたら楽天ふるさと納税の方がどう比較をしても圧倒的に有利になりそうです。どうしてもANAマイルだけがほしい、楽天のポイントなんてもらっても使わないし……

という方でも、すでに楽天ポイント(楽天ポイントカード)は共通ポイントとして、サークルk・サンクスやポプラなどのコンビニ、出光などのガソリンスタンド、洋服のコナカ、フタタ、大丸などでも使えます。使いたくても使えないということはないでしょう。

>>ANAのふるさと納税公式ホームページ

>>楽天ふるさと納税公式ホームページ

 

以上、ANAマイラーとしての視点でANAのふるさと納税と楽天ふるさと納税のどちらがお得なのかを比較検証してみました。