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マイペイすリボの利用で年会費の割引&ポイント2倍にするテクニック(三井住友カード)

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mypaceribo正直言って誰にでも推奨できるテクニックというわけではないということをまずは断っておきます。マイペイすリボは、大手カード会社である三井住友カードが提供している自動リボ払いサービスの名称です。

私のリボ払いに対するスタンスは「実は危険なリボ払い」でも紹介している通りで利用するべきではないというのが前提です。ただし、仕組みを理解して上手に特典だけをゲットできるというのであればその限りではありません。今回はそんなマイペイすリボを利用した特典活用テクニックの紹介です。

年会費を無料(または割引)とする方法と、同カードのワールドプレゼント(ポイント)を2倍にするという2つの特典がります。

なお、2020年2月にルールが一部改正されておりますので、それ以前の情報でマイペイすリボを利用して方は注意してください。

マイペイすリボの利用特典は2つ

マイペイすリボの利用特典は2つあります。一つは「年会費の無料化・割引サービス」、もう一つは「リボ払い利用時のポイント2倍キャンペーン」です。

どちらも作業が必要になってくるので、少し面倒なところがあります。ただし、三井住友カードをメインカードにしているのであればぜひとも活用したいキャンペーンだといえるでしょう。

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マイペイすリボで年会費の無料化・割引サービス

マイペイすリボの利用登録をすることで年会費が割引または無料になります。なお、WEB明細サービスを利用することでさらに割引がアップします。

 

プロパーカードの年会費割引

たとえば、三井住友VISAカードの代表的なプロパーカードの年会費は下記のようになります。年会費はすべて「税別」となっております。
ちなみに三井住友カードでは、WEB明細割引、マイペイすリボ割引、年間利用額に応じた割引の3つの割引がありますので併記いたします。

カード名名称 WEB明細利用 マイペイすリボ登録 年間利用金額
100万円以上/300万円以上
三井住友VISAデビュープラスカード なし なし なし
三井住友VISAクラシックカード 500円割引 1250円割引
(年会費実質無料)
625円割引/1250円割引
三井住友VISAクラシックカードA 500円割引 1500円割引
(年会費実質無料)
750円割引/1500円割引
三井住友VISAアミティエカード 500円割引 1250円割引
(年会費実質無料)
625円割引/1250円割引
三井住友VISAエグゼクティブカード 500円割引 1500円割引 750円割引/1500円割引
三井住友VISAプライムゴールドカード 1000円割引 2500円割引 1000円割引/2500円割引
三井住友VISAゴールドカード 1000円割引 5000円割引 2000円割引/5000円割引
三井住友VISAプラチナカード 1000円割引 なし なし

かなりの割引率になるとことがわかるかと思います。ゴールドカードになると年会費が6000円も割引になるわけです。実質的な負担はゼロです。

 

ANAカード VISA / MasterCardの年会費割引

また、三井住友カードはANAカードの発行も行っており、各種ANAカードの年会費も下記のように割引となります(ワイドゴールドカードはWEB明細サービスの利用も必要)。

ANAカードはVISA、MasterCard(三井住友カード)以外にもJCBやアメリカンエキスプレス、ダイナースクラブなどから発行されていますが、年会費の割引が利用できるのは三井住友カードとJCBだけです。

ANAカードは持ちたいけど年会費を節約したいならVISAブランドまたはMasterCardブランドがお得です。

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  • ANA VISA Suicaカード:2,000円→751円
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード:2,000円→751円
  • ANA VISA nimocaカード:2,000円→751円
  • ANA 一般カード:2,000円→1,025円
  • ANAワイドカード:7,250円→6,275円
  • ANAワイドゴールドカード:14,000円→9,500円

以上のようになります。ANA VISA Suica、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード、ANA VISA nimocaカードは年会費割引で751円+税にまで割引きできます。

これで1000マイル(毎年)がもらえるわけですから、マイルの価値を考えても“保有だけでお得なANAカード”になりますね

>>ANA VISA /MasterCard公式ホームページ

※ちなみにANAカードは各ブランドで1枚だけ発行できます。ANA VISA SuicaとANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの二枚持ちは可能ですが、ANA VISA SuicaとANA VISA nimocaカードの二枚持ちはできません。

この他にも「ヤハマFC VISAカード」「阪急百貨店ペルソナ」「STACIA PiTaPa VISAカード」「新AOYAMA VISAカード」「KIP VISAカード」「JNB VISAカード」「マツダm’x/m’z PLUSカード」なども同様の割引サービスがあります。

 

マイペイすリボで年会費を無料にする方法

手続きは簡単です。
三井住友カードを作るとVpassというカード会員専用の管理サイトにログインできるようになります。

まずは、サイト上であなたのカードの利用可能金額をチェックしてください。
その後で、「お支払について」→「リボ払い&分割払い」→「マイ・ペイすリボ」→「マイ・ペイすリボのお支払コース変更お申込み」の順にクリックしていきます。
最後に、元金定額コースのところに「○○」万円と空欄になっているところがあるので、そこに先ほど確認した利用可能金額の金額を入力します。これだけです。

 

2020年2月以降は「手数料発生」が必須に

これまでマイペイすリボの設定をしておけばOKでリボ手数料が無料であったとしても問題ありませんでした。

ただし、2020年2月以降は、「マイペイすリボの設定+年1回以上のリボ手数料の発生」が必要となります。その為、同じ技を利用するのであれば年に1回、リボ残高を作った状態にしておく必要があります。

会員サイト上でマイペイすリボの支払額を変更する感じです。これを利用するのであれば後述するリボ利用時のポイント2倍キャンペーンも併用していきましょう。

 

リボ払い利用時のポイント2倍キャンペーン

こちらは、上級者向けですし、すこし手続きが面倒です。

三井住友カードでは「マイペイすリボを設定しリボ払いをして金利(手数料)が発生した場合には、その月のポイントが2倍になる」と言うキャンペーンを行っています。

ミソとなるのは「金利(手数料)」が発生した場合という条件ですね。上記の年会費無料のテクニックを利用した場合は、金利(手数料)は1円も発生しないため、年会費は無料になりますが、ポイントはそのままになります。

というわけで、年会費割引(無料)+ポイント2倍にするにはもう少し工夫が必要になります。

 

金利(手数料)をほんのちょっとだけ発生させるように残高を調整する

手数料は1円でもいいわけです。このしくみを利用してポイントを2倍にします。

どうするか?というと、毎月の利用金額が確定した段階で、臨時増額返済という手続きをしてその月の支払い金額の大部分を事実上の一括払いとするけど、ちょっとだけ残高を残しておくというものです。

 

具体例(15万円のお買い物をした場合)

今月に15万円のクレジットカードで買い物をして、マイペイすリボの支払金額として2万円を設定しているとしましょう。このままですと、翌月の支払は2万円で13万円分がリボ残高となり、13万円に対して15%(年率)の手数料がかかります。

そこで、VPass上で臨時増額申し込みを行います。

細かい計算は省略しますが、確実に手数料を発生させるためには1000円残高があればOKです。そこで、12万9千円を臨時増額返済手続きします。

すると、翌月の支払は合計149,000円となり、1,000円のリボ払い残高として残ります。こうすれば数円程度の手数料が発生することになるので、見事数円の自己負担で15万円の利用に対してのポイントが2倍になります。

 

Vpass上での臨時増額返済のやり方

  1. Vpassログイン
  2. 「リボ払い&キャッシング」を選択
  3. 「リボ払い毎月お支払金額変更」
  4. 「増額を申し込む」

から手続きをすることができます。なお期限は毎月の引き落とし日や引き落とし先に設定している金融機関によって異なります。

 

毎月の手続きが必ず必要になるのでちょっと面倒

この方法のデメリットは、最初の年会費無料(割引)テクニックと違って、カード利用があれば「毎月」手続きをする必要があるということです。手続き自体はVpass上から可能なので、そんなに手間暇がかかるわけではありませんが、それでも毎月忘れずに処理するというのはちょっと面倒です。

口座引き落としに合わせて処理するのが便利です。

三井住友カードの場合10日払い、26日払いのいずれかを選択しているはずです。10日払いの場合は前月末が締め日。26日払いの場合は当月15日が締め日となっておりますので、締め日の翌日以降に「増額返済」の手続きをしてください。

参考:クレジットカード会社各社の締め日と支払日(口座振替日)

ポイントの為ならこのくらいの手間は惜しまないよ、と言う人向けのお話になりますね。逆に、こうした手続きを面倒だと思ってしまう方や忘れやすいという方にもおすすめできません。

忘れてしまって高額なリボ手数料(年率15%)を払うのは馬鹿らしいですからね。自動リボにしていることを忘れて買い物をし続けたら大変なことになりますよ。

この辺りについては「知らないうちに借金?自動リボ払いにご注意」でも記事にしています。

利用金額が少ない方はポイントが2倍になってもさほど得ができるわけではないので、手間と忘れたリスクを考えるとここまでしなくてもいいかもしれません。

 

三井住友カードのヘビーユーザーなら圧倒的にお得

この方法は少し面倒ではあるものの三井住友カードのポイント還元率を劇的にアップできるという方法でもあります。

通常の三井住友カードのポイント還元率は0.5%程度ですが、この方法で約1%にまでアップすることができます。さらに、年間の利用額が100万円を超えるならの別途ステージボーナスももらえるので還元率はさらにアップします。

 

ANA VISAカードならマイル還元率No1のカードを目指せる

特にANAのマイルをお買い物で貯めたいという方はANAカード(VISA)は三井住友カードが発行しているため、この方法を使ってポイント還元率(マイル還元率)を大幅にアップさせることもできます。

特にお得なのがANA VISAワイドゴールドカードです。
ANAカードのゴールドカードになるわけですが、年会費の割引(14,000円→9,500円)に加え、ポイント2倍テクニックも使えば、マイル還元率を1.5%ほどにまで高めることも可能になります。

通常のANAカードは年会費割引はありませんし、マイル還元率も1.0%程度ということを考えるとかなりお得です。

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お買い物でANAのマイルをためるならANA VISAワイドゴールドカードが事実上最もコスパの良いカードになると思います。

ANA VISAカード公式ホームページ

 

以上、マイペイすリボの利用で年会費の割引&ポイント2倍にするテクニックと注意点について紹介しました。