FX取引やCFD取引といった投資商品を展開してきた、DMM.com証券がついに、国内株式取引サービスを開始しました。サービス名称は『DMM 株』です。
ネット証券業界の中でも屈指の手数料の安さを実現しており、現物株取引、信用取引ともにコスト重視派の投資家におすすめできる証券会社となっています。パソコンでの取引はもちろん、スマートフォンでも株売買ができるアプリも用意しています。
今回はそんな手数料格安ネット証券となるDMM 株(DMM.com証券)のメリット、デメリットやサービスの特長などについてまとめていきます。
なお、口座開設を完了すると最大2か月間取引手数料が無料になります。
DMM 株に対する総合的な評価と評判
DMM 株は、取引コストにおいて特筆したレベルのサービスを提供しているネット証券です。
- 株の売買手数料
- 信用取引手数料
- 信用金利
などの取引コストを極限まで引き下げています。ネット証券としては『SBIネオトレード証券』に近いコスト体系となっており、全体的にSBIネオトレード証券よりもローコストになっています。
ネット証券の中でも最低水準の手数料はやはり魅力
DMM 株の最大の強みといえるのはやはり取引コスト(手数料)です。以下は、国内株の現物取引の取引コストを大手ネット証券とSBIネオトレード証券、DMM 株とで比較したものです。
証券会社 | 株式売買手数料 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
10万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | |
SBI証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 487円 | 921円 | 921円 |
楽天証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 487円 | 921円 | 921円 |
auカブコム証券 | 90円 | 180円 | 250円 | 990円 | 1890円 | 2790円 |
SBIネオトレード証券 | 80円 | 97円 | 180円 | 340円 | 600円 | 600円 |
DMM 株 | 80円 | 96円 | 180円 | 340円 | 600円 | 600円 |
※消費税税別となっております。
※2018年3月6日現在
手数料水準としては業界最低水準だったSBIネオトレード証券を意識した水準となっており、わずかではあるもののSBIネオトレード証券以下の手数料体系になっています。
また、信用取引のコストも安い上、信用取引の買い金利は2.1%、売りの貸株料は1.1%とこちらも業界最低水準です。信用金利は信用取引における重要なコストですので、これが安いのもナイスです。
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さらに、手数料の1%のDMM株ポイントが貯まる
DMM株で株取引を行うと、売買手数料の1%がDMM株ポイントとして貯まります。1000ポイント以上で1ポイント=1円としてキャッシュバックしてもらえます。
つまり、実質的に、上記の最低水準の手数料がさらに1%分安いということになります。
トレードツールも充実、パソコン、スマホアプリのどちらも用意
DMM株は手数料が安いというだけでなく、トレードツールもしっかりとしたものを提供しています。この辺りはかなりこなれている感じがします。
スマホ株アプリ『DMM株 スマホアプリ』
株価のチェックから注文まで可能なアプリです。個人的に秀逸だと感じたのが、“かんたんモード”と“ノーマルモード”の二つが用意されていることです。
操作性とわかりやすさを重視した、かんたんモードでは、細かい情報は表示されませんが、直観的に操作したりほしい情報を手に入れやすいです。簡単な情報収集目的や初心者の方向けです。
一方のノーマルモードでは、トレーダー向けに必要な情報が提供されており、板から直接発注が可能といったようにスピーディーなトレードにも向いています。
登録した情報はPC用のトレードツールとも連動できるのは便利です。
PC版トレードツールは2種類用意
- DMM株 STANDARD
- DMM株 PRO
どちらも無料で利用できます。スタンダードはいわゆる、ブラウザ型でWEBブラウザで直接利用できるサービスです。プロはパソコンに専用ソフトをインストールするタイプとなっており、より高度な操作や取引が可能になっています。
もちろん、投資家保護の仕組みもあります
DMM株はDMM.com証券による株式投資サービスであり、れっきとした証券会社です。
証券会社は自己の資産の投資家の資産を分別管理する義務を負っています。そのため、DMM.com証券が破たんするなどした場合でも投資家の資金は保護されます。
また、さらに日本投資者保護基金の対象となっており、万が一DMM.com証券が法令違反を行って顧客資産を毀損した場合でも基金によって保護されるという二重のセーフティーネットがあります。
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2019年12月からは米国株取引手数料が無料化
2019年12月9日からはDMM株は米国株の取引手数料を無料化しています。米国株取引を扱う、他のネット証券では0.45%(税別)の手数料がかかっていることを考えると、これは素晴らしいことです。米国株を小額からでも投資できる環境が整ったといえるでしょう。
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DMM株のデメリット
DMM株のデメリット、弱みといえる点は“総合ネット証券ではない”という事です。
取り扱い商品が少ないという事です。
といったような投資商品は2018年3月現在では取り扱いがありません。こうした投資商品を利用したいという方は、いわゆる総合型と呼ばれるネット証券の方が使い勝手がよいでしょう。
などが代表的ですね。ある意味で株やETFなどの個別株式の売買に現状では特化している形となっています。言い換えれば、自分は株専門という方にとってはDMM株は非常にメリットのあるネット証券といえます。
DMM株の口座開設から取引までの流れ
口座開設は簡単です。以下の公式ホームページからネットのみで簡単に口座を作ることができます。
必要なものは以下の2つだけです。
- 本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)
- マイナンバーカード以外を本人確認書類とする場合はマイナンバー通知カード
なお、証券会社の新規口座開設は2016年1月よりマイナンバーが必須となっています(全証券会社共通)。
なお、確認書類はスマートフォンからの直接のアップロードまたはEメール(添付)が便利です。一応、旧来方式の書面(コピー)の郵送による提出もできますが、面倒です。スマホカメラ等でカードを撮影するだけでOKです。
まとめ。株トレーダー向けのネット証券
DMM株は、国内株を中心にトレードをする投資家の方にはおすすめできるネット証券となっています。現物株、信用取引ともに業界屈指の低コストで株取引が可能になります。
なお、口座開設を完了すると最大2か月間取引手数料が無料になります。
以上、DMM 株の特徴と評判(DMM.com証券)についてまとめてみました。
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