ふるさと納税の活用法 PR

ANAのふるさと納税のメリット、デメリット。ANAマイルが貯まる特典付き

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anafurusato2016年にANA(全日空)が開始したふるさと納税サービスが「ANAのふるさと納税」です。航空会社であるANAがなぜ、ふるさと納税なのか?という疑問もありましたが、地方を結ぶ航空路線をになっているANAだから……という理由のようです。

(追記)
ANAのスカイコインというあまりうれしくない特典付与だったANAのふるさと納税は2016年11月から100円寄付につき1スカイコインを1マイルへと変更してくれました。マイルが貯まることで、ANAのマイルを貯めている方にとってはかなり魅力的になってきましたね!

ANAのふるさと納税とはどういうサービスか?

まず、ふるさと納税って何?というかたは「ふるさと納税の基本。特産品・特典をもらって得をする仕組み、計算方法」で仕組みを細かく説明しているのでご一読ください。

単純に説明すると、「自治体に寄付をすることで、その寄付をした金額の一定額が税額控除という形で戻ってきます。さらに、自治体の多くは寄付者に対して寄付金額に対してお礼を行っているので、その両方を考えると、ほんの少しの負担でお礼の品がもらえる制度」となります。

そして、ANAのふるさと納税というのはANAが提供している、ふるさと納税に関する情報を集めて、サイトを通じて寄付をすることができるWEBサービスです。

ちなみに、こうしたサイトを「ふるさと納税ポータルサイト」と呼びます。ANA以外にも様々な企業が同様のサービスを提供しています。ANAのふるさと納税は2016年スタートということで後発組ですね。

他社のサービスについては「ふるさと納税ポータルサイトを比較。どこでふるさと納税をするのがお得?」でも紹介しています。

 

ANAのふるさと納税を利用するメリット

ふるさと納税は「自治体レベル」で運用されています。ANAのふるさと納税のようなポータルサイトは自治体と提携して、複数の自治体の情報をまとめて掲載しています。そのため、一つ一つの自治体のHPを確認するといった作業が不要になります。

また、ANAのふるさと納税では同サイトを通じて寄付をした場合に、1寄付先あたり100スカイコイン(100円相当)をプレゼントするという企画も実施しています。

2016年11月からはANAスカイコインの提供からANAマイルへの提供に変更となりました。100円の寄付あたり1マイルとこれまでと比較して大幅に拡充しています!

(参考:ANAスカイコインの活用術。お得な交換方法や使い道、有効期限などのまとめ

 

ANAのふるさと納税の問題点

これまでの問題点としては100スカイコインという半端な特典から100円二つき1ANAマイルと還元率が大幅にアップしてデメリットは小さくなりました。

 

自治体の数が少なくオリジナリティが薄い

後発ということもありますが、ANAのふるさと納税を通じて寄付可能な自治体の数が少ないですが今後の期待したいところです。

しかも、後発サイトということもあってか、ANAのふるさと納税に掲載している自治体は「さとふる」や「楽天ふるさと納税」「ふるなび」などの先行しているふるさと納税ポータルサイトにも掲載されているようなところが多いのが気になります。

 

100スカイコインプレゼントが微妙にしょぼい→改善!

100円につき1ANAマイルに改善されました。マイルの活用方法は「ANAマイルの上手な貯め方や使い方、活用方法や注意点のまとめ」もご参照ください。

マイルの価値は1マイルあたり2円~10円以上。特に海外旅行に行く方でビジネスクラスやファーストクラスの座席をマイルで予約するとかなりお得です。このあたりは「飛行機のファーストクラスに乗りたいならお金を払うよりもマイルを貯めたほうが断然お得」でも紹介しています。

飛行機によく乗るという方はかなり活用できそうです。

 

楽天ふるさと納税との比較

ふるさと納税のポータルサイトにはこうしたバックに力を入れている「楽天ふるさと納税」などがあります。こちらだと状況にもよりますが10%以上のポイントバックが可能です。仮に1万円だと1000円相当の楽天ポイントとして還元されます。

ちなみに楽天ポイントは2ポイント→1ANAマイルに交換可能です。1000円相当の楽天ポイントを貯めたら、500ANAマイルにできるわけです。

1万円の寄付で約500ANAマイルが貯まるわけで、ANAのふるさと納税の1万円の寄付で100ANAマイルと比べても楽天ふるさと納税に優位性があります。

(追記)楽天ふるさと納税のポイントアップ分でもらえるポイントは「期間限定ポイント」なので、こちらの分はマイルに交換できません。ANAのマイルに交換できる分は基本ポイント分の1%分だけでした。失礼しました。

楽天ふるさと納税については「楽天ふるさと納税のメリット、デメリット。寄付をしてポイント還元が魅力」で詳しくまとめています。

また、ANAマイルを貯めるというところに注目して「ANAマイルを貯めるなら、「ANAのふるさと納税」と「楽天ふるさと納税」のどちらがお得?」という記事もまとめてみました。

 

ANAのふるさと納税に期待すること

ANA限定のふるさと納税などの返礼品も登場しています。こうしたものがもっと増えたり、JTBのふるぽのように「旅行×ふるさと納税」のような独自性を出した取り組みをしてもらいたいと思います。

航空券をフックにしたような、ふるさと納税の返礼品がでてきたり、ポイントプログラムの中でも特人気の高い「ANAマイル(マイレージ)」と組み合わせたような企画がでてくれば、他のふるさと納税ポータルサイトと比較しても強みが出てくるのではないかと思います。