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ANAカード nimocaが登場。マイル交換レートが高く、ANAマイラー必携のクレジットカードになるか?
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ANAカード(VISA)に新しい仲間が加わりました。ANA nimoca(ANA VISA nimocaカード)です。
nimoca?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは福岡を地盤とする西日本鉄道(西鉄)が発行している交通系ICカードです。福岡か、関係ないや。と思っていらっしゃる方もいるかと思いますが、ANAのマイルを貯めている方にとってはもしかしたら必携となるかもしれないカードです。
理由はnimocaポイントとANAマイルの交換レートの高さです。
ANA nimocaの基本スペック
ANA nimocaはVISAブランドのANAカードで、一般カード相当のクレジットカードにあたります。
年会費 | 初年度無料 2,000円(税別) ※マイペイすリボを登録すれば751円(税別) |
---|---|
カードブランド | VISA |
ポイント還元率 | 1000円あたり1ポイント |
たまるポイント | ワールドプレゼント |
ポイントの使い道 | ANAマイルとの交換など |
ポイント有効期限 | 2年間 |
特典1 | フライトボーナス10% |
特典2 | カード継続で1000マイル |
ANAカードとしては標準的なスペックです。三井住友カード発行なので、マイペイすリボ登録の特典があり、登録するだけで年会費が751円+税に割引できます。ちなみに、リボの上限額を上げておけばリボ払いとせずに決済も可能です。
年会費の割引+継続ボーナスで死蔵カードとしても価値あり
カード継続で1000マイルもらえることを考えると、年会費(751円)ならかなり割安なANAカードといえるでしょう。
ANAマイルは少なく見積もっても1.5円以上の価値はあります。
年会費751円(税別)を払えば、1000マイルがもらえるというように考えると、払った年会費の倍近い価値のマイルがもらえるわけです。たとえカードを決済に使わずに死蔵させたとしても価値がありそうです。
※最低年に1回はカード決済をする必要があります。
福岡の交通系ICカードのnimocaが付帯
ANA nimoca(ANA VISA nimocaカード)には福岡の交通系ICカードのnimocaが付帯しています。
ちなみに、福岡には3種類の交通系ICがあり、その中ではnimocaがもっとも利用されているICカードとなります。交通系ICカードは相互連携しているので、Suicaのエリアでももちろん利用可能です。
ただ、ポイントなどを考えた場合、交通系ICカードとしてはそれぞれのエリアの物を使ったほうがお得です。関東や関西の方がわざわざnimocaを使うメリットはないです。
最大の特徴はnimocaポイントとANAマイルの交換
このANA nimoca(ANA VISA nimocaカード)の最大の特典というのがnimocaポイントのANAマイルへの交換です。
nimocaポイントというのはANA nimocaの利用ではなく、nimocaを使って西鉄の電車やバスへの搭乗や電子マネーとしてのお買い物でたまるポイントとなっています。
10ニモカポイント→7ANAマイル
上記のとおり70%の交換レートとなっており、他のポイントプログラムと比較すると交換レートは高いです。
ポイント交換でnimocaポイント→ANAマイル
ポイント交換でANAマイルを貯める方法としては、有名なソラチカルートというものがありましたが、こちらは2018年3月末で終了となります。その代替ルートとしての大本命がこのnimocaルートです。
ニモカポイントを使った交換レートは旧ソラチカ(90%)ほどではないにしても70%というのはかなり高い水準となっています。月間の移動上限がないというのは魅力的です。
ポイント交換サイトのGポイントに対応
ちなみにnimocaポイントと交換できるポイントにはGポイントというポイント交換サイトがあります。
Gポイントに交換できるポイントは以下のようにたくさんあるので、貯めているポイント→Gポイント→nimocaポイント→ANAマイルという順で交換できます。
- ライフカード(LIFEサンクスプレゼント)
- 三井住友カード(ワールドプレゼント)
- ポケットカード(ポケット・ポイント)
- セディナカード(わくわくポイント)
- JRキューポ
- パナソニックポイント
- マツモトキヨシポイント
- セシールポイント
- ナチュラムポイント
- マクロミル
こちらのルートなら1000円相当のポイントを700ANAマイルに交換できます。ANAマイラーに人気の“ソラチカルート”ならぬ“ニモカルート”と呼べそうなマイル交換術になりそうですね。
SFCやANA上級会員はポイント交換に大きなメリット
ちなみに、このニモカルートはSFC(スーパーフライヤーズカード)の保有者の方やANA上級会員の方なら、ポイント交換でポイントの価値を増やせます。
ANAマイルはポイント交換の一環で“ANAスカイコイン”と交換できます。スカイコインは1コイン=1円としてANAの搭乗以外にもツアーなどで利用できます。
マイル→スカイコインの交換レートは会員ステータスによって異なり5万マイルを一度に交換したときのレートは以下のとおりです。
- SFC会員(1.6倍)
- ANA上級会員(1.7倍)
勘のいい方はお気づきかもしれませんが、ポイント→マイル→スカイコインと交換することで交換元のポイント価値よりもスカイコインの価値を高めることができます。
- SFC会員:0.7×1.6=1.12(12%増)
- ANA上級会員:0.7×1.7=1.19(19%増)
交換したポイントはANAスカイコインというANAでしか使えない電子マネーになるわけですが、SFC会員の方や上級会員の方は、それなりの頻度でANAの飛行機やツアーを使っていると思うので、最大で20%近くポイントの価値が増えるというのはかなりうれしいことではないでしょうか。
最大のデメリット。ニモカルートのポイント交換は専用機でしかできない
と、ANAマイラーの方にとっては、高評価となりそうなカードなのですが一点問題があります。それはnimocaポイントの交換は専用機じゃないとできないということです。
- 福岡県内は多数
- 大分県(大分市内や別府市)
- 熊本県(熊本市内)
- 宮崎県(宮崎市内)
- 北海道(札幌市、函館市)
福岡には多数の交換機があるので、福岡県民の方なら余裕で使えそうです。大分、宮崎、熊本も限られますが交換可能です。
北海道にも対応しているのはよくわかりませんが、これらの方も使えそうです。
いまなら誕生キャンペーンも実施中
こちらのカードは誕生したばかりという事で入会キャンペーンもやっています。
- 入会プレゼント
- 搭乗プレゼント
- 利用プレゼント
の3段階です。条件は簡単で、最大7000マイルがもらえます。初年度は無料な上、翌年も年会費は実質1,000円未満なのに1000マイルもらえるのでANAマイラーの方なら正直、死蔵したとしても価値があるカードです。
執筆者・監修者:ふかちゃん
元証券マン。2004年より個人の金融リテラシー底上げのために投資、節約、キャッシュレス、ポイントなどの活用に関する情報を15年以上にわたり発信するマネー専門家です。
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