おすすめ記事

当ブログのおすすめ記事を紹介します。

クレジットカードのポイントや航空会社のマイルの相続。ポイント長者がしておくべき対策

2018/05/17最終更新   ポイントサービス 終活・生前整理

様々な企業が発行しているポイントプログラムや航空会社のマイレージ(マイル)なども個人単位でみれば立派な資産といえるほどの金額規模になってきています。

クレジットカードのポイント、家電量販店のポイント、航空会社のマイルなどを数万円相当、数十万円相当、人によっては百万円単位で貯めていらっしゃる方も少なくないでしょう。

そんなポイント、貯めすぎて大丈夫ですか?万が一の時、実は多くのポイントは失効してしまうような規約になっていることが多いのです。

スポンサーリンク

そもそもポイントやマイルは相続財産なの?

まず、そもそも論としてクレジットカードや共通ポイントカードのポイント、航空会社のマイルなどは「相続財産」にあたるのでしょうか。

本質的なところは、それぞれの会社が定めているポイントの規約などによっても変わるところでしょうが、一般論としては相続財産には含めないという考えでよいでしょう。

諸事情等によって莫大なポイントがあるような場合は、税理士などの専門家にご確認いただくようお願いします。

なお、後述しますが、クレジットカードのポイントは私が規約を確認したカード会社はすべて「会員本人が死亡=失効」としているため、そもそも相続自体ができません。

 

クレジットカードのポイントは会員死亡=失効

クレジットカード各社のポイントの会員死亡と相続の可否について調べてみました。カード会員が亡くなってしまった場合は、権利喪失となるようです。

本カード会員が亡くなったら、家族カード会員がいても家族カードも解約となってしまうのでそのあたりも一緒に注意が必要になりますね。

会員が死亡したときのポイントの扱い
JCB
OkiDokiポイント
ポイントの付与、ポイントの特典との交換、その他Oki Dokiポ イントプログラムのサービスを受けるすべての権利を喪失します
アメリカンエキスプレス
メンバーシップ・リワード
当該カードについて累積したポイントはその時点において失効するものとします。
セゾンカード
永久不滅ポイント
本人会員は保有するポイント並びに商品との交換及び合算に関する一切の資格を喪失するものとします
イオンカード
(ときめきポイント)
解約時に同時に時にポイントも失効

クレジットカードの場合は、年会費や支払などの問題などもあるので、すぐに解約をするという人もいらっしゃるかもしれませんが、すぐに解約するとポイントも失効……なんてことになる可能性がありますね。

気をつけましょう。

 

共通ポイントカードのポイント

続いては共通ポイントカードのポイントです。

こちらはTポイントに関しては相続できないようですが、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイントに関しては家族間でのポイントを移行したり、共有ができるので、万が一の場合も大丈夫なケースもあります。

Tポイントカードはダメってことになりますが、クレジット一体型でもない限りは死亡の連絡をあえてする必要はないと思うので、近くのTポイント加盟店で「ポイント消費」でお買い物ををして使い切ってしまいましょう。

会員が死亡したときのポイントの扱い
Tポイント 会員の地位は相続されないものとします。
楽天ポイント 家族でポイントおまとめサービスで家族会員間でポイントを移行することができます。
Pontaポイント 家族間でポイントをまとめる(共有)ができます。
dポイント 家族間でポイントをまとめる(共有)ができます。

 

航空会社のマイル・マイレージ

航空会社のマイルについてはこれまでもポイントと違って、規約上で「相続」についての項目が用意されています。

会員が死亡したときのマイルの相続
ANAマイル 会員が死亡した場合、法定相続人は会員が取得していたマイルの譲渡を受けることができます。その際、要求者は、会員本人の死亡証明書と裁判所命令等、故人である会員の口座に残っているマイルの相続権を有することを確かに証明する書類を死亡後6ヵ月以内に提示する必要があります。相続の申し出が期間内になされない場合は、当該会員の積算マイルはすべて取り消されます。
(ANAマイレージクラブ会員規約 30条)
JALマイル 積算されたマイルを会員間で共有、合算および譲渡することはできません。ただしJALFCおよびJALカード家族プログラム登録会員は、そのプログラムの特典として、特典の引き換え時に限り、登録している家族会員間で積算マイルを合算することができます。また会員が死亡した際、法定相続人は所定の手続きにより会員のマイル口座に残る有効なマイルを相続することが可能です。
(JALマイレージバンク規約 14条)

規約を引用しています。

ANAの場合は死亡証明書と関係を示す戸籍謄本くらいあればいいってことでしょうか。ちょっと複雑な場合は、遺産分割協議書あたりに、「ANAマイルは○○がすべて相続する」くらい書いておけばよいでしょう。
相続権を有していればOKなので、幅広くマイルを相続できます。

JALの場合は、少し縛りがあります。JAL家族カード(クレジットカード)ないしは、JALファミリークラブに登録している必要があります。あとは同じですね。

なお、ANA、JALといった日系航空会社は相続OKですが、米系の航空会社はダメってところが多いみたいです。

 

ポイント長者、マイル長者がやっておくべき対策

各種ポイントやマイルについてはマイルは相続できるものの、他のポイントは難しいものが多いのも現実です。

数万単位でポイントやマイルを貯めているポイント長者の方は、自分の万が一に備えてどんな対策を取っておくべきでしょうか。

 

家族にポイントやマイルを貯めていることを伝えておく

あえて、何十万マイル貯めているんだよーといったことまで伝える必要はないでしょうが、ポイントやマイルを貯めていてそれなりの残高があるということはご家族に伝えておくべきでしょう。

また、最近ではオンライン(WEB上)やアプリで管理されているポイントも多いはずなので、ノートなどわかりやすいところに、ログイン情報を記録しておくとよいでしょう。

大袈裟と思われるかもしれませんが、エンディングノートと呼ばれるようなノートを書いておくのもよいでしょう。ポイント以外にも銀行、証券、保険といったような情報も記録できます。

個人的には30代でも40代でも家族がいるならポイント管理を含め、エンディングノートは書いておくべきだと思っています。

エンディングノートの書き方と書くべき項目・例文の紹介
2018-05-08 17:25
終活や生前整理の一環としてまず第一に勧められることが多いのが“エンディングノート”です。あなた(自分)に関する様々な情報をわかりやすくまとめるためのノートで、自分自身の備忘録として
リンク

 

無意味にポイントのままにしておくのはリスクもある

ポイント長者、マイル長者の中には、ポイントやマイルを貯めること自体が目的になっている方も多数いらっしゃるようにお見受けします。

別にそれを悪いとは言いませんが、“万が一”の場合にはあなたの死亡によって失効となってしまうリスクもあるわけです。

さらに言えば、ポイントやマイルというのは保全されているものではありません。結果的にJALマイルについてはJAL破たん時も残りましたが、JALが一度破綻したとき、マイル全部無効といわれるような可能性だってあるわけです。

ポイントの中には小さな会社が運営しているようなものも少なくありません。目的があるならいいですが、特に目的もないけどポイントだけやたら貯まっているという場合は、用途があるならさっさと消費するほうが健全かもしれません。

 

本人の死後、失効される前にポイントを使っていい?

たとえば、クレジットカード会社などはカード会員が死亡したらポイントは失効するとしています。

なので、カード会社にカードの解約(本人の死亡)を知らせる前に、ポイントを使ってしまうというのは有効なのでしょうか?

いいか、悪いか?といわれたら悪いとしか言えませんが、実際に使ってしまったとしても、大問題にはならないと思います。

ただし、相続放棄をしているような場合、まとまった故人のポイント消費は単純承認行為として相続放棄が無効となってしまうようなリスクもあります。ご心配であれば弁護士などの専門家にアドバイスを求めることをお勧めします。

 

以上、クレジットカードのポイントや航空会社のマイルの相続とポイントを失効させないためのコツを紹介しました。

スポンサーリンク

タイアップキャンペーン


おすすめ特集
iDeco比較 確定拠出年金 IPO狙いで証券会社を選ぶポイントとおすすめネット証券

フォローする

お気軽にフォローしてください

PAGE TOP